「中学受験勉強は4年生からスタート!」──それ、本当に必要ですか?
中学受験と聞いて、多くの方がまず思い浮かべるのは「新4年生(3年生)の2月から通塾スタート」という“お決まりのコース”。
塾も受験業界も、当然のようにそう勧めてきます。
けれども、それは本当に“常識”なのでしょうか?
本当に、4年生から通わなければ、間に合わないのでしょうか?
実は、4年生から始めても、5年生から始めても、入試本番の合否にはほとんど差はありません。
その理由は明確です。
多くの進学塾では、「螺旋階段型カリキュラム」を採用しているからです。
どの単元も少しずつ進めていくので、大きな差になっていないというわけです。
📘 上位クラスを例にして、現実を見てみましょう
上位のクラスでは、4年生から塾に通っていた子たちは、5年生の授業で「これ、知ってる!」と胸を張るかもしれません。
また、塾の先生も「これくらいはもう分かってるよね?」という前提で話を進めるため、新しく入った子にとっては、少し気後れする場面もあるかもしれません。
でも、実際のところ、そうした差は、4年生のうちに“余裕をもって身につけられる範囲”の内容に過ぎません。
つまり、学習内容としての差は、ほんの初歩的な部分。
短期間で十分に追いつけるレベルなのです。
とはいえ、「追いついている間にも、先に進んだ子たちはさらに難しい問題に取り組んでいるんじゃないか?」「だから永遠に追いつけないのでは?」
そんなふうに感じる方もいるかもしれません。
でも、ご安心ください。
先に学んでいた子たちも、5年生になって扱う“応用問題”をすぐに吸収できるわけではありません。
多くの子が、その高い壁にぶつかりながら、必死に努力しているのが実情です。
つまり、先行していたからといって、そのまま先へ先へと突き進んでいけるわけではないのです。
その間に、後からスタートした子たちが、しっかり力をつけて、じわじわと追いついていく──
そんな場面は、実際に現場でもよく見られます。
🧠 一方、中堅クラス以下の現実を見ていくと
- 4年生から塾に通っていたものの、内容の定着が不十分
- テスト対策に追われ、「理解」より「暗記」で乗り切ってきた
- 書き方や思考の流れを自分のものにできないまま、5年生に進級
こんなケースが本当に多く見られます。
そのため、5年生の授業は「ゼロからの再出発」になっている子が大半です。
実際、塾の職員室ではこんな会話が日常的に交わされています。
新人講師「これ、4年生でやってますよね? どこから扱えば良いんですか?」
ベテラン講師「うん、やったことないと思って、1からやって!」
つまり、“4年生でやった”ことになっていても、実際には身についていない。
だから5年生の授業では、教える側も「初めての前提」で進めているのです。
5年生から新しく受験勉強を始める子は、「自分だけ、まだやっていない単元」ではなく、「誰もちゃんと定着していない単元」を、周囲の子たちと一緒に学んでいくことになります。
このように、最初から“横一線”でのスタートラインに立つ場面は、意外と多いのです。
🚦 結論:「塾の流れ」に乗るなら4年スタート、「別の道」で進めるなら5年スタートが理にかなっている
4年生からの通塾は、負担も費用も大きいわりに、得られる成果がそれほど大きくありません。
その理由は、ここまでお読みいただいたとおりです。
ですが、「じゃあ、塾に行かないで、どうすればいいの?」という声も当然あるはずです。
たとえば、こんな塾があったとします。
- オリジナルのカリキュラムと教材で、5年生からスタートできる
- 学力別にしっかり設計されていて、無理もムダもない
- テスト対策の“覚えるだけの算数”を排除している
そんな塾であれば、たしかにその塾で5年スタートでも問題ないかもしれません。
でも、現実にはそのような塾は存在しないと思います。
「無駄を省く」と言うのは簡単ですが、実際にそれを実現するのは、ダイエットと同じで簡単ではありません。
私自身、塾に20年勤務し、独立後はオリジナル教材の開発にも取り組んできました。
教材は「3年間の通塾カリキュラム」に合わせて作りました。
