- 2017年1月18日
とてもストレートなタイトルにしました。
具体的な解決策を書いていくわけではございません。
万人が実行できる秘策がありましたら、私も教えて欲しいくらいです。
そういう点ではダイエット法と似ているかもしれません。
解決策よりもやり抜く意思が大切というわけです。
最近、テレビはほとんど見ていなくても、YouTubeで見たいテレビ番組はほとんど見られそうです。
本気でテレビを見ていないで、何かをしながら見る場合、「あれっ、いま何の話?」と振り返りたくなることがあります。
そういうときにYouTubeはとても便利です。
テレビでも勝手に録画していて戻れるのかもしれませんが、後追いしていると、チャンネルを替えたりすると、いまどういう状況なのか訳が分からなくなりそうなので、やはりYouTubeの方が使い勝手が良いです。
テレビ番組をYouTubeで見ることは違法のような気もするので、このあたりで止めておきます。
最近、落合元中日GMの2011年の監督を解任されたころのテレビ番組を見ました。
落合元GMは、とても含蓄のある言葉が多く、参考になることが多いです。
野球の話だけでなく、受験勉強にも通じる話もたくさんあると思います。
尊敬しているといえばそういうことなのでしょう。
そこで落合元GMが言っていたのは、「同じ練習をしていたら、能力のある選手に勝てず、能力通りの成績になる」「みんなが寝ている時間に練習するしかない」というようなことを言っていました。
これももちろん受験勉強の指導に通じる話です。
さすがに寝ないで勉強するというのは真に受ける必要はありませんが、みんなと同じ勉強をしていたら順位を上げていくことは難しいです。
塾講師の中には、成績が上がらない理由を聞かれたときに「みんなと一緒に上がっています」と答える人がいます。
表現方法は私の好みではありませんが、間違ったことを言っているわけではありません。
- 努力が足りなければ成績が下がる
- みんなと同じ努力ならば成績維持
- みんながやらない努力をしたら成績アップ
ざっくりとですが、こういうことになります。
今回のブログのテーマは、受験直前の6年生についてです。
いまの成績ならば合格の確率が低いという場合は、残り120日で成績を上げないといけません。
過去問の学習で成績を上げるとか、受験校に特化する学習というのは、正直に申しまして難しいです。
塾や個別指導や家庭教師の営業文句と言ってもいいくらいです。
やはり、学力を高めて、どんなテストにも通用する力をつけないと合格は難しいです。
しかし、いままでよりも勉強時間を増やそうとしても、みんなもそういうことをやるはずです。
時間はみな平等ですし、持続力もそれほど変わらないでしょう。
そこでのアドバンテージは期待できません。
みんなと同じように授業を受け、みんなと同じように復習をし、みんなと同じように過去問を解くetc
相対的に成績を上げることがいかに難しいか感じ取れると思います。
逆転合格を目指すならば、みんながやらない勉強を探して、それをやるのが必須と言ってもいいくらいです。
それは6年生だけでなく、5年生でも言えると思います。
4年生ならば、学習精度を上げていけば成績が上がりますが、5・6年生は秘策がないとなかなか順位を上げていくことが難しいです。
家庭教師やメール相談などでやりとりをしますと、みなさん、とても工夫していることが分かります。
ここで書くわけにはいきませんが。
どうして成績が上がらないんだと悩んでいる方は、まわりの生徒さんを出し抜くような学習体勢になっていますでしょうか?
いまの情報化社会は、勝者は他の人がやらないことをやっています。
弱者は勝者がどうして強いか不思議に思っているのではないでしょうか。
地頭という言葉を言い訳に使っているのはとても残念に思います。
他の生徒さんがやっていない秘策には、お金がかかる方法、時間がかかる方法などもありますが、そうでもない場合もあります。
特別難しい問題を解く、特別易しい問題を解く、問題をあまり解かずに解説をしっかり読む、他人に上手く説明する、丁寧に書く、何も書かずに頭の中で解く、解けるまで頑張り抜く
こういったことも秘策になります。
秘策という言葉にしましたが、そんなに特別な裏技というわけではなく、やっている人が少ない方法です。
その秘策の学習が合っていれば効果が出ますし、合っていなければ効果が出ませんので、作戦を立てるセンスが必要です。
私も家庭教師やメールで「その方法で良いと思います」とか「それは効果がないような気がします」というようなことを答えます。
効果の上がる方法は1つではないので「これをやってください!」という指示はできませんが、無効なものは「辞めてください!」と言えます。
逆転合格を目指す場合は、体勢を立て直して頑張るという根性ではなく、みんながやっていない方法で、且つ効果の上がりそうな方法を選択し、取り組んで欲しいと思います。
ころころ学習方法を変え、地に足のついていない学習をするとマイナスですので、秘策を考えついたら1ヶ月くらいそれで頑張ると良いと思います。
1ヶ月単位で学習体勢を定めていく方針ならば悪くないと思います。
冒頭で書きましたダイエット法や美容グッズも、水素水やコラーゲンドリンクなど、あきらかに化学的に効果のないものから、おそらく効果のなさそうなものまであります。
ダイエットであれば、結局は、摂取カロリーと消費カロリーの差の問題です。
消費カロリーをどう増やしていくかがポイントで、そこで、みんながやらないような秘策をするというわけです。
今回のブログは、あまり具体的なことは書きませんでしたが、少しでもお役に立つ部分がございましたら、お手数ですが、にほんブログ村のバナーボタンをクリック願います。