受験算数OSのカリキュラム── なぜ、この順番なのか

受験算数OSは、新5年生2月から学習を始め、その年の夏に「比と割合」へたどり着くことを大きな軸にしたカリキュラムです。

ここで最初にはっきりさせておきたいことがあります。

このカリキュラムは、大手塾の進度に途中から追いつくためのものではありません。

5年生から本格的に受験算数を始める子が、入試本番で必要になる力から逆算したとき、どの順番で、どこまでを、どう学べば最短で力がつくのか——

それだけを基準に、学習順序をゼロから組み直したものです。

だから、世間で一般的とされる進め方とは、ところどころ順番が違います。

違っているのは間違えたからではなく、そのほうが入試に効くと判断したからです。

このページでは、その「判断の理由」を、月ごとにできるだけ正直に書いていきます。

一つだけ、全体を貫く考え方を先に共有させてください。

受験算数OSは、解き方のパターンをむやみに増やしません。

「この問題はこのパターン」と覚える勉強は、覚えた数を超えた瞬間に止まります。

代わりに重視するのは、表・図・式を自分の手で書き、その書いたものを見ながら考えること。

頭の中だけで処理しようとせず、考えるための足場を紙の上に作る。

この習慣を、最初の2月から、夏の比と割合まで一本の線でつないでいきます。

新5年生2月|角度・面積 ── 「全部書く」をやめるところから始める

ACT1平行線と三角形の角度
ACT2四角形の角度
ACT3三角形と四角形の面積

新5年生3月|数の性質・計算 ── あえて深追いしない

ACT4約数
ACT5倍数
ACT6整数の計算
ACT7小数の計算
ACT8分数の計算

5年生4月|場合の数・角度 ── 「場合の数」という単元名を、ほどく

ACT9ならべる問題
ACT10二等辺三角形がある
ACT11多角形の内角と対角線
ACT12凹四角形と●印の角度の和
ACT13記号で処理する
ACT14円とおうぎ形と角度

5年生5月|規則性・円とおうぎ形 ── 公式ではなく、流れを覚える

ACT15植木算
ACT16等差数列
ACT17周期性と群数列
ACT18円周や弧の長さ
ACT19円やおうぎ形の面積

5年生6月|和と差の文章題・場合の数 ── 線分図ではなく、表で解いておく

ACT20和差算
ACT21つるかめ算は面積図で解く
ACT22平均算は表にまとめる
ACT23消去法
ACT24数える
ACT25道順

5年生7月|比と割合 ── ここが、このカリキュラムの本丸

ACT26比を使う
ACT27最小公倍数の利用
ACT28二行二列の表
ACT29逆比
ACT30割合をかける
ACT31比の消去算

5年生8月(角柱と円柱・計算)

ACT32立方体と直方体の体積
ACT33立方体と直方体の表面積
ACT34サイコロ
ACT35立方体と直方体の展開図
ACT36円柱の体積と表面積
ACT37概数
ACT38時間の計算
ACT39日数の計算

5年生9月(規則性・場合の数)

ACT40図形と規則性
ACT41方陣算
ACT42三角数と四角数
ACT43コンビネーション
ACT44選ぶ(書き出し)
ACT45和分解
ACT46計算で数える

5年生10月(まわりの長さと面積・数の性質)

ACT47多角形のまわりの長さ
ACT48面積の逆算
ACT49半正三角形
ACT50関係ない部分を含める
ACT51長方形でくぎる
ACT52素因数分解
ACT53公倍数と公約数の問題
ACT54立式化を目指す
ACT55分数の積や商

5年生11月(和と差・割合)

ACT56規則性で解く
ACT57代入法
ACT58平均算の面積図
ACT59過不足算
ACT60年令の和や差に注目する
ACT61年令に関する比の消去算
ACT62食塩水は表で解く
ACT63混ぜるときは面積図で解く
ACT64売買損益算

5年生12月(平面図形と比)

ACT65底辺や高さを自由に決める
ACT66三角形の底辺比と面積比
ACT673種類の相似
ACT68相似比ではなく辺の比を考える

新6年生1月(仕事算・平面図形と比)

ACT69最小公倍数で全体を決める
ACT70仕事能力を決めて、全体を決める
ACT71正六角形を等分
ACT72平面図形と比の実戦編

新6年生2月(速さ)

速さと比は、子どもが特に混乱しやすい単元です。理由の1つは、同じ「速さの比」でも、問題によって使い方が変わるからです。
たとえば、速さの比を距離の比として考えることもあれば、比をそのまま分速として使うこともあります。また、同じ距離を進む問題では、速さの比を時間の比に直して考える必要があります。
受験算数OSでは、この3つをACT75〜77で分けて学習し、「速さの比を何に使うのか」を意識しながら、問題に合わせて使い分けられるようにします。

ACT73はじきの表
ACT74比例の表
ACT75速さの比を距離の比にする
ACT76速さの比を分速にする
ACT77速さの比と時間の比

新6年生3月(立体図形・容器)

ACT78角すいと円すい
ACT79円すいの母線
ACT80展開図が正方形の三角すい
ACT81容器と水
ACT82容器と水とおもり

6年生4月(いろいろな速さ・比例・点の移動)

ACT83流水算の基礎
ACT842隻の船が向かい合って進む
ACT85鉄橋や人の前を通過する
ACT86電車の追いこしとすれちがい
ACT87進んだ距離のちがいを考える
ACT88角度や時間を求める
ACT89正比例
ACT90反比例
ACT91狂った時計
ACT92点の移動と面積
ACT932点が動いた距離の和と差

6年生5月(図形の移動・推論とグラフ)

ACT94円をころがす
ACT95ひもの動く範囲
ACT96図形が通過する部分
ACT97いろいろな図形をころがす
ACT98平行移動
ACT99推論統計

6年生6月(立体図形・容器)

ACT100投影図
ACT101立体の切断
ACT102底面積に高さの平均をかける
ACT103回転体
ACT104辺を支えにして傾ける
ACT105三角柱の容器
ACT106水量グラフ

6年生7月(対称)

ACT107折り紙を切る
ACT108線対称と点対称

※順次公開予定

TOP