『小3から鍛える算数(書き出し編)』全24回の全貌とプロの着眼点一覧

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3年生の保護者様へ:算数は「教えずに丸付けする」だけで劇的に伸びる

中学受験を目指す小学3年生の算数において、最も価値のある学習とは何でしょうか。それは、解法テクニックを先取りして暗記することでも、うわべだけが楽しい算数パズルに興じることでもありません。

5年生、6年生になって過酷さを増す難関校の入試問題に対峙したとき、絶対に崩れない「強靱な足腰(土台)」を作ること。それこそが3年生の学習の本質です。

私が開成、筑駒、桜蔭といった最難関中に合格していく子たちを3年生の時点で担当し、5年以上の歳月をかけて改訂を繰り返して完成させたのが、この『小3から鍛える算数(書き出し編)』です。

本教材は、とにかく「自分の手で書き出すこと」に特化しています。

ご家庭での指導のコツは非常にシンプルです。「教えずに、ただ丸付けをする」。 お子様が間違えたら、丁寧に解説したりヒントを与えたりするのではなく、「違うよ」と一言だけ伝えて、再チャレンジさせてください。書いては消しゴムで消し、たくさんの消しカスを出す。その泥臭い試行錯誤の量に比例して、お子様の算数脳は本物へと磨かれていきます。

算数は、泣きながら解くものではありません。笑いながら、夢中になって難敵に立ち向かうものです。全24回のカリキュラムに込められた狙いと、ご家庭で見守る際の「プロの着眼点」のすべてをここに公開します。

📅 『書き出し編』全24回カリキュラム&指導ナビゲーター

■ 第1回:道順① ── チャレンジ精神を呼び覚ます、すべての出発点

記念すべき第1回は「道順の書き出し」をひたすら行います。テクニックを使わず、自分の手で太線を書き込んでいく楽しさを味わう回です。

  • 見守りのコツ:問題の意味が分からないときだけフォローし、あとはお子様の主体性に任せてください。30分ですべて終われば超一流の素質があります。

■ 第2回:数列① ── ありきたりな単元を「書き出しの工夫」で化けさせる

内容はオーソドックスな数列ですが、地道に書き出す形式にアレンジしています。正解に辿り着いたときの充実感は抜群です。

  • 見守りのコツ:ラストの8番は粘り強さが試されます。仮に解けなくても、15分間集中して机に向かえたなら、それだけで学力は確実に上がっています。

■ 第3回:図形を数える① ── 早くも登場する「場合の数」の本質

タイトルは図形ですが、中身は完全に「場合の数」の図形編です。正方形や長方形を大きさごとに場合分けして、慎重に数え上げていきます。

  • 見守りのコツ:チャレンジ問題の7番・8番は抜群の良問です。「丸付けをして、間違っていることだけを伝え、解き直す」を繰り返し、3回目で完成すれば合格です。

■ 第4回:図形と規則性① ── 安易な計算テクニックとの決別

規則性というと「数式に当てはめて計算する」イメージですが、本教材ではとにかく地道に書き出します。3年生に楽な計算を早くから教え込みたくない、という私の思想が詰まっています。

