- 2016年7月26日
3年前のブログのリニューアル版です。
3年間のPV数は2800くらいです。
前回のリニューアルブログは98%くらい書き換えていますので、今回もそうなるかもしれません。
少なくとも50%は変わると思います。
さっそく余談ですが、何年か前の名探偵コナンの映画で、建築家の犯人が昔の自分の造った建物が左右対称ではないから気に入らなくて次々と爆破するというものがありましたが、教材を作ったりブログを書いていくと、そういう気持ちもよく分かります。
さすがに爆破はまずいですが、教材を大幅に書き換えたり、ブログを大幅に修正することは、「最新が最良」という気持ちで取り組んでいきたいと考えています。
以前のブログを見ると、そのままアップというわけには到底いきません。
さっそく本題の通り、通塾日数を考えていきます。
4年生は週2、週3が多いと思います。
5年生は週3、週4が多いと思います。
6年生は週3~週5だと思います。
まず、4年生から考えてみます。
個人的には週3が良いと思っています。
できるだけ早く塾に慣れるためです。
慣れるというのは、電車で通うとかそういうことだけではなく、講師の説明を聴く力をつけることです。
4年生の授業の集中力は想像以上に低いです。
聴いて理解する力も同様に低いです。
週2日授業を受けるよりも週3日授業を受けた方が早く聴く力はつきます。
これは机上の空論ではありません。
前職では週2が必修で、1日オプションがあり、それを選択すると週3になりました。
(算数は1週間で240分でした)
週3の生徒さんの方が聴く姿勢が明らかに高かったです。
精神年齢がまわりの子より上で、集中して聴くことができる子ならば週2でも問題ないと思いますが、そうでなければ週3が良いと思います。
サピックスは週2、日能研は週2.5、四谷大塚は週3、早稲田アカデミーはYTを受けると週3になります。
回数に少々の違いがありますが、これはテストの回数の違いです。
授業回数は同じで週2日です。
各教科1回ずつで、1日2教科を週2日だと思います
なぜ、どこも授業は週2日と言いますと、授業料を抑えたい、4年生はお稽古事をやっているケースが多くて週3となると拘束されている印象になるからです。
学習効果を目指したわけではなく、集客のためと言えます。
授業をしっかり聴くことができて、家でしっかり学習できる体勢をつくっているのなら、週2でもまったく問題がありませんが、多くの生徒さんの場合は週3の方が効果を発揮するはずです。
テストを入れて週4にしたら、それは多いような気がしますので、サピックスのように月一で授業時間にテストを入れ、週3がベストだと思います。
そのような塾がありましたら、4年生の間はそこで授業に慣れていくのも1つの手です。
しかし、回数が多くても指導体制が充実しているとは限りませんので、4年生の間は塾に多くのことは期待せずに、家で「+α」の学習をやる方が無難な作戦だと思います。
週3の方が早く聴く力がつくと前述しましたが、多くの通塾生は週2なわけなので、そこはそれほど拘らなくてもいいと思います。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」の心理です。
拘るところは、他の子よりもいろいろな問題を解くというところです。
良い体制をつくり、実質週3の効果があるという形が良いと思います。
何をやったら良いかとご検討なさっている方には小4集中図形をお薦めいたします。
まだ4年生ですが、ここまで1374字です。
冒頭でリニューアル版と書きましたが、ほぼ100%新しく書いています(笑)
変わっていないのはタイトルだけです。
5年生もいってみたいと思います。
サピックスは週3、日能研は週3.5、四谷大塚は週4、早稲田アカデミーはYTを受けたりオプション講座を受けると週4+αになります。
5年生はテストやその解説授業も充実するので、テストの日も授業回数に入れて良いと思います。
週3だと6コマになり、算2・国2・理1・社1になります。
テストや解説授業を加味すると、四谷大塚や早稲田アカデミーはもうひとまわり増えます。
サピックスも算数2・国語2ですが、それが同一日なので、コマ数は同じでも受け取るイメージは異なります。
4年生は違い、ベストは週何日かを書くことはできません。
「授業を受けて吸収するタイプ」、「授業を能動的に受けられるタイプ」、「家でもっと演習しなくてはいけないタイプ」などによっても変わります。
週3~5のどこかにベストがあるとまでしか言えません。
また、通塾日数よりも、算数の方が影響力が大きいです。
5年生終了時点までに全カリキュラムを終わらせようとしているサピックスと四谷大塚に対して、ゆったり進めている日能研。
この違いを重視して選んだ方が正しい判断ができます。
個人的には、学習するのは週5.5~6日だと思っています。
これは通塾日数ではなく、家での学習も含めます。
「全日オフと半日オフ」「全日オフ」「半日オフ2日」のいずれかになると思います。
塾に行くのが週にどれくらいで家庭学習はどれくらいで、オフをいつにするのかと考えていくと、あまり塾での通塾日数は気になりません。
週3~5に合わせて家庭学習を組み立てていけば「ベストがない」というのが結論になります。
そして1つポイントを書いて今回は終わらせたいと思います。
6年生の通塾日数は次回にしたいと思いますが、興味関心がどれくらいあるのかとても心配です。
興味を持ってくださいまして、6年生の通塾日数についてのブログをぜひ読みたいと思われる方は「にほんブログ村」のバナーをワンクリック願います。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
5年生のカリキュラムは本格的なときとサラッと流せるときがあります。
本格的なときは、復習に専念し、サラッと行けるときは長期的な計画をもとにカリキュラムとは異なる学習をするのはいかがでしょうか。
お子様にとっては、今週は「復習に専念!」となると、真剣さが増してメリハリのついた学習になると思います。
「復習に専念!」となる単元は、塾の教材にもよりますが、ざっと挙げますと「相似」「図形や点の移動」「回転体」「速さ」「売買損益算」「場合の数」です。
大リーグで投げている田中将大は、楽天時代は手抜き投法と呼ばれていて、下位打線には軽く投げ、中軸やピンチのときだけギアを入れ替えて投げていると言われていました。
決して悪いことではなく、ここぞのピンチのときに全力で投げるためのスタミナ温存策だと思います。
中学受験の勉強も、ここぞのときに全力を発揮できるように、そのような手抜き学習が必要です。
手を抜いて良い単元のときは、当教材の集中シリーズをお薦めいたします。