- 2024年2月3日
毎年、一人か二人、優秀な生徒さんを教えていますが、2021年は当初、優秀な生徒さんがいないと思っていました。
6月頃、サピックスの成績が偏差値60を下回り、解き方をかかないタイプだから今後が不安ということで、指導の依頼があり、引き受けました。
家で解き方をかかないという子でも、スカイプ指導になると、別人のように書くという生徒さんが9割くらいいます。
その子は残り1割でした。
手強かったですが、開成に受かったので、結果的に結果が出たと思います。
6年生の一年間、毎日一時間くらい指導できるのならともかく、そういう環境でなければ、難関校合格は、生徒さんの資質によるところが大きいです。
これは、他の家庭教師でも同じことだと思います。
家庭教師で成績を伸ばしたというのは、次の2点だけかと思います。
- 本来の力が発揮できていなくて成績が悪かったのが、本来の力を発揮させられるようになって成績が伸びるケース
- 生徒さんの急激な成長があって成績が伸びるケース
今年の開成合格者は後者でした。
いままで優秀な生徒さんの指導方針としては、「この子にとってやり甲斐がある問題」という基準で与えていましたが、2022年度より変更することにしました。
とは言いましても、新6年生で、開成を希望している方は、現時点ではいないようですので、今後、依頼が来たらということになります。
どのように変更するかと言いますと、私の作った教材を、少々レベルが合わなくてもやってもらい、背伸びさせていくスタイルです。
それでは塾と一緒となりますが、優秀な子は、その方が伸びると思います。
塾では「こういう問題は教えていないけど、自力でできるかな?」という問題を課せられ、それができた子が、最後まで上に残るという状況になりますが、スカイプ指導の場合は、塾で教えていない部分を丁寧に教える形になります。
「こういう問題、数回、教えているから、自力でもできるかな?」というスタイルです。
塾の一歩上を行く授業という位置づけになります。
やっていくうちに、「この教材から変更しましょうか?」と私から提案されましたら、そのレールに乗れなかったことになります。
レールに乗っていけば、開成レベルの学校に確実に行けるとお約束いたします。
その核となる教材は昨年まで「応用力をつける」という教材名で、360問用意していましたが、今年は90問くらい差し替えて「小6対話式算数難問」という教材名で、スカイプ指導で使っていきます(対象の生徒さんの指導の依頼があれば)
スカイプ指導ではなくても販売もしていきますので、どういう勉強をしたら開成レベルの学校に受かるのか道標が必要という方は是非ご検討ください。