対話式算数・基礎編「第4話:正方形や長方形の面積」

小学3年生や4年生を対象とした対話式算数・基礎編です。

算数教材塾・探求では解き方を覚える学習ではなく、仕組みを理解する力の養成をモットーとしていますが、最初が肝心です。

小3鍛える算数【書き出し】と、この対話式算数・基礎編が最初の部分にあたります。

ここでしっかり書き出すなどの作業を行い、計算の意味を考える下地をつくり、仕組みを理解していく姿勢を育ててから、受験算数のカリキュラムを開始した方が良いと思っています。

 

第4話の概要を書いていきます。

4・1

単純な長方形の面積です。

長方形に方眼のマス目をつくり、それを数える感覚を養いたいと考えています。

公式を覚えて使うように促し、どんどん解いて、すぐに逆算の練習という普通の教材とは異なります。

 

4・2

長方形を組み合わせた図形の面積です。

たてに区切るか横に区切るか欠けている部分を埋めるか、解けそうな方法で解きましょう。

このテーマは、さっと公式通りに計算して良いと思っています。

 

4・3

正方形を重ねる問題です。

3年生には少々高度で扱う必要性は微妙なところですが、たてと横の長さが等しいことにより、解き進めることができるという感覚を養ってもらいたいと思い、ここに載せました。

 

4・4

前回も長方形をかくテーマを扱いましたが、今回は、最大の面積の長方形をかくことと、最小の面積の長方形をかく問題です。

角度でも面積でも、イメージ力を向上させるのは、作図が1番だと思っています。

同じまわりの長さの長方形ならば、正方形の形に近い方が面積が大きくなるという感覚を養ってもらいたいと思います。

 

4・5

4・4はまわりの長さが分かっている図形をかく問題でしたが、今回は、面積が分かっている問題の図形をかく問題です。

長方形だけかくなら簡単ですが、複雑な図形も描かなければいけないので、難度は高めです。

3年生でも4年生でも負荷をかけなければ、学力向上は厳しいと思っています。

重要なのは、どのような負荷をかけるかです。

算数教材塾・探求では、このような複雑な作図の書き出しが、質の高い負荷をかける学習だと思っています。

 

 

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