塾講師の能力

塾講師や家庭教師は、プロフィールに出身高校名、出身大学名を載せている場合があります。

なぜ、それを載せているかというと、安心感、プレミアム感を与えたいからだと思います。

私の場合は、それで与えられる安心感などは大したものではないと思っていますし、与えるサービスの品質と学歴はまるで関係が無いので、載せようとも思っていません。

顔写真があった方が信用度が増すとも言われますが、顔ではなく教材を見て、信頼してもらいたいと思っています。

プロ野球選手が打席に立つときに必要なデータは、現在の打率・本塁打・打点であり、仮に大阪桐蔭出身などと書いてあってもデータ的にはまったく意味がありません。

それがあると安心するのは、消費者の問題とも言えます。

 

指導するなら、指導者としての実績、指導のサンプル動画などを提示して判断してもらうべきです。

私のように教材を販売するならば、教材のラインナップ、カリキュラム、ブログの内容、サンプル教材で、どういう教材か十分な判断ができると思います。

どんなプロフィールだったとしても、良い教材を作れるとは限りません。

 

一応、どれくらい算数の問題が解けるのかという証明のため、ときどき算数にチャレンジに挑戦しています(本当の理由は、良問に触れるためですが)。

「入試問題を解いたら半分の時間で満点でした」というような自己申告で自慢をする塾講師もいますが、私はそういうものは好きではないので、しっかり順位の出るものに挑戦しているというわけです。

水曜日の夜に限って挑戦できるような状態ではなく不参加というときも多々ありますが、参加するときはベスト10を最低ラインとして上位を目指しています。

今月の24日に算数にチャレンジのオフ会があるらしいので参加予定です。

私用で申し訳ございませんが、25日のスカイプ指導は中止とさせていただきます。

このブログをお読みの方で参加される方は、「ブログ読んだよ」と一声かけていただけますと幸いです。

 

やや脱線しましたが、本題に入ります。

大手塾で、難関中を目指すクラスを担当している講師は、たいていどの講師も同じくらいの力量です。

私もそのくらいの力量だと思います。

小さい塾で井の中の蛙状態になっていると、「自分は首都圏で有数の講師だ」と勘違いしているかもしれませんが、そんなことはありません。

ちなみに前職での入社初日に「この塾には首都圏で屈指の講師が2人いる」と責任者に教えてもらいましたが、随分いい加減な人だなと思った以外の感想はありませんでした。

 

難関中を目指すクラスを担当していれば、どの講師も問題を解く力、教える力はほとんど変わらないと思います。

教えることに絶対の自信があるとか、○式を開発という記述を見ることもありますが、宣伝にしても言い過ぎではと思っています。

とは言いましても、教える工夫を怠ったり、新しい問題に触れることを怠ったりすれば、他の講師と比べて劣ってしまうと思います。

必要なことをきちんとやり続けることによって、他の講師と同じくらいの力量を保ち続けることができると考えています。

 

私の場合は、力量では自慢できるポイントはありませんが、スカイプ指導や、対話式の教材の作成など、他の人がやっていないことをやっているにすぎません。

又聞きですが、前職の元上司が、私の業務について「あんなこと、やろうと思えば俺だって簡単にできる」と言っていたそうですが、その通りです。

やろうと思うことはだれでもできますが、実行することができないのです。

受験生も「やればできる」と塾講師に言われる場合もありますが、どの受験生もやればできるわけです。

能力はあるんだと嬉しい気持ちになるかもしれませんが、もちろん、それは「やれない」という最低の評価です。

 

実は、ここまでも本題ではありません。

いよいよ本題に入ります。

能力のある講師とは、例えば20人のクラスを担当した場合、クラス平均偏差値を上げられる講師です。

平均というところが味噌で、その中で、伸びる生徒もいれば、伸びない生徒もいるわけです。

伸びる生徒が伸びない生徒よりも多ければ多いほど、能力のある講師となります。

 

20人のクラスを担当していたら、伸びていない生徒が数人いても、その数人のために、授業の仕方、課題の出し方は変えません。

少々フォローはするかもしれませんが、それに全力投球することはできません。

目的は20人の平均値を上げることなので、中堅を伸ばすことにウェートが置かれると思います。

 

それに対して、家庭教師の場合は、伸びていない生徒がいる場合は、どうやって伸ばそうか必死のはずです。

あまり気にしない鈍感な講師もいるかもしれませんが、少なくとも、私のスカイプ指導では、手を替え品を替え、好転するまで工夫は続きます。

「こうやれば伸びる」というマニュアルはありませんので、来た球をどう打ち返すか、常にフレッシュな気持ちで考えています。

 

逆に、現在順調に行っているように見える生徒さんにも、もう一段上がれるように工夫は続きます。

単元を変えた方がいいか、問題の質を変えた方がいいか、指導ポイントをどこに重点を置くかなど、考えていくとキリがないほどです。

「私が教えたら誰でも成績を上げられます」というマジシャンのようなことを示している人もいますが、180度立場が違います。

私の場合は、どっしりした横綱相撲はとれず、奇襲作戦ばかりです。

現在のスカイプ指導では、約8割の方はほぼお任せ(任せられている)状態で、約2割の方はこれを教えて欲しいというようにプログラムが決められています。

後者の場合は、工夫はあまりせずに、分かりやすく教えているだけです。

どちらが良いというわけではなく、ご家庭の要望に応える方針です。

 

ダラダラと書いていきましたが、まとめます。

どの講師もあまり能力に違いがありません。

能力というのは、授業の面白さや分かりやすさではなく、クラスの平均偏差値を上げられる力です。

授業がとても上手く、面白いけど、クラス平均偏差値は低いという講師を何人も見てきました。

人当たりが良いとか、癒やされるとか、引き締まるとか、そのような個性は各講師で異なると思いますが、それと成績の伸び方は関係がありません。

教え方が上手くなくても、管理力が高く、成績を上げている講師もいると思います。

 

○○式というようなノウハウがありそうなことをアピールしていても、突出したものはありません。

むしろ、マイナスのことが多いです。

20年くらい前に、担当の生徒さんが、ダブルスクールで算数塾に行っていて、なんでもかんでもグラフにして解くという技を身につけていましたが、それがどんなに足を引っ張っていたかは、いま思い返しても心が苦しくなります。

これは眉唾物だと思うか、そそるネーミングをつけただけというものがほとんどの気がします。

 

能力のある講師に教わっても、伸びる人と伸びない人がいます。

A講師、B講師がいたとして、伸ばせる生徒も、伸びない生徒も、2人の講師で一致するわけではありません。

A講師とB講師の能力が同じでも、A講師のときはあまり伸びなかったのが、B講師で伸びる生徒もいれば、その逆もいると思います。

個性として、A講師の方が授業が面白く上手く、B講師の方がつまらない授業をしていても、B講師の方が伸びるという生徒もいるはずです。

また、家庭教師と塾講師が同じ能力だったら、個の学力を上げようとしているか、集団の平均値を上げようとしているかの目的の違いで、家庭教師の方が学力が上がりやすいはずですが、低い確率でその逆になる場合もあります。

 

講師が原因で伸びていないのでは?と思われている方は、ぜひ算数教材塾のスカイプ指導をご検討願います。

木曜日は枠がいくつかあり、他の曜日は時間指定になりますが、数件募集いたします。

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