- 2022年6月19日
対話式算数で学習するメリット
対話式算数はイメージできることを重視しています
対話式算数は、図や表が多いですが、ただ多いだけではありません。
塾の授業では、講師がどういう順番で書いていくのか見ることができますが、書物はそこに欠点があり、完成形の図や表だけ載せてしまうと、筋道が分かりにくくなります。
その欠点を解消するため、例えば、規則性の表の場合、いきなり完成形を書くのではなく、まず「1段目だけ」、次に「1段目と2段目だけ」、そして「完成形」というように3つに分けたりしています。
イメージできるように、筋道が分かるように、図や表をポイントごとに分けることで、図や表が多くなっています。
また、計算を使えば省略できるものでも、計算と表がリンクすることを目的として、省かずにしっかり書いていることも多いです。
活字を読んで理解できるタイプと相性が良い
授業を聞いて理解することはあまり得意ではないけど、書物なら理解しやすいという子は、実はとても多いです。
書物の教材なので、そういう子にピッタリです。
楽しい教材で勉強ができる
これはよく言われます。
楽しくなければプラスアルファの効果が出ませんので、とても嬉しく思っています。
ご相談やご質問ができる
驚異のコスパのサービスだと思いますが、LINEで対話式算数の学習の仕方、進め方のご相談ができます。
月額1650円で、分からない問題のご質問ができ、お子様の書いた答案用紙などを送ってくださいましたら、良い点、悪い点、改善点などアドバイス差し上げます。
立ち位置が分かる
練習問題1問ごとに難易度の記号をつけていますので、どの難易度まで解いているか、解けているかで、だいたいの学力がつかめます。
塾のテストの偏差値はインパクトが強いですが、様々な難度の問題が出て、ミスの有無で偏差値が上下します。
実は、対話式算数の練習問題の状況で判断した方が、正しい実力の把握ができます。
保護者が教えやすい
よく、親が中学受験をしていないし文系だけど、この教材なら、事前に予習をしないで、子どもと一緒に読んでいって、ヒントを言うことができるから楽と言われます。
私は理系なので、あまりそういう視点はありませんでしたが、これだけでも価値があるのかなと思っています。
対話式算数で学習するデメリット
学習ペースを守れない
これはデメリットに聞こえますが、よくあることで、通塾している場合に当てはめてみると、カリキュラムは進んでいるけど、消化できていないのと同じことです。
どっちもどっちという感じだと思います。
家庭学習だからペースを守れない姿を目の当たりにしてしまうということです。
できる限り状況に合わせたアドバイスを差し上げますので、お気軽にご相談ください。
ライバルがいないとやりにくい
これはお子様の性格次第ではデメリットになります。
ライバルがいることで張り切る環境がいいのか、1つ1つしっかり理解して進めていく環境がいいのかの選択になります。
デメリットはこれくらいだと思いますが、他に「こういうメリットがある」「こういうデメリットがある」というものがありましたら、教えてください。
通塾生で、塾の解き方と対話式算数の解き方が異なる
これはデメリットに見えますが、メリットにもなります。
問題が難しくなるほど、作問者の想定している解き方で解かないと、解き切るのは難しいです。
そのためには解法パターンをいくつか使いこなせる必要があります。
サピックスで働いているころ、社長に、複数の力のある講師に教わるメリットの大きさを懇々と教わりました。
複数の解法を教わるのは、無駄のようにも見えますが、応用問題や初見の問題に強くなるのに必要な道です。
応用問題は解けなくて良いから、混乱しないように1つの解き方で統一したいという場合は、対話式算数の解き方と、塾の解き方でやりやすい方が良いと思います。
塾生は塾の解き方が良いということはありません。
※仮にそうならば、転塾のリスクが大きくなりすぎますが、実際は、転塾しても解法の違いが原因で学力は下がることはありません。
塾はクラス替えがあったり、配付されている解説と講師の解き方が異なっていたりするので、客観的に考えても、対話式算数は全単元、1人の人間が解説を書いていますので、対話式算数の解き方で進めていった方が、混乱がないようにさえ思います。