- 2018年2月2日
女子学院の問題を解きました。
下の基準で問題レベルを判定します。
A:ほとんどの人が出来る
B:取りこぼしたらややまずい
C:合格のためには取りたい
D:できたらアドバンテージ
E:できる人はごく僅か
テ:塾テキストに載っているような典型題
テ+:典型題に捻りがある問題
ハ:初めて見るような問題
サ:作業
ノ:ときどき見るけど、塾のテキストにはあまり載っていない問題
1
(1)A
( )内は小数で、あとは分数で解きます。
(2)A・テ
2÷1.7=20/17で、差が3なので、11倍します。
(3)アもイもウもA・テ
ア+45+116=180
アの右下が分かるので、二等辺三角形を使ってイを求めます。
イが分かったら、2つの二等辺三角形を使ってウを求めます。
5年の基礎レベルの角度です
(4)A・テ
原価を①にして、Aの売値と、Bの売値を求めます。
Bの売値に180円を高くすればAになるので、①を求めます。
(5)[1]B・テ+/[2]B・テ+
[1]は連続する黒の2個目を置いたときは24個差で、黒の1個目を置いたときは25個差です。
落ち着いて考えれば、間違えないと思います。
[2]は白を②とすると、黒は①+1+30となります。
(6)C・テ+
相似かなと思いましたが、違いました。
予測が外れて解けなかった受験生もいると思います。
CEを1辺に持つ長方形の縦を15にして、横を4にして、比で考えていきます。
ADに補助線をひくと、2つの長方形の面積が等しいことが分かります。
2A・テ
4・5年生レベルの問題です。捻りもなくストレートです。
3B・テ
ニュートン算なので、一応、Bにしましたが、ほとんどの受験生は普通に解けると思います。
追加される量が5%というのが、典型題から少し捻っていますが、全体を決めていたら、最初から入る量が分かるので、簡単になります。
逆に線分図だと少し分かりにくいかもしれません。
いま、ニュートン算は線分図派と、全体量派はどちらが多いか興味深いです。
4
(1)A・テ
驚くほど簡単です。
(2)①B・テ/②B・テ
①は、三角定規の三角形を利用すると、5㎝を使って、三角定規の面積を求めることができます。
②は、Bの底面積さえ分かれば、Aの容積を求めて、Bの底面積で割るだけです。
5B・テ+
和を7にしない、和が同じ数にならないようにするの条件を守って、6と向かい合うものが2、3、4、5のときにできるかを考えていきます。
4年生の教材に入れたいです。
6
(1)A・テ
大変失礼ですが、吹き出してしまいました。
逆に、こんな簡単で大丈夫?と疑心暗鬼になるような気がします。
(2)C・テ+
兄が24m進んだとき、妹が16m進むので、速さの比が分かります。
兄は200m+40秒、妹は160mの時間が同じです。
ここから、兄は40秒で40mということが分かります。
(3)C・テ
ダイヤグラムをかいて、相似を使います。
(4)C・テ
240秒後までダイヤグラムをかいて探します。
今年の女子学院は易しかったと思いますが、でも満点を取るのは容易ではないと思います。
条件を読み取って、正しく考えられるという問題を高い確率で実行できるかです。
対策としては、難問の演習は不要で、そのかわり、反復練習はほどほどにして、テキストには載っていないような初見の問題をたくさん解く練習が望ましいです。
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