当時は、それが最も効率的だと思っていました。
そういう世界にどっぷり浸かっていたからです。
ところが、家庭教師として、6年生から初めて受験勉強に挑む子や、5年生から本格的に受験勉強を始める子と向き合ううちに、本当に必要な学びとは何か、そして「省ける部分」とは何かが、次第に見えてきたのです。
重要なのは、“すべてを教えようとしない”ことでした。
教えないといけないことは、もちろんあります。
でも、それと同じくらい──いえ、それ以上に、子どもが“自分で考えて理解できる部分”がたくさんあるのです。
たとえば、
- この順番で単元を学べば、あとで習うあの単元を、すぐに吸収できるようになる
- この問題をこのように書いて解けば、あとで習うあの単元は、ほとんど教えなくても解けるようになる
- この段階でもう一歩踏み込んでアドバイスすれば、応用問題にも自力で踏み出せるようになる
そんなふうに、「わかりやすい理解しやすいもの」から、「どうしたら自力で考えられるか」に視点を変え、徹底的に練り直しました。
そして、「自力で考えて解ける子どもを育てる」ことを前提に、塾の2年半分の内容を、1年ちょっとで無理なく消化できる学習システムをつくることができました。
無駄を省くというのは、「難しい問題を省く」「演習量を減らす」ということではありません。
むしろ逆です。
考える力を引き出すことで、教わる時間を短縮でき、その分を難問演習に当てられる──
それが《中学入試算数リスタート》の根幹にある思想です。
⏳ そして、私からの提案は──
5年生からの学習に特化した専用教材《中学入試算数リスタート》を使った自宅学習です。
この教材なら、
- 中学受験の“ムダ”を徹底的に省いた設計
- レベル別の構成で、どんな学力からでも対応可能
- 「覚える算数」ではなく、「考える力」を育てる設計
塾では得られない理想の学び方が、ここにあります。
中学受験を4年生から始めなかったことに、引け目を感じる必要はありません。
5年スタートだからこそできる、最も合理的な学び方がここにあります。
それが、《中学入試算数リスタート》なのです。
なぜ、“覚える算数”では伸びないのか?
「勉強って、覚えることでしょ?」「入試に受かるためなんだから、覚えてもいいんじゃないの?」
そう思われる方も、きっと多いと思います。
もちろん、受験は“合格”が目的ですから、そのために効率よく得点する手段として、「覚える勉強」が一見正しく見えることもあるでしょう。
ですが、この《中学入試算数リスタート》は、「覚える勉強ではなく、考える勉強で伸ばしたい」と願う方のための教材です。
そのため、ここでは教育論としての正しさではなく、“覚える算数はゾッとする”と感じる方を対象に、お話しさせていただきます。
たとえば、「等差数列の和」
「1 から N までの和は、(1+N)×N÷2 で求められる」
この式を、ただ公式として覚えたという方も多いかもしれません。
でも、どうしてそうなるのかを考えて、理解して、納得した上で身につけた人は、その先の世界がまったく違って見えます。
たとえば、こんな問題があります。
「1~120の中で、2の倍数でも3の倍数でもない数の和を求めなさい」
このとき、ある生徒がこう気づきます。
「小さい数と大きい数を組み合わせると、どれも120になる!」
たとえば、1と119、5と115、7と113……どれも足すと120。
これはまさに、等差数列の和の“考え方”そのものです。
ただ、公式を覚えた子には、そんな発想は浮かびません。
でも、「なるほど、あの考え方がここでも使えるんだ!」と感じた子は、その瞬間、学びに“驚き”と“楽しさ”が加わり、学力そのものが深く、強く、育っていくのです。
テストの点数や偏差値で一喜一憂する学びではなく、「あっ、つながった!」「おもしろい!」という感動を積み重ねていく学びこそ、結果として、もっとも合格に近づく道です。
《中学入試算数リスタート》は、その道を歩むための教材です。
5年スタートは、むしろ“理にかなった”選択です
中学受験といえば、「4年生から通塾して3年間しっかり準備」というのが定番のように語られています。
でも、それが本当にベストなのでしょうか?
