- 2021年2月2日
今年の桜蔭は解いてワクワクするような問題はなく、
計算が面倒な問題が多かったです。
私は問題を解くときは電卓は使わずに、受験生と同じ条件で解いていますが、
1.08で何回も割りたくないよ~
小数第5位の数なんて見たくないよ~
そんな気分で解いていきました。
算数だけで考えれば、早く消費税10%になって欲しいですね。
桜蔭の受験生ならば面倒な計算も苦もなく正確に求められるでしょう。
そうするとかなり平均点が高めかもしれません。
Ⅳの小数第5位の数が出てくる問題は条件が多く複雑なので、キツいと思います。
Ⅴのラストの速さは解ける人を選ぶと思います。
それ以外はかなり行けそうなので、合格者平均点は80点を超えるかもしれません。
たくさんの複雑な問題を演習していたかどうかが問われると思いますし、
次年度以降、受験したい人は、答えが出るところまでしっかり演習していく姿勢が必要だと思います。
「捨て問♪」という風潮への回答ととらえると良いかもしれません。
算数が苦手ならば、捨て問に手を付けずに受験者平均点を目指す
という後ろ向き作戦は通用しないと考えた方が良いと思います。
