- 2021年6月12日
著書「比と割合は書き方を変えれば簡単に解ける」は、整数で解き、且つ、表に示していくことで、応用問題まで解ける下地をつくりやすい教材です。
今年の3月3日に販売開始され、随分短いですが、半年後の9月15日に販売終了となります。
書店では引き続き販売されるとは思いますが、出版会社の在庫分は私がすべて買い取りますので、売り切れたら終了です。
自分でも良い教材だと思っていますので、現在、他の出版会社に新たに制作を打診しています。
タイトルは変えざるを得ないと思います。
紙質もいまのはカラーでとても綺麗ですが、新たに制作するとしたら、カラーにはならないと思います。
この教材の対象は、目論見とは異なるものもありますが、次の5点です。
- 割合を、比から学習したい5年生(先取り学習の4年生)
- 解き方を表のスタイルにしたい5・6年生
- 比と割合が苦手な5・6年生
- 比を学習し始める5年生
- 塾生に比と割合を負担軽減で身につけて欲しい塾経営者(裁量権のある方)
今回は、時期柄、④の5年生にクローズアップします。
③に書きましたが、6年生で比が苦手な子がいます。
理由は演習不足です。
こういうときはこうするという対処法を確立できていないということです。
問題に向き合っている時間は長いけど、そういう捉え方をしないから、確立できていないかもしれません。
著書「比と割合は書き方を変えれば簡単に解ける」は解くときの書き方を統一し、そのかわり、問題に合わせて少し加工して使っていくというスタイルを取っています。
問題を見たら、その統一されたテンプレートにあてはめていきます。
基本テクニックはプラスとマイナスを正しく処理できることだけです。
それができるようになれば、少々、自己流に加工して解いていきます。
加工方法がいろいろと載っているので、加工していくアイデアや実行力が備わっていきますと、こういうときはこうするという上手い対処ができるようになります。
1冊やりきったら、演習不足で苦手という姿にはならないと思います。
今後、比と割合で苦戦しないための予防策として、5年生は、この夏休みから「比と割合は書き方を変えれば簡単に解ける」を使用することをお薦めします。