超難関校合格のためのお薦め教材

今回のブログは、イメージをしやすいように偏差値という言葉が何回も登場すると思いますが、四谷大塚偏差値でイメージしています。

 

超難関校に合格する勉強を考えていきます。

偏差値70(安定して65以上)を取れる子ならば、勉強法は簡単です。

数系の問題を比重を高めて、難しい問題をひたすら解いていくだけです。

問題集ではなく、過去問を教材とする場合は、難関校には数系の問題がたくさん出るので、一校分まるごと解くだけで、数系の比重が高まります。

問題集の場合は、単元のバランスを良くすると効果は最大限とは言えませんが、たくさん解けば、数系の問題もカバーすることになります。

塾の難関校向けのアドバイスは、この偏差値70の子を対象にしたものになります。

 

しかし、実際は偏差値60の子でも実力をつけて超難関校に合格するケースはあります。

どうやって実力をつけたの?と考えていきますと、大変失礼ですが、偶然だと思います。

みんなと同じような勉強をしていて、学習の質が高かったり、潜在能力が高かったり、大人になっていくときに学力開花するケースだと思いますが、それは必然ではなく、偶然と呼べると思います。

しっかりと戦略を練って難関校に合格する難問対応力を磨いて合格している子もいますが、少数だと思います。

 

みんなと同じ勉強をして偶然成績が伸びたという学習から、一部のご家庭だけが取り入れている戦略を練って勉強をした方が良いと思っています。

戦略を練っているご家庭は一部どころではないと思いますが、それが効果的な戦略になっているかと考えますと、一部だと思います。

 

ポイントは、下の3点です。

  1. 難問を解く
  2. 問題文から糸口を探すセンスを磨く
  3. 上手い書き方(表や模式的な図)を磨く
  4. 単元により、どういう思考の流れをしていけば良いかを身につける

どれも大切です。

①の難問を解くのなら、気合いが入っている子や真面目な子はできます。

しかし、②や④は問題を解くだけで身につくかどうかです。

よくブログに問題を解いて力がつく子がいると書いていますが、それは問題を解くだけで、いろいろな背景が見え、②や④が身につくということです。

普通の教材の解説を見ると、③は身につくかもしれませんが、解説用の書き方と、解く用の書き方がありますので、それが混同するとスマートな書き方は難しいです。

 

偏差値60の子にはもっと丁寧なフォローが必要だと思います。

そのフォローするツールとしては、対話型の解説しかないと思っています。

対話で解説が進んでいきますと、②や④が磨けます。

もちろん③も磨けますし、気の利いた解説ならば、これは書く必要があるかないかまで述べていて、スマートな解法が身につきます。

 

使用教材として、お薦めしますのは「小6対話式算数難問」です。

②と③と④を対話式の解説で身につけて、偏差値60の子を超難関校の難問に対応できるレベルまで引き上げます。

偏差値50の子を60に伸ばすのならば、家庭教師で良いと思いますが、偏差値60の子を65以上に伸ばすのは家庭教師よりも、対話型教材の方が効果的です。

それはじっくり考えながら取り組む必要があることと、2日1回取り組むなど頻繁に学習できるからです。

 

小6対話式算数難問は、1日1問で全350問用意いたします(現在4月分まで公開中)

1日おきに2問ずつ取り組んでも良いです。

週に3日くらい取り組むと効果的です。

解説は②や③や④を意識した構成になっていますので、問題が解けなければ、すぐに解説を見て学んで欲しいと思います。

 

よく、インプットとアウトプットで、アウトプットの方が大切と言いますが、難問を解く下地ができていなければ、アウトプットで学力は引き上げられません。

例えば、いくらパソコンをいじっていてもプログラミングができるようにならないのと一緒です。

プログラミングを学ぶというインプット無しでは、何も始まりません。

インプットが足りない状況で、問題演習重視で勉強していると、学習効果が低く、「これだけやっているのに、これってことは頭が良くないのかな…」と判断しがちですが、そうではなく、インプット不足ということです。

現在、偏差値60を取っているのならば、インプットを重視すれば変わっていきます。

対話型教材で学力を伸ばしてください。

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