四谷大塚・早稲田アカデミーは数系が弱い

昨年、今年と、四谷大塚(早稲田アカデミー)生で、とても優秀な生徒さんのスカイプ指導をしています。

私が教え込むスタイルではなく、既にほとんど身につけていて、総仕上げ的な関わり方をしています。

今回のブログは、スカイプ指導についての話ではありません。

四谷大塚の学習システムの是非についての話です。

 

四谷大塚の学習システムは、出来る子に対しては、応用演習問題集や、週テストのCやSなど、とても充実しています。

さらに早稲アカに通っていますと、それにプラスしてSGなんとかというプリントや上位校への算数という教材があります。

これでもかというくらいの応用レベルの教材があります。

 

多すぎて苦しいなら、バッサリ切り捨てれば良いだけなので、量が問題となることはありません。

よく、塾の課題が多すぎるという声を聞きますが、捉え方を間違っています。

「塾の課題が難しいものしかない(その可能性はゼロだと思いますが)」、「塾の課題が易しいものしかない」ということでしたら大問題ですが、多すぎるや少なすぎるは問題にはなりません。

多すぎたら省けば解決し、少なすぎたら市販の教材をやれば解決するからです。

 

塾の課題は義務ではなく、適量を任意でやるものです。

雑な勉強でたくさんやるよりも、少なめで丁寧に取り組んだ方が効果が上がります。

全部やろうとするのは本末転倒となる可能性があるということです。

 

難易度的には四谷大塚の教材のシステムで何ら問題はありません。

むしろサピックスの方が問題です。

易しすぎるので、工夫して応用問題を取り入れないといけないからです。

サピックスなら難関校に強いから塾のペースで進めば大丈夫と思っていると、十分な応用力が持ち得ていないお子様じゃないと厳しくなります。

 

合格体験談や、インターエデュなどでは、その一部の能力豊かな子が「これだけで十分でした」と書くので、誤解しやすいです。

塾の課題よりレベルを上げないと、後でどうすることもできなくなります。

そういうケースをよく見てきました。

 

サピックスの講師は、能力が低い子は脱落した方がかえって良いと考えている節があるので、能力を高めたい、相対的に力を付けたいご家庭は、サピックスの説明を真に受けてはいけないと思います。

 

やや脱線しましたが、四谷大塚ならば、応用系の教材は充実しているので、それで十分と思いがちですが、四谷大塚のシステムでの応用というのは、各単元の難しい問題を扱っていきます。

単元によっては、こんなの6年生になって解き方を教えれば誰だってできるという問題まで踏み込んでいます。

私は、こういうのはいまやる必要がないと考えます。

できるならやっても良いという考えもありますが、その余裕があるのなら、いまやるべき単元をしっかり取り組んだ方が良いと考えています。

 

タイトルにありますので、何を言いたいかはもうお分かりだと思いますが、具体的には、数の性質、規則性、場合の数(以降、数系の問題と呼びます)が、四谷大塚のシステムでは決定的に足りません。

難関校の入試問題をご覧になりますと分かりますが、入試後半の問題は、ほとんど、数系の問題か立体図形か速さです。

 

難関校レベルの立体図形や速さは4・5年生では難しすぎるので、現時点で何をすることもできませんが、数系の問題はいまでも十分取り組める問題があります。

冒頭の優秀な子にときどき、この数系の応用問題を解いてもらいますと、あまり解けません。

他の単元と比べて、明らかに見劣りします。

当然です。

力を入れていないので。

 

以前働いていた塾では、4・5年生は1年間数系の問題を週1回取り組み続けました。

その結果、1番上のクラス25名(学年は120~160人くらい)は、安定して開成・桜蔭に1/3以上は受かり、全員、聖光以上という年もありましたし、毎年、それに近い実績は上げ続けていました。

サピックスに通われている保護者様がこの実績を聞いても大したことがないと思われると思いますが、サピックス以外の塾で、サピックス生を個別等で在籍させてお裾分けをもらう裏技を使わない塾で、この実績はとても難しいのではないでしょうか。

普通のことをしていたらなかなか聖光以上に合格とは行かないと思います。

いろいろな要素がありますが、4・5年生のときの数系の問題の特訓が、大きな効果を上げていたと思っています。

 

そのノウハウがありますので、当教材では小4グランプリ算数小5グランプリ算数小5応用力をつけるという3つの応用レベルの教材を用意し、眺めてみると、数系の問題が多くを占めています。

数系の問題ばかりといってもいいくらいです。

応用力向上を目指す教材の解説は、対話式で授業の展開を書面にするのが1番だと思っていますので、「グランプリシリーズ」は対話式の解説です。

「応用力をつける」は、粘って考えて欲しいので、逆に答えのみです。

四谷大塚や早稲田アカデミーやあるいは日能研でこれに該当する教材は探しても見つからないと思います。

各単元の応用問題までやっていくという四谷大塚システムではサピックスに比べて不安という方は、ぜひ、当教材の応用系の教材をご検討願います。

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