テストの点数にこだわるのは逆効果

先ほど、日付が変わったころ、予想もしていなかった、とんでもないことが降りかかってきて、相当、動揺しています。

こういう動揺している気分の中で、ブログを書いたら、どのようなテイストになるかと思い、書くことにしました。

 

内容は、動揺の元とは全く関係のないことです。

いたって平凡なことです。

最近、帝京大学のラグビー部の岩出監督についてネット記事を読みまして、とても参考になると思いました。

100%と言うと言い過ぎですが、かなりの部分で、中学受験の指導とオーバーラップします。

塾講師とオーバーラップする部分もありますが、保護者様とオーバーラップする部分もございます。

 

簡単な概要を書きますと、指導者の「勝ちたい」という気持ちは、自分の名誉のためという意識が強く、選手が楽しんで取り組み、人間として成長していくことが大切ということです。

また、下の内容は、算数の難問を解くときのヒントになるのではないでしょうか。

 「(『俺について来い』の指導で育った)『指示待ち』の選手は、自分では考えないので、指示されたことをこなす以上の成長はできませんでした。その上、頭ごなしに『意味はわからなくても黙ってやれ』と命令して従わせるやり方は、(選手にとって)楽しくないので、やる気も引き出せませんでした。『(強敵を倒し)さらに上に行くためには、どうすればよいか』を選手が自ら考え、創意工夫する道を私がふさいでいました」

 

「点数を取らせようとする」「難しい問題の解き方を教え込む」

こういったことがマイナスというように感じ取ることができる内容でした。

 

6年生の最終学年ともなると、模擬試験の回数が増えます。

点数を意識しすぎていませんでしょうか?

保護者様がです。

お子様がゲーム感覚で点数を強く意識するのは、性格の問題なので、どっちでも良いですが、保護者様が意識する必要はありません。

 

私も、塾講師のころは、クラスの平均偏差値にはこだわっていました。

教務力向上のために、そのこだわりは必要と言えば必要ですが、マイナス面もあります。

いまは、偏差値○○を獲らせたいというよりも、解ける喜びを与えたいという意識が強くなりました。

 

模擬試験後に、保護者様とお話をすると、会話が噛み合わないことがあります。

「解き方が以前より良くなっているか」「以前なら解けなかった問題が解けているか」「以前より答えに近づいているか」「難しい問題ができなかったとしても糸口を見つけられているか」という内容に目が行き、それができていれば、成長していることになりますし、お子様に自信を持って欲しいと思っています。

親が、子に、具体的に「○○の部分が良くなったから成長したね」と言ってあげるほど、お子様は自信を深め、それが結局は学力向上、成績アップとなります。

「○○点取れたから凄い!」とか「偏差値○○だから凄い!」というのは、意味があまり無いような気がします。

場合によっては逆効果かもしれません。

 

楽しくテストを受けているかどうかを観察することが大切です。

テスト中ではなくても、問題を解くとき、覚えるとき、調べているときに楽しそうに生き生きと行動しているかどうかです。

よくリビング学習が良いと言われますが、お子様を見張ることによってしっかりやらせるからではありません。

お子様が生き生きと取り組んでいるかどうかが容易に判断できるからです。

 

生き生きとしていたら、積極的に褒めて、それを継続できるようにします。

生き生きとしていなかったら、接し方を改善しなければいけないというサインです。

つまり、リビング学習をすることで、お子様に上手く対応できるようになり、それが学力向上に繋がるからです。

その意識がなければ、リビング学習の効果は半減です。

 

褒めるというのは、煽てるということではありません。

お子様が楽しんで取り組めるようにフォローするということです。

テストで点数が悪いときに、「こんな点数じゃまるでダメ!」と叱ったときに、お子様が、その後、楽しく取り組めるなら、そういう声かけが必要です。

「点数は低いけど、良く頑張った」と褒めたときに、その後、楽しく取り組めるなら、その褒め方で良いです。

もう少し機転を利かした声かけではないと、なかなか次に楽しく取り組めないと思います。

それを保護者様に頑張ってもらいたいのです。

 

私がスカイプ指導でよく使う言葉は「まぁ、答えは合っているね(褒めていない)」「書き方が良くなったな~」「それはなかなか良い発想だ!」「算数の会話が通じるようになったね!」「その書き方じゃ、いくらなんでも解けないよ…」あたりですが、心の中では、次にこの問題を解くときに、生き生きと解いて欲しいと考えています。

6年生の学習ならば、ある程度の学習時間は必要ですが、4・5年生は、時間よりも楽しく生き生きと取り組んでいるかに目を向けた方が良いと思います。

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