私は、他意は無く、5年生から始める中学受験こそ、難関校合格の“最適解”になり得ると思っています。
その理由はとてもシンプルです。
5年生は、心も頭も、グッと成長するタイミング。
そもそも中学受験の内容が、ほとんどの子にとって、5年生くらいで扱うレベルなのです。
中学受験をすると宣言した瞬間に能力が上がるわけではありません。
適切な時期に学習した方が、無理なく吸収できるという、至極、当然のことを主張しているつもりです。
📌 では、なぜ塾ではうまくいかないのか?
せっかく理想的なタイミングでスタートしても、その学びを「塾」に任せてしまうと、話は変わってきます。
進学塾のカリキュラムは、基本的に「4年生から通っている子」が前提になっているからです。
4年生でも5年生でも無駄が多いのです。
5年生から入塾した子にとっては、
- 効果の疑わしい反復演習の宿題
- 塾のテストはスピードも重視され、筋道を丁寧に書いて解くより、雑でも正答にして、高得点なら評価されるシステム
- 「比」を学習したら使わなくなる解法の習得と演習
こうした“無駄な努力”をたくさん強いられてしまうのです。
遅くから入って、同じ勉強をしたら、それは旨味が少ないです。
この無駄に見える努力に「いや、地力をつけるために必要だ」という声もあるかもしれません。
でも、私はこれまで、そうした回り道を避けて、最難関校に合格していった生徒たちを、何人も見てきました。
🔍5年スタートのメリットを、もう少し掘り下げてみましょう
✔ 理解が先に来るから、「覚えずに済む」
4年生よりも思考力が育っているぶん、理解しながら学ぶことができます。
理解できる内容を、わざわざ“暗記”しようとはしませんよね?
「わからないから、とりあえず覚える」──それが、早すぎる受験スタートの落とし穴です。
✔ 本当に必要な“受験の土台”に集中できる
たとえば、計算・場合の数・図形(角度や面積)などは、4年生のうちにじっくり育てたい大切な基礎。
焦って「受験対策」ばかりを詰め込むより、この時期をどう使うかで、5年以降の伸びがまったく変わります。
✔ 「4年生で成功体験」を持たないことが、むしろ強みになる
4年生は、成績も上がりやすく、つい親子で一生懸命になってしまいます。
ですが、そうして身につくのは、点を取ることを目的とした“質の低い学習スタイル”だったりします。
5年スタートなら、変なクセがついていないぶん、本質的な学び方が身につきやすいのです。
✔ 中だるみ知らず。だって、1年短いから!
よく聞く「5年の終わりから中だるみが…」という悩み。
それも、3年間という長丁場に無理があるから起きる現象です。
スタートを1年遅らせて、そのぶん濃く・深く学ぶ。
その方が、よほど健全な学習サイクルではないでしょうか?
🧭 では、その5年スタートを、どう進めればいいのか?
もちろん、ただ1年遅らせただけではダメです。
その時期に合った、効率的で、無駄のない学習システムが必要になります。
それが──
《中学入試算数リスタート》です。
この教材は、5年スタートの子どもたちの“伸びやすさ”に合わせて、「考える力を育てるための順序」と「削れる無駄」を徹底的に設計した教材です。
次章では、なぜ通塾ではその力が育ちにくいのか、そして《リスタート》がなぜ効果的なのかを詳しくご紹介していきます。
なぜ、通塾では伸び悩んでしまうのか?
