- 2021年1月15日
浦和明の星の問題を解きました。
下の基準で問題レベルを判定します。
A:ほとんどの人が出来る
B:取りこぼしたらややまずい
C:合格のためには取りたい
D:できたらアドバンテージ
E:できる人はごく僅か
1
(1)A
易しめの計算です。
分数で解くと思います
(2)A
A:B=1:3、A:C=1:2なので、それを利用してDの面積を18㎠と求めると、正方形の面積と1辺の長さが分かります。
(3)A
中心角135度のおうぎ形から、その内部の白い部分をひきます。
白い部分は、中心角270度のおうぎ形と、直角二等辺三角形です。
(4)A
桃をマル5、梨をマル8にすると、増えた分の130個がマル1.3になります。
(5)B
苗の数と間の数の関係を正しく捉え、花壇の長さを表します。
朝顔の苗を①本とします。
花壇の長さは、(①-1)×10+250=(①-2)×15+30となります。
(6)A
小3・4年生向けの面白い問題です。
小3用の教材で使おうとも思いましたが、小4用の数のセンスを身につける教材を作ります。
AとEは1と9ですが、Eを9にすると、Bも大きい数になり21をオーバーしてしまいます。
Aを9にします。
(7)アA・イB
あ は180-108=72度です。
5枚重なっている部分と4枚重なっている部分をよく見て判断します。
2
(1)A
30秒で左下の部分に水が入ります。
6000㎤です。
(2)A
90秒で、全体の3分の2の水がたまります。
(3)B
43200㎤の水を入れます。
まず、Aで6000㎤入れます。
残りをAとBで入れます。
ここまで、かなり簡単ですね。
3
(1)A
10番目の三角数と10番目の四角数?
何を目的に出題しているのか、よく分かりません。
(2)A
100×100-(100×101)/2 =(100×200-100×101)/2=(99×100)/2
これでウは99番目の三角数と分かります。
出題者の期待に応えて、式変形してみましたが、普通に計算すれば解けます。
(200×201)/2 × 2 + エ = 201×201
これは、数のセンスがある人は、エ=201と分かるでしょう。
もちろん計算しても良いです。
(3)A
(49×50)/2=49×25=(7×5)×(7×5)となります。
式変形マニアの生徒さんが喜びそうな問題です。
4
(1)A
まわりを24と8と10の最小公倍数の120とします。
速さの和は15で、明男は5です。
(2)C
速さの和は12になるので、星子の平均の速さは7になったとします。
10と2.5の平均が7とすると、時間の比は3:2になり、6分と4分です。
こういうところで、平均の速さを利用できると、速さのセンスがあると感じます。
5
アA・イA・ウB・エオC
アは、前72、上36、右72で、360㎠です。
イは、前と右が3㎠ずつ減るので、6方向で12㎠減り、348㎠です。
ウは、イと同様に12㎠減りますが、上下から見えない面、36-9=27㎠が2つできます。
差し引き、42㎠のプラスです。
上から、大小大小大小大小大小大大とするのが大きくなるときです。
42×5=210㎠増えます。
今年は、浦和明の星らしいセンスの良い数系の問題がなく、速さも易しく、典型的な問題がとても多く、平均点が高くなりそうです。
合格者平均点は80点くらいかと思います。
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