6年生の夏休みを大成功させる方法

かなり怪しいタイトルになりましたが、そういう学習方法はあります。

今回のブログは、夏期講習に通う人前提です。

夏期講習を2倍にします。

そうなれば大成功となります。

 

2倍というのは、塾で扱われる問題と同等の勉強を自発的にするということです。

塾の内容が難しければ、簡単な内容を自発的に学習し、逆に塾の内容が易しければ、難しい内容を自発的に学習します。

塾と自発的な学習の比率が1:1になると、夏の学習量が、他の人たちの2倍となり、効果が大きいものとなります。

 

塾の内容が難しく、その予習を家でやってくるようにという、家と塾が連動している塾だと、この作戦は取れません。

塾から、授業と関係なく、家でこの課題に取り組みましょうという課題を出される場合もありますが、レベルが高すぎて、解説を見て理解する勉強になっていたら、その学習は効果無しです。

志望校の過去問を始めるように指示される場合もありますが、個々の状況によって異なりますが、まだまだ過去問なんて無理という子は多いと思います。

いまの状況とマッチしていない学習ならば、自発的な学習を行っても、効果は期待できません。

 

塾の復習が大変で、1:1の比重は難しいと思われる場合は、塾の復習を減らします。

減らすというのは、効果を減らさずに、時間を短縮します。

そこで有効なのは、イメージトレーニングです。

塾で扱った問題は以下のタイプに分けられます。

  1. できていて、自信もある
  2. できていたが、自信はあまりない
  3. できなかったが、解説を聴いてよく分かった
  4. できなかったが、解説を聴いて、だいたい分かった気がする
  5. できなくて、解説を聴いても、分かったとまでは言えない
  6. できなくて、解説もなかった

 

復習のとき、①と⑤と⑥は触れません。

②と③と④だけ扱います。

扱うと言いましても、上に書きましたように、イメトレにするので、鉛筆は使いません。

もちろん鉛筆のかわりにシャーペンやボールペンを使うという意味ではなく、筆記用具は一切使いません。

 

問題を見て、解法を頭の中でなぞっていきます。

これを書いて、ここをこういう計算で求めて書き入れて、これとこれを使ってこれを求めてというように、求めていく順番をイメージして、1つずつ求めていきます。

そして答えまで進んだら終わりです。

1問に1分くらいだと思います。

1分集中してなぞることができたら、学習効果は下がりません。

むしろ意識が低い状態で問題を解いているよりも学習効果が高くなります。

 

塾の復習は15分以内に終わらせて、あとは上記のように適正レベルの問題を解いていきます。

塾の内容が易しいときは、難しい内容と書きましたが、それは解説をちょっと見たら、あとは自力で解けるくらいのレベルです。

塾の内容が難しいときは、易しい内容と書きましたが、スイスイ進むレベルの中で、最もハイレベルな問題です。

正答率が8割以上になるくらいがよいです。

算数に自信があったら単元関係なくランダムで、自信が無い場合は単元を揃えて解くと良いと思います。

 

塾の復習はイメージで解き、「塾」と「自発的な学習」が1:1になるようにする。

このような学習をご提案します。

TOP