V6算数:6年生の夏~秋から、まず「書き方」を真似することで前に進む

正直に、この教材の成り立ちからお話しします。

V6算数は、私が理想と考える算数学習を、そのまま形にした教材ではありません。

本来なら、もっと早い時期から、問題の見方、表や図の書き方、解く順序を、少しずつ身につけていってほしい。それが理想です。けれど、6年生になってからでは、理想論だけでは間に合わないことがあります。

問題を見ても手が動かない。何を書けばよいか分からない。単元が変わると、また白紙から始まる。

もし今、お子さんがそんな状態なら、まずは形から入ってください。教材に載っている表を真似する。図を真似する。解く順序を真似する。理解は、そのあとからついてくることがあります。

V6算数は、6年生の算数を理想から語る教材ではありません。いま目の前にいる子を、少しでも前に進めるために作った教材です。

V6という名前について

私が塾で教えていた頃、6年生の1番下のクラスは、「Vクラス」と呼ばれていました。ここから巻き返してほしい、という願いを込めた名前だったのだと思います。

私自身は、そのVクラスを担当したことはありません。けれど、この教材を作りながら、ずっと頭にあったのは、あのクラスの子たちのことでした。もし自分がVクラスを受け持っていたら、どんな教材を渡しただろうか。手が止まってしまう子に、何をどう見せれば、もう一度ペンが動き出すだろうか。その答えとして作ったのが、この教材です。

だから、V6算数。名前は、そこから来ています。

なぜ、手が止まってしまうのか

算数で手が止まるのは、多くの場合、お子さんの能力やセンスの問題ではありません。「何を、どう書けばいいか」の見本を、まだ持っていないからです。

塾のテキストや市販の解説書に載っているのは、整えられた大人の数式です。きれいですが、完成形だけを見せられても、子どもは「自分の手を、どこからどう動かせばそこにたどり着くのか」が分かりません。だから、条件が少し複雑になったり、文章がひねられたりすると、ペンが止まります。

必要なのは、完成した美しい式ではなく、子どもが自分の手でそのまま真似できる、書き方の見本です。

3つのステップで、書き方を手渡します

V6算数の解説は、真似することを前提に、3段階で組み立てています。

ステップ1:日本語で、解く流れをつかむ
まず、答えにたどり着くまでの道筋を、数式抜きの日本語でつかみます。「何を求めて、次に何を求めるか」を、言葉で大づかみに理解するところから始めます。

ステップ2:書き方の見本を、そのまま真似する
ここが中心です。試験用紙の余白に、子ども自身がペンで真似して書ける形の、手書き風の図や表の見本を示します。眺めて理解するためではなく、そのまま写すための見本です。

ステップ3:口語の補足で、納得する
最後に、隣で語りかけるような言葉で、問題のひねりや条件整理のコツを補います。写した手が、なぜその動きでよかったのかが、あとから腑に落ちます。

日本語で流れをつかみ、見本を真似して写し、補足で納得する。このサイクルを繰り返すうちに、白紙で止まっていた答案が、少しずつ形になっていきます。

あえて、平凡な典型題だけを

V6算数には、意地悪な難問は入れていません。

入試で大きな割合を占めるのは、確実に取るべき典型題です。手が止まっている状態からの立て直しで本当に必要なのは、難問を1問拾うことではなく、この典型題を、落とさず取り切れるようにすることです。

全12単元・256問。中学受験に必要な分野の典型題を、学びやすい順番に並べています。1問ずつ進むごとに、書き方の引き出しが増えていく設計です。ここを固めれば、そのまま志望校の過去問演習へ進んでいけます。

まずは、見本を見てください

言葉で説明するより、実際の見本を見ていただくのが早いと思います。「これなら、うちの子でも真似して書けそうだ」と感じていただけるかどうか。サンプルはPDFでご確認いただけます。

V6算数(場合の数)サンプルPDF

こんなお子さんに

6年生で、算数の点数が伸び悩んでいる。問題を見ても、何を書けばいいか分からず手が止まる。単元が変わるたびに、また一からになってしまう。

そんなお子さんの、後半戦のための一冊です。理想の順番で積み上げる時間がもう取れないとしても、いまの一問を前に進めることはできます。

以前、この教材を使った方が、こんな声を寄せてくださいました。自分に合った中堅校を目指すなら算数はこれ一冊でいい、解説の丁寧さも答案の書き方も間違いない、自分のペースで進められる ―― と。作り手として、これ以上の言葉はありません。

料金

一括ダウンロード(全12単元・256問/問題+3ステップ解説PDF):13200円(税込)

ご購入の流れ

ご注文フォームに必要事項をご入力のうえ、送信してください。その後、ゆうちょ銀行へ教材費をお振り込みください。

ご入金を確認しだい、256問すべての教材PDF(問題・解説)を収めたGoogleドライブの共有URLを、メールでお送りします。ご自宅で自由に印刷して、お使いいただけます。

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