- 2024年1月30日
11月11日開始の予定でしたが、1週間遅れてしまいました。
2023年度は、成績向上をいままで以上に目指します。
具体的には、提供するオリジナル教材の精度を高めます。
今年度までは中学への算数を使う機会が多かったですが、2023年は、学力が高まることを狙いとして問題を厳選したオリジナル教材を提供していきます。
それに伴いまして、教材準備に時間がかかると予測されることから、1週間の指導コマ数を減らします。
対象生徒を以下の①~③のいずれかのスタイルの方に限定します。
- 中学受験の進学塾に通っている方(進学クラブ等のオンライン指導は除く)
- 当教材の対話式算数を使って勉強している方
- ①と②にあてはまらないけど週2回以上の指導を受けたい
指導時間は、原則として60分ですので、①や②の生徒さんでも週1回よりは週2回の方が学習効果が高いと考え、週2回がベーシックスタイルとご理解ください。
学力を上げる方法を考えた場合、いろいろなサービスを付随することも有効ですが、良い問題を提供することが圧倒的に重要です。
こういうサービスをして欲しいというご希望は承りますが、最適な教材を取り組むことで、学力はしっかり上がるとお考えください。
また、「場合の数」はいままで最重要と言い続けてきていますが、6年生になると「場合の数」と双璧なくらい「数の性質」も重要単元だと位置づけます。
そこで、難関校を目指す生徒さんには、「場合の数」「数の性質」を長期で取り組めるようなスタイルをご提案いたします(課題をおわたしします)。
大変申し上げにくい話になりますが、上記のように教材提供をシステムアップし、その分指導コマ数を減らす関係で、指導料金は若干値上げします。
※週2~3回受講する場合は、2022年と同等以下となります。
ここで、少し対話式スカイプ指導の指導方針を書いてまいります。
生徒1「対角線の本数は、N×(N-3)÷2ですよね」
私「それでいいよ。ところで、どうしてその計算式で求められるの?」
生徒2「十角形の対角線の本数ってどう求めるんでしたっけ?」
私「五角形をかいてごらん。それを利用すれば思い出せるよ」
このような声がけをするのは、意味が分からない状態で、公式を覚えることをできるだけ避けようと考えているからです。
もう少し具体的に申しますと、テストで困ったときに解決する手段を教えたいと考えています。
老子の格言の「飢えている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか」という話に近いと思います。
もちろん「そういう求め方を覚えておいた方がいいね」とは言いますが、理由が言えることが前提となります。
子供には、すぐに使える公式を教えてくれたり、真似をすれば数値替え問題は解ける解き方を教えてくれる先生の方が負荷がかからず、有り難いと思われると思いますが、子供に好かれるために指導をしたいとはあまり考えていません。
やがて、「あのときに鍛えてくれて良かった」と思われる大人になりたいと常日頃思っています。