  • 見守りのコツ:書いては数える作業をリズミカルに楽しんでください。後半、図を描かずに数字の処理だけで進められるかがポイントです。

■ 第5回:数をあてはめる① ── たくさん消しゴムを使って、足腰を鍛える傑作回

小3書き出しシリーズの中でもトップクラスの傑作回です。数字をパズルのように当てはめていくため、書いては消す試行錯誤が最も多く発生します。

  • 見守りのコツ:3つの魔方陣を完成させるには凄まじい根気が必要です。これに30分間ゲーム感覚で熱中できるお子様は大物の器です。

■ 第6回:図形をつくる ── 手を動かして図形センスを育む高コスパ単元

実際に図形を描くことで、図形のセンスを根本から育みます。正方形が1つ増えるだけで難易度が跳ね上がる面白さを体感できます。

  • 見守りのコツ:テトリスのようなゲーム性があり、子どもは夢中になります。大人が上手な解説を与える必要はありません。自力で底力をつけさせましょう。

■ 第7回:数をならべて整数をつくる ── 書き出しの「王様」単元

場合の数の基礎となる、数字カードを並べて整数を作る重要回です。解答欄が足りなくなるお子様も多いですが、ここでの苦労が将来の大きな貯金になります。

  • 見守りのコツ:間違えたら消しゴムで消してやり直す、その繰り返しの中で場合の数の正しい感覚(規則正しく並べる習慣)が養われます。

■ 第8回:場合の数① ── テテクニックを排し、馬力で解く定番題

じゃんけんの手の出し方や、お金の払い方など、中学受験における定番の「場合の数」がストレートに登場します。

  • 見守りのコツ:5〜6年生なら計算で処理する問題を、3年生だからこそ泥臭い馬力で解きます。問題の定義を誤解している時だけ、意味を噛み砕いてあげてください。

■ 第9回:方陣算 ── 公式の暗記を捨て、規則性を数え上げる

高学年が習う「方陣算」を扱いますが、公式は一切教えません。ひたすら規則を見つけ、図をかいて純粋に数えるだけの題材として方陣を利用します。

  • 見守りのコツ:ラストはなんと「29個の書き出し」が待っています。計算を完全に排除し、描きながら楽しむ姿勢を見守ってください。

■ 第10回:魔方陣 ── 秘策に頼らず、地道に苦労する楽しさを

縦・横・斜めの和が等しくなるというルールを使って解く魔方陣です。これも公式(秘策)を教えれば一瞬ですが、3年生のうちに地道に苦労することに意味があります。

  • 見守りのコツ:1列の和(34など)はあらかじめ明記し、過度な負担を減らしています。4〜6番の粘り強さに注目してください。

■ 第11回:虫食い算 ── 筑駒・開成・麻布級の逸材を見抜く

足し算・引き算・割り算の筆算の虫食いです。素早く解くコツを教わって丸をもらうような勉強とは、完全に相性が悪い重厚な回です。

  • 見守りのコツ:繰り上がり、繰り下がりを粘り強く考える必要があります。特に6番はレベルが高く、これが自力でできたら超トップレベルの逸材です。

■ 第12回:N進法 ── からくりを見抜いた瞬間のきらめき(前半戦ラスト)

前半の締めくくりは、高学年でもつまずきやすい「N進法」の正体を、書き出しによって暴く回です。

  • 見守りのコツ:大人が見ると面倒な作業に見えますが、子どもは「からくり」が分かった瞬間、最高の達成感を味わいながら楽しそうにペンを動かします。

■ 第13回:道順② ── 本教材の「顔」となる最高峰の書き出し

前半で鍛えた力を携え、再び道順の問題に挑みます。このクオリティの道順教材は、他では一切見当たりません。

  • 見守りのコツ:ウォーミングアップから始まり、後半はかなり手応えがあります。チャレンジ問題の7番を一発で正解できる用心深い子がいたら、将来性は間違いなく本物です。

