指導論:最後まで聞く子に育てる

いままでスカイプ指導は書き方にこだわってきました。

難問でも、問題に合う書き方ができれば解ける!

という方針で書き方のスキルアップを目指してきて、それが身についた生徒さんはかなり応用力がついたと思います。

2024年の指導では深く理解するも書き方のスキルアップと並んで最重要テーマにしようと考えています。

 

私のスカイプ指導で教える生徒さんは、指導開始時で、四谷大塚偏差値で35~75くらいの幅があります。

中央値や平均値は年によって大きく異なります。

 

偏差値に関係なく、説明をしっかり最後まで聞く子と、最後までは聞かない子に分かれます。

最後までは聞かないというのは、途中から聞かなくなるという意味です。

聞かなくなる理由は集中力の低下ではなく、理解できたから(※1)です。

集中力の低下が起こるとしたら、それは、私の説明が長過ぎることに起因するので、私が改善する必要があります。

 

最後まで聞くか、最後まで聞かないかは、生徒さんの性格、興味、資質、集中力の持続力、家庭教育が絡んでくるので、最後まで聞かない子を聞く子に変えることは簡単ではありません。

言って、その場で変わっても、次回は元に戻ることをくり返します。

最後までしっかり聞く子の方が伸びていくことはいうまでもありません。

良い塾講師はしっかり聞く子に育てていることが多いですが、話術があり、本質と少し逸れた面白い話を存分に入れて繋ぎ、話の長さと内容量があまり合っていない印象もあります。

あくまでも、聞かせることが目的ではなく、本質の濃い話を吸収することが目的です。

 

算数の説明をしていくと、「この式で求められる!」と感じることが多々あると思います。

しかし、ここでこれを理解して欲しいというものが、その先にある場合もかなりあります。

最後まで聞かない子は、この理解して欲しいことが入っていきません。

これが伸びていかない理由です。

 

そこで、スカイプ指導では、聞かなくなった時点で、生徒さんが理解できた(※2)と思っているはずなので、「いまの解き方を説明してみて!」と言います。

計算式は言えますが、その理由までは、こちらの目論見通り、答えられないことが多いです。

「※1」「※2」は理解できていなかったのです。

 

良く、塾の授業で分かって帰ってきたけど、家で解くと解けないというものがあります。

これは不思議なことではないので、家で15秒くらいさらっと見直して解ければ問題ありません。

しかし、家でもう1度勉強し直すとなると、分かったと錯覚していただけです。

塾講師に相談すると、「塾で分かるようになり、家でできるようにする」と返ってくることがありますが、それは詭弁です。

塾で、どうしてその解き方で解けるか理解し、シンプルな典型題まで解けるところまで進め、家でいろいろなパターンを取り組んで、理解を骨太にするというのが集団塾の流れです。

その流れにならないということは、塾で分かってこなかったことになります。

 

話を戻します。

生徒さんが、解ける!と思ったら、理由を答えさせられるという感覚が身につけば、解けると思っても「理由を言えるかな?」と反射的に思うと思います。

理由を言えるように、説明を聞こう!

2024年は、この感覚を養うことをスカイプ指導の最大の目標としたいと思います。

いままでどういう書き方をするかを重視して手元を映せば十分という姿勢でしたが、2024年は、分かった気がして最後まで話を聞かないことを避けるため、表情も映すことを強く推奨したいと思います。

こちらからも説明しますが、生徒さんにもたくさん説明してもらって、対話式の指導形態を目指します。

 

2023年度は、スカイプ指導は募集をあまり行っていませんでしたが、2024年度もその方針です。

生徒数は現状で十分ですが、指導希望の方には、上記の「最後までしっかり聞く姿勢」「書き方のスキルアップ」「志望校に応じたいま力を入れるべき学習」を強く意識した指導をしてまいります。

よろしくお願い申し上げます。

 

この記事は私が書いたよ!

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