塾に通っているのに、思ったほど成績が伸びない──
そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実はそれ、お子さんの努力不足ではありません。
塾のシステムそのものが、「伸びづらい」構造になっている可能性があるのです。
🎯 テストで点を取るための“覚える算数”
多くの塾では、「週末のテストで点を取ること」が、学習のゴールになりがちです。
するとどうなるか。
その週の単元を、とにかく覚えて乗り切るという学び方になってしまいます。
- 雑でもいいから正解できればOK
- 理解してなくても、手順どおりにやれば点が取れる
- テストで点が取れる=力がついたと錯覚する
こうした風潮の中で、気がつけば「考える算数」ではなく「覚える算数」に染まってしまっているのです。
もちろん、それで伸びる子もいます。
優秀な子は、問題を解く中で自然と頭の中を整理し、理解を深め、力に変えていきます。
でも、それはごく一部。
大半の子どもたちは、わからないことをとりあえず覚えて、テストが終われば忘れていく──
そんな、効率の悪い学び方を繰り返してしまっているのが実情です。
🌱 芽が出た学びが、すぐに潰されてしまう
もう一つ、大きな問題があります。
それは、カリキュラムの進行スピードと構成です。
多くの塾では、毎週扱う単元がコロコロと変わっていきます。
講師をしていると、こんなことがよくあります。
「あ、この子たち、やっと“割合”の考え方に手応えを感じてきたな」
──と思った翌週は、「次は食塩水!」と、微妙に似ていて混乱しやすい内容へ。
せっかく芽が出てきた単元も、そこでストップ。
再び扱うのは何か月も先、となってしまうのです。
このスピード感に対応できるのは、理解力が非常に高い一部の生徒だけです。
つまり、今の塾のシステムは、そもそも“優秀な子”のために設計されているのです。
🧭 では、どうすれば?
私は、そんな塾のシステムの“逆”を考えました。
- まずは、じっくりと理解できる構成にする
- 子どもの理解が深まったタイミングで、次のステップへ進む
- 一度つかんだ手応えを、確かな力に育てる工夫を施す
これこそが、《中学入試算数リスタート》で大切にしている考え方です。
無理に先に進まない。
でも、立ち止まりすぎず、「理解する喜び」が次の成長を生む。
それを一歩ずつ積み重ねていくことで、確実な学力と自信を育てていくのです。
次章では、いよいよ《中学入試算数リスタート》の具体的な特長と構成について、ご紹介します。
どうすれば「考える算数」を自学で育てられるのか──その秘密を、ぜひ知ってください。
だから《中学入試算数リスタート》
ここまでお読みいただいた方なら、「5年生スタートでも、十分に合格できる」こと、そして「むしろ、理にかなっている」ことに、うなずいていただけたのではないでしょうか。
でも、そこには、もう一つの大きな壁があります。
それは、「じゃあ、どうやって始めるの?」という問題です。
塾に行けば、やることはあります。
けれど、そこにはすでにお話ししたような“無駄”や“遠回り”がある。
本当に効果的に、5年生からの受験勉強をスタートさせるためには、その時期に合った、特別な教材と仕組みが必要なのです。
🎓《中学入試算数リスタート》とは?
《中学入試算数リスタート》は、「5年生から受験勉強を始める子」のために、20年以上の現場経験と数千人の指導から生まれた、完全新設計の教材です。
こんな特徴があります。
- 🏠 自宅で進められる自学自習型:塾に頼らず、自力で進められる構成
- 👨👩👧 保護者のサポートでもOK:難しい専門知識は不要。誰でも子どもの力になれます
- 📶 レベル別にA〜Fの難易度記号:お子さんの今の位置と、目標がすぐに見える
- ✍️ 「どう書くか」「どう解き始めるか」を重視:書き方を整え、本質的な理解を育てる設計
ただ追いつくだけの教材ではありません。
「書き方」から学力を整え、やがて塾の上位層すら追い越していく。
それが《中学入試算数リスタート》の目指す姿です。
✨ 算数の学力を決める“たった2つの力”
受験算数で必要な力は、実は非常にシンプルです。
- 正しく書く力(書き方)
- 最初の一手を考える力(読み方・捉え方)
この2つだけで、ほとんどの算数の問題は解けるようになります。
特に【1. 書き方】に徹底的にこだわりました。
「どこに、どの順で、何を書くか」
その積み重ねこそが、本当の学力を育てます。
