3年生におすすめしたい「耳だけ計算」

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画面を見ずに、ChatGPTの音声だけで頭を鍛える学習

小学生の計算練習というと、プリントやドリルを思い浮かべる方が多いと思います。

もちろん、書いて計算する練習は大切です。

しかし、3年生くらいになったら、ぜひ取り入れてほしい学習があります。

それが、耳だけで計算する練習です。

画面を見ない。
紙にも書かない。
ChatGPTに音声で問題を出してもらい、その数字を聞いて、頭の中だけで計算する。

たとえば、

27+46+35+18+62はいくつですか?

という問題を、ChatGPTに音声で読んでもらいます。

子どもは画面を見ずに、耳だけで数字を聞き取り、頭の中で計算します。

答えを言うと、ChatGPTが正解かどうかを判定します。

これだけです。

とてもシンプルですが、かなり優れた学習になります。

なぜ、耳だけで計算すると頭が鍛えられるのか

目で数字を見る計算と、耳だけで聞く計算は、頭の使い方が違います。

目で見れば、数字はそこに残っています。

27+46+35+18+62

と書かれていれば、途中で忘れても、もう一度見ればいいです。

しかし、音声だけの場合は違います。

聞いた数字を覚えておく。
途中の合計も覚えておく。
次の数字を足す。
さらにその合計を覚える。
最後に答えを言う。

これを全部、頭の中で行う必要があります。

つまり、耳だけ計算では、単なる計算力だけでなく、

  • 数字を聞き取る力
  • 数字を一時的に覚えておく力
  • 途中結果を保持する力
  • 頭の中で数を動かす力
  • 集中して最後まで処理する力

が同時に鍛えられます。

これは、かなり良いトレーニングです。

3年生に特におすすめ

この学習は、特に3年生におすすめです。

3年生になると、2けたのたし算やひき算に慣れてきます。

かけ算も学習済みで、数の扱いに少しずつ余裕が出てくる時期です。

このタイミングで、耳から入った数字を頭の中で処理する練習をしておくと、計算力だけでなく、算数全体の土台が強くなります。

もちろん、4年生にも有効です。

中学受験の勉強が始まる前、または始まった直後の子にも役立ちます。

早熟な2年生であれば、かなり簡単な問題から始めてもよいでしょう。

ただし、無理は禁物です。

最初から難しい問題を出す必要はありません。

「できた」「もう1問やりたい」と思えるくらいの難度から始めるのが大切です。

最初は「2けたの数を3個たす」からでよい

いきなり2けたの数を5個たす必要はありません。

最初は、2けたの数を3個たすくらいで十分です。

たとえば、

24+31+18

このくらいです。

これが安定してできるようになったら、4個にします。

36+27+15+42

さらに慣れてきたら、5個にします。

27+46+35+18+62

大切なのは、問題を難しくすることではありません。

耳で聞く。
覚える。
頭の中で処理する。
答える。

この流れに慣れることです。

ChatGPTを使えば、すぐに始められる

この学習は、ChatGPTの音声モードを使うとすぐに始められます。

ChatGPTの音声会話では、ユーザーが音声で話しかけ、ChatGPTからも音声で返答を受けることができます。

OpenAI公式ヘルプでも、音声会話はChatGPTと話し言葉でやり取りできる機能として説明されています。(OpenAI Help Center)

スマホアプリでは、画面右下の音声アイコンから音声会話を開始できます。

初回は音声の選択やマイクの許可が必要になる場合があります。

デスクトップWeb版でも、ChatGPT.comの入力欄付近にある音声アイコンから音声会話を始められると案内されています。(OpenAI Help Center)

始め方は難しくありません。

ChatGPTの音声モードを開いて、次のように話しかけます。

これから小学3年生向けの耳だけ計算をします。
画面は見ません。
2けたの数を3個たす問題を、1問ずつ出してください。
数字はゆっくり、はっきり読んでください。
答えは言わずに、私の回答を待ってください。
私が答えたら、正解か不正解かを判定してください。
正解なら次の問題へ進んでください。
間違えたら、正しい答えを短く教えてください。

