「比と割合は書き方を変えれば簡単に解ける」本日発売です

いよいよ本日3月3日「比と割合は書き方を変えれば簡単に解ける」の販売開始です。

奇しくも昨日の3月2日、スカイプ指導の5年生2人に割合の指導を開始しました。

「比と割合は書き方を変えれば簡単に解ける」を使ってではありませんが、同じメソッドで進めています。

 

改めて「比と割合は書き方を変えれば簡単に解ける」を開いてみますと、1問目から実践に入ります。

普通、割合といえば、長々と導入から入る授業が想定されますが、それは意味が無いというか、かえって解法を身につけるのに邪魔をすると考えています。

「もとにする量」「比べる量」「割合」という言葉を教え、割合とはかけ算の式になること(あるいは割合とは分数であること)を教え、いざ割合の標準的な問題に入っていきますと、ほとんどの子はパニックになります。

かけ算の式と標準的な問題が繋がっていかないからです。

子どもたちは一旦、かけ算の式をすべて捨てて、問題の解き方を1から身につけます。

 

それならば、最初から導入無しで、いきなり問題の解き方を身につけてもらった方が効率的ですし、パニックになっていない分、吸収も早く良いことずくめです。

一応、1問目くらいは紹介程度に線分図を載せても、教材らしくなり良かったかもと思わないでもないですが、「ビジュアル」よりも「何をすればいいか」をダイレクトに伝えて、実行に移しやすくすることが大切と考えていますので、やはり、この形式で良かったと思います。

 

昨日割合を開始した2人の生徒さんはとても優秀で、ぐいぐい進みましたが、ここ数年、算数が苦手という子でも、このスタイルですこぶる順調に進んでいます。

線分図をかかなくて弊害はないの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、ありません。

例えば、中学への算数で、レベルアップ演習でも日々の演習でも、割合の問題の解説で線分図をかいているものはほぼ見かけません。

つまり、難度が上がっていくと、線分図をかかないで解くことになります。

線分図をかいておいた方が、難度が上がって線分図をかかない問題になったときに、有利に働くかどうかということですが、それは分かりません。

しかし、私の教え子を見ると、線分図をかかないことで6年生の難度の高い割合で苦労したシーンはないように思います。

むしろ、線分図が身について、そこから抜け出せずに難問も線分図をかいて解けないという生徒さんを多く見てきました。

そういう光景を目にすると、何のために線分図をかいているのか、私には分かりません。

例えるとすると、線分図は自転車みたいなもので、自転車に乗らなくても、何も問題なくクルマの免許を取って、クルマに乗れます。

自転車の経験がクルマの運転に良い影響を与えているかは分からないと思います。

 

「比と割合は書き方を変えれば簡単に解ける」は全80問ですが、順々に80問を見ていくと、この順番で学習していけば、比と割合は得意になると思える順番になっています。

書き方の提案が最大の目的の教材ですが、問題配置にも価値があると思います。

この順番じゃないとダメ!と思える教材は、中学受験算数の参考書の中で唯一のものだと思います。

 

この1冊があると、家でのフォローもしやすいし、家庭教師を頼む必要もないような気がします。

というくらい自信作ですので、ぜひ、本屋に行って手にしてみてください。

「こういう書き方ならうちの子でも取り入れられる」と思ってくださいましたら、とても役に立つ教材になると思います。

その場で購入してすぐに入手しても良いですし、数日入手が遅れても誰も触っていない綺麗な本がご希望でしたら、その場でスマホで当サイトからAmazonボタンを押していただいて購入でも良いです。

買う買わないは別にして、1回は手にして中身を見て欲しいと願っております。

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