対話式算数第46話:速さの三公式2

速さの2回目です。

今回は文章題の問題中心です。

文章題になると、意地の悪い単位の換算はあまりありません。

なぜ、一般的に、速さの導入で単位の換算の練習をたくさんやるのか、解せません。

イメージが湧きにくく、覚える算数になる恐れが高まるだけです。

タイサンは、そういう常識を覆した、利用者にとって使いやすい教材を目指しています。

独特な構成の教材だと思います。

 

興味のある方はこちらにどうぞ

 

第46話:速さの三公式②

 

46・1

先週の内容ですが、少し文章題らしくなっています。

はじきの表を書いて、単位を揃えることがポイントです。

 

46・2

46・1の類題です。

はじきの表を筆算のように使います。

6の倍数の分は、時間にするときに「小数にしよう」としています。

小数の利点は、分数より大きさをイメージしやすいし、たし算、ひき算は楽になります。

 

46・3

速さのつるかめ算の登場です。

色分けをきちんとしているので、身につきやすいと思います。

つるかめ算の問題の前に面積図の使い方を丁寧に説明しています。

距離を求めるときは、横は時間ということを意識して、面積の距離を求めます。

 

46・4

平均の速さは、たして2で割ってはいけない理由を良い例えを使って説明しています。

平均の速さは距離を自由に決めます。

2つの速さをたして2で割ってはいけませんが、平均の速さは、その間にはなり、やや遅い方に近い数字になります。

それを意識すると良いと思います。

 

46・5

周期の問題です。

いろいろな解き方を紹介すると混乱するので、慣れるまでは、時間で考えることにしています。

臨機応変に柔軟に解くよりも、導入時は解き方を固めていくというタイサン流の考え方です。

 

練習問題

 

番号 講評
1 距離を求めます。そして速さを求めます。
2 距離を求めます。そして時間を求めます。
3 距離を求めます。そして、B電車の時間を求め、速さを求めます。
4 前半と後半の時間をそれぞれ求めます。
5 1時間40分たったときの残りの時間と距離を求めます。
6 距離を求めます。修理が終わってからの残りの時間と距離を求めます。
7 つるかめ算です。面積図で解きましょう。単位をそろえましょう。
8 つるかめ算です。面積図で解きましょう。単位をそろえましょう。
9 B 動いている時間と、全体の距離と、歩きとバスの速さを使ってつるかめ算で解きます。
10 合計の距離を合計の時間で割ります。
11 行きと帰りの合計時間を求めて、往復の距離を割ります。
12 全体の距離を求めて、合計時間で割ります。
13 1時間6分のうち、何分歩いていたかを求めます。
14 まず、何分間歩くのかを求めて、周期の回数を求めます。
15 50分のうち、何分歩いていたかを求めます。

※「難」は難度は以下の基準です。
A:確実に解けるようにしたい問題
B:サピックス偏差値50以上を目指す人向けの問題
C:サピックス偏差値60以上を目指す人向けの問題
D:特に難しい問題

※「要」は重要度で以下の基準です(B・C・Dのみ表記)。
ゼ:絶対に解けるようにしたい重要な問題
テ:よく出る典型題
ヒ:捻りのある問題
サ:地道な作業が必要な問題

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