《中学入試算数リスタート》には、この「書き方」をここまで詳しく扱った教材は、日本で他にないと自負しています。
【2. 最初の一手】も負けていません。
全例題に解き方のポイントを載せ、全例題&練習問題の解説で、解き方の流れを書いていますので、最初の一手は何にするのかが、強烈にアピールされています。
🤫 ここだけの“表づくり”極秘テクニック
ちょっと専門的な話を、こっそりお伝えしましょう。
実は、受験算数の問題と言えども、たし算とかけ算でできています。
(ひき算はたし算の延長、わり算はかけ算の裏返しです)
だからこそ、問題に出会ったとき、「これは、たし算型の表を使うか? それとも、かけ算型か?」
これだけを意識するだけで、表をつくるセンスが一気に向上し、初見の問題にも強くなるのです。
たとえば、
- 🧮 A列+B列=C列になる「たし算型の表」
- 📊 A列×B列=C列になる「かけ算型の表」
この意識を持って問題に取り組むだけで、見た目が難しそうな問題も、「あ、こうやって整理できるかも」と思えるようになり、解法の道筋が見えるようになります。
こういった“本物の武器”を身につけることができるのが、《中学入試算数リスタート》の最大の価値です。
次章では、実際にこの教材をどう使えば良いか、1週間あたりの勉強時間や進め方のイメージも含めて、具体的にご紹介していきます。
中学入試算数リスタートの主な使い方
《中学入試算数リスタート》は、使い方に柔軟性があることが大きな特徴です。
なぜなら、学ぶ子どもたちの目標校や学力、成長のスピードはそれぞれ違うからです。
この教材では、難易度をA〜Fの6段階に分けています。
たとえば──
- 🏫 筑駒・聖光・渋幕など最難関を目指す子:5年生の段階からDレベルまで積極的に取り組みます。
- 🎯 四谷大塚偏差値50前後の学校を目指す子:6年生後期にCレベルまで到達すれば十分。
「うちの子、算数苦手だから」という方は、最初はAレベルからスタートし、「できそう!」と思えたらBにもチャレンジしてみてください。
そして、精神年齢や理解力が高まったタイミングでCやDへ。
無理なく、でも確実にステップアップしていくのが、この教材の基本方針です。
❌「応用はやらなくていい」は間違いです
ときどき、「この子のレベルだと、思考力問題や応用問題はいらないですよね」
そんな声を聞くことがあります。
お気持ちはわかりますが、応用問題は誰でも必要です。
そこまで行かないと、質の高い学習にならず、雑な勉強になり、成長しません。
応用問題まで行かないから、式を覚えて解くような勉強になり、きちんと過程を残さないで解くようなことをしてしまうのです。
《中学入試算数リスタート》は違います。
この教材は、「応用問題まで学習して、学力をつける」ことを前提に作られています。
シンプルな問題を“覚えて解く”だけで本番を乗り切ろう、という考えは一切ありません。
どんな子にも、本質的な理解を伴う学力アップをしてほしい。
だからこそ、応用力・思考力を高める設計になっています。
🕰 週に何時間やるのが目安?
学力に応じて、目安となる勉強時間は変わります。
- 🎯 偏差値50前後の学校を目指す子:週5時間
- 🏫 最難関校を目指す子:週10時間
これをひとつの基準とし、夏休み・冬休み・春休みなどの長期休暇は2倍の時間を確保できると、さらに効果的です。
📅 12か月で完結──ただし「5年生スタート」が前提です
この教材は、12か月で完結する設計になっています。
でも、これはあくまでも「5年生からスタートする」という前提があるから可能なのです。
4年生から同じペースで進めることは想定していません。
精神面・知的成長が整ってから取り組むからこそ、無駄を省きつつ、深い理解が可能になるのです。
📚 情報量は「必要最小限」ではなく「最大級」です
「無駄を省いた教材」と聞くと、「情報が少ないんじゃないか」と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
ご安心ください。
《中学入試算数リスタート》は、大手塾の教材以上の情報量を備えています。
なぜなら──
ただ問題を解かせるだけでなく、「まずどこに目を付けるか」「何を書けばよいか」「何に気をつけて書くか」まで、徹底的に指導が入っているからです。
そのうえで、同じ仕組みの問題なのに、単元名が異なるから、異なる解き方をしたりといった解法の無駄、不要な解法の暗記、非効率な順序による解法の労力を省いた構成になっています。
💡 ChatGPTや補助教材との併用で、さらに伸びる!
