塾の算数が、少し物足りなくなってきた。もっと歯ごたえのある問題で、じっくり考えさせたい。そう感じている5年生のご家庭に向けた教材です。
グランプリ算数は、すでに一定の力がついたお子さんが、初めて見る難しい問題に、自分の力で立ち向かう経験を積むための教材です。解法を覚えて量をこなす教材ではありません。1問1問と深く向き合い、「どこに注目し、次に何を仕掛けるか」を、自分の手で見つけていく。その積み重ねを狙っています。
なぜ、この一問なのか
入試の現場では、誰も見たことのない初見の問題に、子どもが一人で向き合うことになります。そのとき最後に頼りになるのは、覚えた解法ではなく、「わからないところから、どう考え始めるか」という力です。
グランプリ算数が育てたいのは、まさにその力です。だから、この教材には、すぐには解けない問題が並びます。解けない時間そのものに、価値があると考えているからです。
難問には、対話型の解説がいちばん効きます
これは、はっきり申し上げたいことです。
解き方を学ぶ手段は、いろいろあります。問題集の解説書、集団授業、個別指導、動画授業、そして最近ならデジタル教材、AI。選択肢はいくつもあります。
そのうえで、初見の難問を自分で解けるようにする、という一点に絞れば、対話型の解説がいちばんだと、私は思っています。
理由は、難問で本当に必要になる力にあります。
やさしい問題なら、自分の考え方だけで足ります。けれど難問は、そうはいきません。「自分は、どこで考え方を間違えたのか」「なぜ、あの一手が自分からは出てこなかったのか」――つまり、自分の思考そのものを一段上から見つめ直す力が要ります。メタ認知と呼ばれるものです。難問のスキルアップとは、突きつめれば、この力を育てることだと言ってもいいと思います。
対話型の解説は、まさにここに効きます。
登場する講師と生徒のやりとりを追う中で、子どもは「他人の思考」を目の前で見ることになります。どこに注目し、なぜその一手を選び、どう考えを進めたのか。それを、自分の思考と並べて比べる。「自分はここで止まったが、この人はこう考えたのか」と気づく。この、他人の思考と自分の思考を照らし合わせる往復こそが、メタ認知を育てます。
答えを教わるのではなく、考え方が生まれる現場に立ち会い、自分の考え方と比べる。難問を自力で解けるようにするうえで、これに勝る形はない ―― グランプリ算数の解説は、その確信から作っています。
解けない「壁」の使い方
すぐに解けない問題にぶつかったとき、答えを見てしまえば、そこで思考は止まります。
そうならないよう、対話型の解説は「ヒントがもらえるところまで」少しだけ読み、また自分で考えに戻る、という使い方ができます。この、少し進んではまた自力で考える、という往復こそが力になります。解けない壁は、乗り越えるための足場です。
量ではなく、質で
週5問、年間250問。多くはありません。塾に通いながらでも、負担なく続けられる分量にしています。
そのかわり、1問を深く掘り下げます。数をこなして解法を増やすのではなく、1問と粘り強く向き合う中で、考える力そのものを鍛えていく。だから、絞り込んでいます。
まずは、実際の一問を
言葉で説明するより、対話型解説の中身を見ていただくのが早いと思います。サンプルはPDFでそのままダウンロードできます。お子さんと一緒に、一問、取り組んでみてください。上でお話しした「一手が生まれる感じ」が、きっと伝わると思います。
グランプリ算数 第1回 ―― 問題・対話式解説セット
タイムスケジュールを図にして、入試の実戦感覚をつかむ一問です。
対象の目安(四谷大塚偏差値)
「今の塾の算数では物足りない」「もっと深い問題で考えさせたい」というお子さんに向いています。
偏差値65前後から最難関を目指すお子さんが中心ですが、偏差値60前後のお子さんのチャレンジ教材としても使えます。
5年生向けですが、難度が高いため、6年生が最後の思考力の仕上げに使うのも効果的です。学年にこだわらず、力に合わせて取り組んでいただけます。
料金
一括購入(全50回・250問):19800円(税込)
年間を通して計画的に取り組みたいご家庭に。分割で買うより割安になります。
作戦算数をご購入いただいた方は、16500円(税込) でお求めいただけます。
分割購入(10回分ずつ):4400円(税込) まずは相性を見たい方、特定の回だけ補強したい方に。
ご購入の流れ
ご注文フォームに、必要事項とご希望のコースをご入力のうえ、送信してください。その後、ゆうちょ銀行へ教材費をお振り込みください。
ご入金を確認しだい、教材PDF(問題・解答)を収めたGoogleドライブの共有URLを、メールでお送りします。ご自宅で自由に印刷して、お使いいただけます。
わからない箇所は、公式LINEからご質問いただけます。
小4のお子さんへ ―― まずは作戦算数から
ジュニアグランプリ算数(4年生向け・作戦算数の特典)
グランプリ算数の、4年生向けの姉妹教材です。対話型の解説で、少し背伸びした良問に取り組みます。作戦算数と問題が重なる部分があるため単品販売はしておらず、作戦算数をご購入いただいた方にお使いいただける特典としています。
まずは作戦算数で思考の土台を固めるのがおすすめですが、対話型解説のジュニアグランプリ算数で異なるアプローチで思考力を一層、磨くこともおすすめです。
土台を固めてからグランプリ算数へ進むと、入試レベルの思考力が、より確かに仕上がっていきます。
ジュニアグランプリ算数 第10回 ―― 問題・対話式解説セット
トランプの数字から条件を絞り込む、書き出しと思考の合わさった問題です。
小6の仕上げには ―― 対話式算数300
対話式算数300(6年生向け)
最難関校の初見問題に、「最初の一手」をつかむための、6年生の仕上げ教材です。グランプリ算数で培った、自分で考え始める力を、入試本番のレベルまで引き上げます。