- 2018年12月14日
あけましておめでとうございます
2月1日になると、そう言いたくなる気分になります。
東京・神奈川の受験生にとっては2月1日がお正月のようなものです。
元日決戦です。
私が塾講師のころは、1月1日におめでとうと言われたときは、2月までその言葉はとっておくよとか言っていたものです。
最近は、1月最後の指導の後は、「良いお年を」ということが増えました。
1年の計は元旦にありと言われるように、受験が終わるまでの動きは2月1日の未明に再確認すると良いと思います。
「受かった場合」「受からなかった場合」「補欠の場合」でそれぞれ次にどういうように進めていくかの再確認です。
まさかの不合格で、動揺してしまう保護者様もいらっしゃいます。
仕方のないことですが、事前にありとあらゆることを想定しておく必要があります。
マイナスの要素を想定することになるので、気持ちが沈んでいきますが、それが受験です。
合格したら、このレストランに行こうとか、あれをお祝いに買ってあげようとか、そういうことを考えてバランスを取るのも良いと思います。
前回のブログで、受験生向けに受験時に必要な10箇条を書きましたが、保護者様向けには下の7箇条を書きます。
- 電車の中で勉強させない
- 不合格でも悔しがらない・悲しまない
- 受験から帰ってきたら、短時間で良いので昼寝させる
- 受験会場に行くときは、景色の話をする
- 繰り上げ合格を期待しない
- 通塾生ならば、1日1回はお子様から塾に連絡を入れる
- 算数を勉強するとしたら、一行系の典型題の学習をさせる
塾によっては、もっと多くの指示が出ると思いますが、これ以外のことは、案外、どうでもいいことです。
特に、意見が分かれる問題の解き直しをするかどうかは、お子様の性格によります。
私個人的な意見では、入試問題を振り返るなら、7の一行系の方が効果があると思います。
1は酔って後悔することがありますし、4と同じことですが、周りを観察することで緊張感がほぐれます。
2はお子様に伝わって動揺します。
3はいままでの経験上、そういう受験生の方が良い結果だったと思います。
5は、前職の責任者が「繰り上げに期待しろ!」とよく言っていたので、それがトラウマになっています。
6はプラスになることはあれど、マイナスになることはありません。
7は入試と違うことをした方が良いと思いますし、そこでリズムを掴む可能性があります。
今回は短めになりましたが、全力を尽くして合格を勝ち取ってください。