さらに、この教材はChatGPTとの相性も抜群です。
例題の類題を作ってもらったり、学習成果を評価してもらったりに使えます。
私の考え方を全面に出したプロンプトも計画中です。
加えて、必要に応じて補助教材のご提案もありますので、理解に応じたサポート体制はしっかり整っています。
👨👩👧 はじめは、大人のフォローがあると安心です
スタート段階では、大人のフォローがあるとスムーズです。
たとえば、
- 保護者の方が少し見てあげる
- 学生家庭教師にお願いする(※経験や理系である必要はありません)
この教材は、構成が非常に見やすく、説明はシンプルで何をすれば良いかわかりやすいです。
大人であれば、予習ゼロでも十分にサポートできる作りになっています。
これは、見落としがちだけど、隠れた大きな評価ポイントだと自負しております。
自学自習が本当にできる理由
「自学自習で進められます」と聞くと、「うちの子には無理かも」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、《中学入試算数リスタート》は、ただ問題と解説が並んだだけの教材ではありません。
- どんな順番で考えるか
- 何から書き始めればいいか
- どこに注目すれば突破口が見えるか
こうした「思考の流れ」が自然と身につくよう、教材の中でていねいに導いています。
そのため、お子さんが「自分の力で解けた!」という感覚を得やすく、自学でも進めやすい構造になっているのです。
わからないところが出てきたとしても、「解説を読む」のではなく、小出しのヒントが多く、「手を動かしながら理解する」工夫がされているため、ただの暗記や受け身の学習にはなりません。
教材が導き、本人が動き出し、親は見守る。
それだけで、しっかり力がついていきます。
保護者の方にお願いしたい“ちょっとした関わり方”
この教材は、基本的にはお子さんの自学自習で進められますが、スタート段階ではご家庭のほんの少しの関わりが、大きな安心と学力アップにつながります。
といっても、「教えてあげる」必要はまったくありません。
大切なのは、
- 文章の読み落としているところを、かみ砕いて伝える
- 問題を見て「どう書くのかな?」と声をかけてみる
- 「これも表を書くと良いらしいよ!」とフォローする
──この程度で大丈夫です。
教え込まれるよりも、一緒に考えてもらえた体験のほうが、子どもにとっては強く印象に残ります。
教材の構成は見やすく、大人が予習せずにサポートできるよう設計しています。
もし苦手な単元が出てきた場合は、中学入試算数リスタートで1からやり直しても構いませんし、「このページは少し読んでみて」で済ませても良いでしょう。
「できた!」「わかった!」を共有する相手がいること──
それが、子どものやる気と定着力に、確かな違いを生むのです。
中学入試算数リスタートが終わったら
《中学入試算数リスタート》は、通常6年生の夏前に完了します。
そこから先は、お子さまの学力や志望校に合わせて、さまざまな選択肢があります。
たとえば──
- 📘 別の問題集に進む
- 🏫 塾に通って、総合的な仕上げに取り組む
- 🔁 《リスタート》の内容を反復し、精度を高める
いずれのルートでもOKです。
特に、四谷大塚偏差値65くらいまでの学校であれば、この教材だけで十分に対応可能です。
🎯 秋以降は「過去問+弱点補強」の二本立て
9月以降の過ごし方の基本は、「過去問」+「弱点単元の反復」です。
理想的な比率は、
- ■ 過去問演習:1
- ■ 弱点補強:3
過去問で浮かび上がった弱点を、《リスタート》の該当ページに戻って復習。
この流れを繰り返すことで、点数の伸びを実感しながら最終調整ができます。
無理に塾に通わなくても、このサイクルを丁寧に回すだけで、難関校合格は十分可能です。
それはこれまでに、実際に《当教材の対話式算数》を活用して合格を勝ち取った多くのご家庭が証明しています。
中学入試算数リスタートの対象者
🎯 こんな方におすすめです!
