塾で成績の低迷が続いたら、起死回生の最大のチャンスとなるのは、退塾することです

1つの教室に100人の塾生がいるとしたら、当然1位から100位までの塾生がいます。

受験は多様化していますので、全員が1位を目指していることは無いと思いますが、思い通りの成績を上げていないと思われている方は少なくないと思います。

偏差値50を60に上げるのは、子供の意欲、取り組み方、考え方、指導内容、教材内容あたりが上手く組み込まれないと難しいです。

しかし、偏差値40を50に上げることや、偏差値35を45に上げることは、それほど難しいことではありません。

現在偏差値が40で、目標達成のためには偏差値50を取りたいということでしたら、勉強の質を高める努力を続けることが必要ですが、4年生ならば3か月、5年生ならば2か月、6年生ならば1か月体制を整えて取り組み、それで上がっていく兆しがなければ、退塾という作戦が個人的には良いと思います。

塾に相談しても、正直に現状を教えてもらえませんし、改善策を持ち合わせていませんし、上記の期間ダメならば、さらに続けても時間だけが過ぎてしまうと思います。

学力を高めるためには、理解して進めていくだけです。

通塾しながら、意識を高めて、学習体制を整えて、1~3か月結果が出なければ、理解して進めていく環境にならないと判断するのが自然だと思います。

予算があるのならば、家庭教師が1番無難です。

家庭教師の予算が厳しいならば、保護者が教えることになります。

その両方が難しいならば、次善の策は、そうポンポンと出ないのではないでしょうか。

保護者が教えるというのは、実は簡単なことです。

算数ならば、その分野を深く理解して、お子様が解いているときに寄り添って、いっしょに力を合わせて答えを出して行くだけです。

その分野を理解しようとするときに、マニュアル本では難しいです。

もともとその分野に精通している人ならば、マニュアル本で十分ですが、教えるのが厳しいと思われている人がマニュアル本を見ても、覚える算数で進めていき、理解するとはほど遠いものとなりそうです。

良い教材があるかもしれませんが、私の知っている教材の中では当教材の対話式算数が、各分野を深く理解する唯一の手段だと思っています。

保護者様が対話式算数を読む→お子様が読む→親子一緒に解く(もちろん親は後方支援で)

この流れで、とにかく、解き方(書き方)に拘ることがポイントです。

対話式算数と同じ書き方をすると、上達が早く、確実です。

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