これだけで、学習が始まります。

慣れてきたら、こう指示するとよい

最初のレベルに慣れてきたら、少しずつ条件を変えていきます。

たとえば、次のように指示します。

2けたの数を4個たす問題にしてください。

さらに慣れたら、

2けたの数を5個たす問題にしてください。

もっと鍛えたい場合は、

50以上の数を多めにして、一の位を6以上を多くしてください。

これはかなり効果的です。

おすすめのレベル設定

家庭で行うなら、次のような段階がおすすめです。

レベル1

2けたの数を3個たす。

例:24+31+18

レベル2

2けたの数を4個たす。

例:36+27+15+42

レベル3

2けたの数を5個たす。

例:27+46+35+18+62

レベル4

くり上がりが多い問題にする。

例:68+47+59+36+78

最初からレベル4をやる必要はありません。

むしろ、簡単なところから始めて、正確にできるようにする方が大切です。

間違えても、長い解説はいらない

この学習では、間違えたときに長い解説をする必要はありません。

むしろ、長く説明しすぎると、音声学習のリズムが悪くなります。

おすすめは、短く返すことです。

惜しいです。正解は148です。もう一度、同じ問題を聞いてみましょう。

または、

正解は203です。途中の合計が少しずれたかもしれません。次の問題にいきます。

このくらいで十分です。

耳だけ計算の目的は、1問1問を詳しく解説することではありません。

集中して聞く。
頭の中で数を動かす。
答える。
すぐに次へ行く。

このリズムが大切です。

1回5分でよい

この学習は、長時間やる必要はありません。

むしろ、長くやりすぎると集中力が落ちます。

おすすめは、1回5分です。

5分だけ集中して、耳だけで計算する。
10問くらいできれば十分です。

慣れてきたら、朝に5分、夕方に5分でもよいでしょう。

プリントを用意する必要もありません。
丸つけもいりません。
親が問題を考える必要もありません。

ChatGPTに音声で問題を出してもらえば、すぐに始められます。

保護者が横で聞く場合のポイント

保護者の方が横で聞く場合、あまり口を出しすぎない方がよいです。

子どもが少し黙っていても、待ってあげてください。

耳だけ計算では、頭の中で数字を保持しています。

その途中で話しかけると、保持していた数字が消えてしまうことがあります。

また、間違えたときに、

「なんで間違えたの?」
「さっきも同じミスをしたよ」
「ちゃんと聞いていた?」

と言う必要はありません。

この学習で大切なのは、集中して聞く習慣をつけることです。

間違えても、淡々と次に進めばよいです。

ChatGPTへのおすすめ指示文

最後に、そのまま使える指示文を載せておきます。

音声モードを開いて、次のように言ってください。

小学3年生向けの耳だけ計算をします。
画面は見ません。
2けたの数を3個たす問題を、1問ずつ出してください。
数字はゆっくり、はっきり読んでください。
問題を読んだあと、答えは言わずに私の回答を待ってください。
私が答えたら、正解か不正解かを判定してください。
正解なら短くほめて、次の問題に進んでください。
不正解なら、正しい答えを短く教えてください。
長い解説はいりません。
10問続けてください。

慣れてきたら、次のように変えます。

2けたの数を5個たす問題にしてください。
答えが段々大きくなるようにしてください。

さらに発展させるなら、

くり上がりが多めの問題にしてください。
ただし、難しすぎないようにしてください。

このように伝えれば、すぐに頭を鍛える学習が始められます。

注意点もある

ChatGPTはとても便利ですが、絶対に間違えないわけではありません。

OpenAI公式ヘルプでも、音声会話は誤りがあり得るため、重要な情報は確認するよう案内されています。(OpenAI Help Center)

ただし、今回のような2けたの足し算練習であれば、条件をシンプルにすればかなり実用的です。

心配な場合は、最初は保護者の方が横で聞き、明らかな判定ミスがないか確認するとよいでしょう。

まとめ

3年生におすすめしたい学習として、私は「耳だけ計算」をおすすめします。

画面を見ずに、ChatGPTの音声だけを聞く。
聞いた数字を覚える。
頭の中で計算する。
答えを言う。
正誤判定を受ける。

これだけの学習ですが、頭はかなり使います。

計算力だけではありません。

集中力、記憶力、数の感覚、途中結果を保持する力が鍛えられます。

聞く力や、これらの力は、4年生以降に塾で集団授業を受けるときもかなり有効です。

しかも、準備はほとんどいりません。

ChatGPTの音声モードを開いて、指示を出すだけです。

「勉強しなさい」と言うよりも、「5分だけ、耳だけ計算をやってみよう」の方が、ずっと始めやすいかもしれません。

3年生にはもちろん、4年生にも有効です。

早熟な2年生なら、簡単な問題から始めてもよいでしょう。

紙に書く計算とは違う、耳から頭を鍛える学習。

これからの家庭学習のひとつとして、かなりおすすめできます。

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