親はもっと厳しくなるべき

ほとんどの受験生は4教科取り組んでいると思います。

得意教科もあれば、苦手教科もあります。

偏差値50ならば、4教科オール50よりも、得意教科は60、苦手教科は45というように凸凹が合った方が良いという人もいると思います。

私は、必ずしもそうだとは思いませんが、苦手教科を上げることは案外楽なので、すべて無難な成績よりも、及第点あり課題ありの科目があった方が良いのかもしれません。

 

算数が得意な人は、少々暗記分野が弱くても良いと思います。

暗記分野は6年生で挽回できるからです。

国語が得意で、算数が苦手な人は、6年生になって算数に時間がかかるので、早めに暗記分野を軌道に乗せた方が良いと思います。

つまり、算数が得意でなければ、暗記分野に力を入れておいた方が、後々スムーズにいきます。

 

これは決して算数を捨ててその分、暗記分野に力を入れるという意味ではありません。

算数が得意な子は、算数の問題をたくさん解きたいと思うので時間がかかりますが、算数が苦手な子は、それ程、算数に時間をかける必要がありません。

書き間違えているわけではありません。

算数が苦手な子にとっての必要十分な学習量というのが、それほど多くないからです。

苦手だからかなり時間をかけているという場合は、必要のない部分に時間をかけている可能性が高いです。

算数を適正時間にしたら、その分、暗記分野に力を入れられるというわけです。

 

算数で親子喧嘩をするという話をよく聞きます。

どうして喧嘩になるのか不思議です。

スカイプ指導の場合は、ときには生徒さんにプレッシャーをかける場合もございます。

「この前から進歩していないんだったら、教わる必要がないんじゃないか?」

「こうやって書けば解けると言っているのに、書かないってどういうこと?」

「これを覚えていなければ、この問題を解く資格がないよ」

このくらいのことは、打たれ強そうな子には平然と言います。

しかし、決して喧嘩ではありません。

あくまでも厳しさを演じているだけで、こちらは冷静です。

 

逆の言い方をすれば、算数で喧嘩をしても、生徒さんはできるようになりません。

技術が高まることはないからです。

算数も覚えるべき式がありますが、あまり強く覚えるように指導していくと、弊害もあると思います。

 

それに対して、暗記分野だったら、どうでしょう?

私は、理科の計算分野はときどきスカイプで指導していますが、暗記分野は避けています。

ですので、暗記分野の指導中に怒るとか叱るということは機会がないのですが、暗記分野ならば、叱ったり厳しく注意したりすることは有効だと思います。

覚える力にもよりますが、生徒さんの本気度が知識量に比例するからです。

 

厳しく接することで、本気度が高まるのであれば、その作戦を使うのもありです。

受験勉強でも成功体験を重視するという考え方がありますが、暗記分野は、努力が成功につながりやすいので、「厳しく接する→嫌々ながらも頑張る→良い点数を取れて自信をつける」

というような流れになる可能性も高いと思います。

進学塾で、成績を上げられると定評のある理社の講師は、厳しいタイプや怖いタイプの講師が多く、また、優しい性格の講師でも、笑いながらきついノルマを与えています。

とても温和な理科の講師が、○をやって、△もやって、□もやって、できたら☆までやりましょうと話しているのを隣で聞いて魂消てしまったこともあります。

あれだけやれば、誰でもできるようになるだろうと思いますが、そこにヒントがあると思います。

余談ですが、「そんなにできませんよ」という保護者に、たいていの塾講師は「そうですね。じゃ、これを削りましょうか」といいますが、免除しているわけではなく、やるのもやらないのも自由という姿勢でいます。

 

お子様の性格にもよりますが、算数で親子喧嘩をするくらいならば、理科社会や国語の語句知識で喧嘩をした方が余程良いと思います。

「覚えなかったのか!」「いまから15分後にテストするから、それまで覚えてこい!」「よし、テストしよう!」

このような感じでいっても問題はないと思います。

 

「できないと親に怒られる」というよりも、「覚えないと怒られる」という生徒さんの方が、楽しく勉強していると思います。

4年生くらいでは、覚え方がよく分からないから覚えられないというケースもありますので、まず、上手い覚え方を教えるということに重点をおきますが、5年生ならば、覚える分野では厳しくした方が効果があり、算数や国語は技術を高めることが大切で厳しくしても効果がないというように、扱い方を分けると良いと思います。

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