- 🆕 5年生から本格的に受験勉強を始めたい方
- 🔁 塾に通っていたけれど、思うように伸びていない5〜6年生
🔍 5年生スタートの方へ
この教材は、スタート時点での学力に合わせて取り組めるように、A〜Fまでの難易度記号で構成されています。
そのため、
- ✅ 偏差値40台のお子さまでも取り組める
- ✅ 偏差値70超を目指す最上位層にも対応できる
“幅広い学力層にフィットする”教材に仕上がっています。
「無理なく始められるのに、しっかり伸びる」
そんな手応えを、最初の1か月で感じていただけるはずです。
🛠 すでに塾に通っていた方へ
塾で成果が出ていない……
でも、もう一度やり直したい。
そんな方にも、《リスタート》は最適です。
- 📘 一から学び直すこともできますし、
- 🎯 苦手な単元だけピンポイントで補強することも可能です。
しかも、1年で終わる構成なので、新6年生から始めても十分に間に合います。
お子さまの“本当の力”を引き出したい。
そんな願いに、本気で応える教材です。
目指すのは、志望校合格の前に、「もう塾はいらない」と思えるほどの学力。
《中学入試算数リスタート》を、ぜひご活用ください。
最後に──よくあるご質問と、私からの想い
📌 よくいただくご質問にお答えします
Q. 本当に、塾に通わなくても難関校に合格できるのでしょうか?
はい、大丈夫です。
この教材をきちんと進めれば、進学塾に通わなくても、しっかりと合格ラインに届く力が身につきます。
もちろん、全員がトップレベルに到達するわけではありませんが、「対話式算数だけで、四谷偏差値65前後の学校に合格できた」ご家庭も、実際にいくつもあります。
後発のリスタートならば、もっと大きな成果が表れるはずです。
Q. 保護者が教えるのは、やっぱり難しいですか?
ご安心ください。
《中学入試算数リスタート》は、教える側が迷わない構成を意識して作られています。
特に初期の段階では、指導経験のないご家庭の方でも、順を追って一緒に進められる仕組みになっています。
保護者の方が横について「一緒にやってみよう」と声をかけてくださるだけで、子どもは安心して学べるものです。
Q. 塾との併用はできますか?
はい、可能です。
塾に通っている子の中には、授業の理解が追いつかない、宿題がつらい、と悩む子も少なくありません。
《リスタート》は、まるで家庭教師をつけたような効果があり、そうしたお子さんにも非常に有効です。
ただし、単元によっては、塾で習う解法と異なる場合があります。
そのようなときは──
- 苦手な単元なら、《リスタート》で1から学び直す
- それほど苦手でなければ、軽く目を通して、こういう考え方もあるんだと知識を増やす
このように、使い分けながら併用していただけると、学習効果がより高まります。
✅ 私からのメッセージ──この教材に込めた想い
私は長年、塾という現場で、たくさんの子どもたちと向き合ってきました。
そして、その中で強く感じたのは──
塾のシステムでは、うまくいかない子もたくさんいるということです。
「なぜ、この子がこんなに苦しんでいるのか」
「どうすれば、もっと本人の力を引き出せるのか」
そう悩みながら、塾を離れ、家庭教師として個別に寄り添い、教材を作り、一人ひとりの子の成長に向き合ってきました。
そのすべての経験を、この《中学入試算数リスタート》に詰め込んでいます。
✔️ 無駄を省き
✔️ 本質を残し
✔️ 誰にでも届くように
教材を売るためではなく、救いたい子がいるから作りました。
もし、いまの学習に違和感や不安を感じておられるのであれば、この教材が、一つの光になることを心から願っています。