■ 第14回:図形を数える② ── 4年以降のテクニックを凌駕する馬力

三角形を数える問題ですが、線の欠けた複雑な図形を扱います。これはどの学年の子であっても、テクニックではなく「馬力」で解くしかない問題です。

  • 見守りのコツ:後半の畳の敷き詰め問題は難関中学の入試レベルですが、3年生の知識でも十分に解き崩せます。できたときは大いに褒めてあげてください。

■ 第15回:図形を数える③ ── 斜めの正方形を発見する「機転」

3度目の図形カウント回です。今回は、子どもたちが見落としがちな「傾いている正方形や長方形」が紛れ込んでいます。

  • 見守りのコツ:正方形を基準にして考えるという「機転の経験」が、お子様の算数センスを内側から爆発的に磨き上げます。

■ 第16回:数表 ── 中学受験の定番題を、3年生仕様へ見事に変貌

高学年の定番である「数表」や「渦巻きタイプの規則性」を、3年生が無理なく取り組める書き出し仕様へとチューニングしています。

  • 見守りのコツ:規則が見つかったら、鉛筆の先で小気味よい音を立ててスラスラと埋めていく快感を味あわせてあげてください。

■ 第17回:図形と規則性② ── 避けては通れない「地道な粘り」の特訓

作業量が異様に多く、お世辞にも「お気楽で楽しい」とは言えない単元です。だからこそ、ここをじっくり粘り強く数え切る姿勢に価値があります。

  • 見守りのコツ:⑤番や⑥番の図まで自力で丁寧に描き切れるか、ワンパターンな作業にどれだけ集中して取り組めるかという「精神的タフさ」を育みます。

■ 第18回:推理 ── 日本の教育を救う、条件整理の魔法

4〜5年生の算数苦手な子や、公立中高一貫校を目指す子にも絶大な効果がある大人気単元です。

  • 見守りのコツ:自分で条件を整理するために、表や数直線をノートに描く習慣をつけさせます。頭の中だけで処理させず、可視化する心地よさを学べます。

■ 第19回:ならべる問題① ── 4年以降の場合の数で「無双」するための仕込み

カードを並べる、まさに場合の数の核心部です。高学年で習う「計算式」を導入する前に、脳内に鮮明なイメージを焼き付けるためにひたすら書き続けます。

  • 見守りのコツ:集中して一気に書き出すことが求められます。チャレンジ問題の8番は完全オリジナルであり、本教材の中で最高レベルの美しさを誇る良問です。

■ 第20回:ならべる問題② ── 3年生に許された「さじ加減」の極致

先週に引き続き、計算で解くレベルの場合の数を地道に数え上げます。100個も書かせるわけにはいかないため、子どもが絶妙に汗をかける量に調整するのに最も苦慮した回です。

  • 見守りのコツ:ここで手を動かした経験があるかないかで、高学年での場合の数の伸び代に、文字通り天と地ほどの圧倒的な差がつきます。

■ 第21回:場合の数② ── 典型題を「書き出し」へと変身させた変幻自在回

入試の頻出問題や典型題を、すべて3年生用の書き出し問題へとリメイクしました。ストレートに場合の数へ傾注した、他では絶対にお目にかかれない問題集です。

  • 見守りのコツ:和が7や10になる式を書き並べるなど、作問自体はシンプルですが、確実に力がつきます。復習問題も織り交ぜながら質を高めます。

■ 第22回:推理② ── 発想の切り替えを楽しむ、極上のミステリー

犯人捜しだけでなく、「無実な人を探す」といった、視点をガラリと変える推理の醍醐味を味わえる回です。

  • 見守りのコツ:特異な条件に目をつけ、試行錯誤することを楽しんでください。割り箸などを使ってご家庭で実演しながら考えるのも非常におすすめです。

■ 第23回:数をあてはめる② ── シリーズ最高傑作。難敵に立ち向かうオールスター軍団

これまでに蓄積した全てのセンスを動員する、本教材の最高傑作回です。あまりの面白さに、私が感動して各所から拝借してきた「極上の良問オールスター」が並びます。

  • 見守りのコツ:1発で解けた子は過去に1人もいません。お子様がウンウンと唸りながら難敵に立ち向かう様子を、隣から静かに、ワクワクしながら見守ってください。

■ 第24回:立方体 ── 35年のノウハウ特盛。くもりのない芸術的なフィナーレ

最終回は、空間認識能力を鍛える立方体です。中学入試独特の「上から1段ごとに個数を数える型」や、展開図の処理を体験します。

  • 見守りのコツ:5番に登場する「ビルディング問題」は、一切の無駄なトライ&エラーを排した、くもりのない美しさを持つ芸術品のようなパズルです。算数が得意でない子でも無我夢中で解き進め、最高の表情で全24回を締めくくることができます。

💎 この教材はお子様の「上質な学習時間」の対価です

全24回、合計で160問以上(チャレンジ問題含む)。 この教材が売っているのは、単なる「PDFというデジタルデータ」ではありません。

「我が子がノートに向かい、鉛筆を持って汗をかきながら試行錯誤し、自力で解けた瞬間に目を丸くして喜ぶ、あの濃密で上質な時間」そのものです。

5年、6年になってから「公式の丸暗記」で行き詰まり、高額な個別指導に駆け込んで苦しい時間を過ごすことに比べたら、3年生の今、この「一生モノの算数の足腰」を家庭学習で楽しく仕込んでおくことは、何十万円分もの価値に匹敵します。

本物だからこそ、出し惜しみはいたしません。 実際の紙面のサイズ感や、お子様がどれほど集中してノートに向かうのか、ぜひご自身の目で確かめてみてください。

第1回「道順1」(問題・解答のセット)を、丸ごと1回分、完全無料でワンクリック公開しています。

お手持ちのプリンターで印刷し、まずはお子様に鉛筆を持たせてみてください。解き終わるその頃には、3年生の今、なぜこの『整えて書く体力』が必要なのか、一発でご納得いただけるはずです。

👉 第1回完全版サンプル(問題・答え)を今すぐダウンロードする(Googleドライブへ)

★さらに『作業力・論理力』をバキバキに鍛え上げたい方は、こちらの【思考力編・全12回解説】もあわせてご覧ください

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