- 2022年6月21日
先週から立体図形に突入しています。
今週は容積です。
容積は基本的に図をかいて解く単元です。
正面から見た図をかいて、平面図形のように求めていきます。
表でも代用できますので、図と表をともに載せるようにしました。
興味のある方はこちらにどうぞ
第34話 容積①
34・1
容積の問題に入る前に、少し雑談的に「㎤」「mL」「㏄」の話も入れています。
本物の授業のようです。
容積は「底面積×高さ」でやりますが、その方が良い理由を書いています。
早くも容器をたおす問題を扱いますが、底面積を間違えないようにします。
升の容器の問題もここで扱うことにしました。
34・2
段差のある容器の問題です。
くぎります。
「底面積×高さ」で考える理由が納得できると思います。
34・3
単位の換算はリットル升の話から始めました。
「㏄」の話も詳しくしました。
日本では馴染みのない「cL」の話も入っています。
ヘクト、メガ、ギガ、テラの話題も出しています。
教養は大切です。
単位の換算の問題は枠を使ってやるように指示しています。
色分けしているので身につきやすいと思います。
34・4
石を完全に沈める問題は、石じゃなくて、水だと考えるようにしています。
あふれる問題は空気に目を向けます。
34・5
2021年版は、仕切りを取ったり、水面の高さを同じにする問題を、小5対話式算数から移しました。
難度的には問題が無いと思います。
練習問題
番号 | 難 | 要 | 講評 |
1 | A | 正面から見た図をかきましょう。 | |
2 | A | 水の体積を求めて、Bの底面積で割るだけですが、図をかいてイメージすると良いです。 | |
3 | A | 升の容器の問題は、内のりを間違えないようにしましょう。(2)は中身が詰まった体積から容積をひきます。 | |
4 | A | 図をかいてくぎりましょう。 | |
5 | A | 3段にくぎります。 | |
6 | B | テ | 水の体積を求めたら、容器を倒した図で、下の段から順に体積を求めていきます。 |
7 | A | 1㎥=1000Lです。 | |
8 | A | 「㎤」にして底面積で割ります。 | |
9 | B | テ | 「㎤」で計算しても「L」で計算しても良いです。 |
10 | A | おもりの体積分の水を入れたことにしましょう。 | |
11 | B | ゼ | 余裕(空気)がどのくらいあるかを考えましょう。 |
12 | B | テ | 余裕(空気)がどのくらいあるかを考えて、あと何個入るかをわり算で計算しましょう。 |
13 | A | 水の全体量を求めて底面積で割ります。 | |
14 | B | ゼ | 1つの容器だと考えて、水量の和を底面積の和で割ります。何㎝分移したか分かったら、何㎤移したかを考えます。 |
15 | B | テ | 14番の類題です。容器が3つになりましたが、同じように解けます。 |
※「難」は難度は以下の基準です。
A:確実に解けるようにしたい問題
B:サピックス偏差値50以上を目指す人向けの問題
C:サピックス偏差値60以上を目指す人向けの問題
D:特に難しい問題
※「要」は重要度で以下の基準です(B・C・Dのみ表記)。
ゼ:絶対に解けるようにしたい重要な問題
テ:よく出る典型題
ヒ:捻りのある問題
サ:地道な作業が必要な問題