- 2024年2月3日
1からスタートということで、11月11日に新年度生徒募集を開始いたします。
とは言いましても、いつでもお気軽にお問い合わせ願います。
2024年度は、ブログで生徒募集のご案内を減らした関係もあり、担当する生徒さんはとても少なかったのですが、9月以降徐々に増えていき、いまでは2023年より忙しくなりました。
この勢いで、2025年度も進んでも良いと思っていますが、2024年のように募集に力を入れずに行こうと思っています。
指導方針はとにかく算数論を伝えます。
問題を見たら、まず何をするか、解けない原因は何か、ミスをする原因は何かを言葉で伝えます。
そして、解き方を教えて真似をしてもらうのではなく、どんなものを書けば良いか伝えて、そこから考えてもらいます。
これは一見ハードルが高そうですが、受験算数の第一関門だと思っています。
これでは厳しいという生徒さんは、学習が積み重なっていかないので、6年生から受験勉強を始めて、テクニックを習得する学習と、同じ結果になると思います。
つまり、早めに学習する意味が無いと思っています。
生徒さんにも、伝わる日本語で説明してもらうようにします。
よく、生徒さんから、「分かっているんですが、言葉では言えません」と言われますが、それは違います。
ちゃんと分かっていないから言葉で言えないのです。
そこを、分かっているなら、それで良いかと黙認してしまうと、後で、実は分かっていなかったということになります。
生徒さん自身がしっかり理解できるように、正しい言葉で伝えてもらう方針は、今後も継続していきます。
対象生徒を以下の①~③のいずれかのスタイルの方に限定します。
- 中学受験の進学塾に通っている方(進学クラブ等のオンライン指導は除く)
- 当教材の対話式算数を使って勉強している方
- ①と②にあてはまらないけど週2回以上の指導を受けたい
指導時間は、原則として60分ですので、①や②の生徒さんでも週1回よりは週2回の方が学習効果が高いと考え、週2回がベーシックスタイルとご理解ください。
気になる指導料は値上げはしません。
東京都のアルバイトの最低時給が1500円になるまでは、この料金で行く予定です。
ここで、少し対話式スカイプ指導の指導方針を書いてまいります。
生徒1「対角線の本数は、N×(N-3)÷2ですよね」
私「それでいいよ。ところで、どうしてその計算式で求められるの?」
生徒2「十角形の対角線の本数ってどう求めるんでしたっけ?」
私「五角形をかいてごらん。それを利用すれば思い出せるよ」
このような声がけをするのは、意味が分からない状態で、公式を覚えることをできるだけ避けようと考えているからです。
もう少し具体的に申しますと、テストで困ったときに解決する手段を教えたいと考えています。
老子の格言の「飢えている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか」という話に近いと思います。
もちろん「そういう求め方を覚えておいた方がいいね」とは言いますが、理由が言えることが前提となります。
子供には、すぐに使える公式を教えてくれたり、真似をすれば数値替え問題は解ける解き方を教えてくれる先生の方が負荷がかからず、有り難いと思われると思いますが、子供に好かれるために指導をしたいとはあまり考えていません。
やがて、「あのときに鍛えてくれて良かった」と思われる大人になりたいと常日頃思っています。