「基礎はできる」という言葉の罠。なぜ塾のテストで応用問題になると手が止まるのか?

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算数で苦戦している本当の理由

サピックス、四谷大塚、日能研などの進学塾に通う小6生で、成績が思い通りに伸びていないご家庭は、常に大きな葛藤を抱えていると思います。

「塾で成果が出ないのに、このまま続けていていいのか……」
「かといって、今さら退塾してシステムを変える勇気もない……」

家庭教師は費用が高い上に当たり外れがある――
個別指導や動画授業を試しても効果が出なかった――
市販の教材をただやらせるだけで、今からできるようになるとは思えない――

どれも決め手に欠け、時間だけが過ぎていく。

では、どうしてこれほど勉強しているのに、算数で苦戦してしまうのでしょうか?

塾の面談や自己分析で、よく「基礎はできているんですけど、応用になるとダメで……」という言葉を耳にします。 しかし、プロの目から見れば、それは「そもそも、基礎が全くできていないから応用が解けない」のです。

❌「基礎」とは簡単な問題のことではない

多くの人が、「基礎=簡単な問題」だと勘違いしています。 ですが、私の「基礎」の定義は違います。
【その解き方が、その先の応用問題にまで通用するかどうか】
これこそが基礎です。

私は指導の中で、生徒に「その解き方じゃ、入試(難問)では通用しないよ」という言葉をよく使います。目の前のテキストのA問題・B問題は、その雑な解き方、汚い書き方でも、たまたま答えが合って「〇」になるかもしれません。しかし、問題が少しだけ複雑になったり、ひねりが入った瞬間に、その我流の解き方は完全に崩壊します。

つまり、問題が解けていたとしても、発展問題に対応できないような書き方をしているなら「基礎ができていない」のです。逆に、理に適った図や表の書き方をして答えを導いているなら「基礎ができている」と言えます。

「簡単な問題がドリル形式で解けること」を、基礎が固まったと勘違いしたまま6年生の後半を迎えることほど、恐ろしいことはありません。

⚠️ なぜ、応用に繋がる「本当の基礎」が身につかないのか?

理由はシンプルです。塾やこれまでの学習で「本当の基礎(正しい手元の動かし方)」を重視する指導を受けたことがないからです。

集団塾のテストでは、とにかく答えが合えば〇がつき、肯定されます。 良い点数が取れればクラスが上がり、席が前になり、大人に褒められる。子供の脳はいつの間にか、「しっかり条件を整理して書くこと」よりも、「一か八かでも、とりあえず正解の数字を出すこと」が重要だと錯覚してしまうのです。

テストの後、正解した問題に対して「この問題は合っているけれど、書き方が悪いからバツ。次に向けて図を書き直しなさい」と言ってくれる人が、これまで一人でもいたでしょうか。 ネット上でも「合っていればいい」「プロセスにこだわりすぎるとやる気をなくす」という甘いフレーズが目につきますが、これこそが、応用問題でフリーズする原因を作っている張本人なのです。

🛠 応用力を伸ばす「基礎」を今から身につけるには

塾の解説を見て「式を書き写しなさい」「この問題はこの通りに解くものだよ」と教え込む指導はよくあります。しかし、それでは結果論を暗記しているだけで、入試本番で初めて見る問題に出会ったとき、手元でどう書き始めていいか分かりません。

問題を解いて、解説を見て「こうすればいいのか」と納得し、それを反復する。一見、王道の学習スタイルですが、これでは「初見の問題を前にしたときの初動のレベル」は1ミリも上がりません。

そこで、私が例年、平均偏差値40のクラスをシンプルな誰もが真似できる方法で指導し、平均偏差値50の大台へ引き上げて難関・中堅校へ逆転合格させてきたノウハウを一挙に詰め込んだのが、『受験算数OS Classic(旧V6算数)』です。

本教材では、解説の数式を暗記するような勉強は一切させません。 それよりも、「このキーワードがあるときは、手元でこの図を書けば上手くいく」という大雑把な感覚(必勝の戦略)を、日本語のフローで身につけることを最優先にしています。

たとえば、 「仕切りのある水そうのグラフ問題は、真正面から見た図を描いて、底面積・高さ・時間を書き入れれば、それだけで解ける」 といったように、解法の流れを日本語で言葉として脳にインストールします。

これが頭に入っているだけで、初見の難問に対する対処のしやすさは劇的に変わります。

📄 おすすめの「逆転大逆転」勉強法

『受験算数OS Classic』は、普通の問題集のように「解いて、丸付けして終わり」という使い方をすると、効果が半減してしまいます。

  1. まず、解説の冒頭にある「日本語での解く流れ(フロー)」を暗唱できるまで読む
  2. それを自分の言葉でノートに書き表してみる
  3. その上で、実際の手書き風の「書き方の見本」をそのまま真似して写す

これだけです。 これができたら、お子様は初見の問題を前にしても、フリーズすることなく、自然と「点数がもらえる綺麗な書き方・解き方」を自らノートに再現し始めます。

残り数ヶ月から算数の偏差値を10アップさせ、過去問演習へ滑り込むための「本物の基礎」の固め方は、ここにあります。大手塾のテキストの活字に溺れかけている方は、ぜひ我が子の手元の書き方を変えてあげてください。

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