第一志望校合格者からのメッセージ

第一志望校に合格しましたというご連絡は本当に嬉しいものです。

 

若気の至りの話になりますが、私が塾講師をしている頃、担当クラスの生徒さんの第一志望校の進学率などと計算して、いい気になっていました。

塾の担任だった、算数を教わっていたというだけの関係ですので、胸の内は明かさない方が多いです。

表面上は第一志望校に見えたとしても、心残りがあるなんてことは当たり前のことです。

 

昔、合格率100%を謳う塾や第一志望校合格率を宣伝する塾があり、消費者に安心感を与える効果は絶大でしたが、世の中、そんなうまい話はありません。

「ここを受験しなければ塾をお辞めください」と言われたという話も実際に聞きました。

第一志望校、第ニ志望校、憧れ校、記念受験という言葉は、心をバリヤする言葉で、とてもデリケートなので、鈍感なフリをすることが、一番と考えています。

 

教材を購入してくださった方から、「第一志望校に合格しました」というメールがきますと、本当に喜んで進学するということが伝わってきますので、嬉しくないわけがありません。

そして私の主張する、少なくとも4年生の間は、通塾は不要(もちろん通っても良いですが、マストではないという意味です)ということにご賛同いただき、応援をしてくださるというお気持ちもありがたいです。

 

では、今回いただきました、メールの内容はこちらです。

先方様には快諾していただきまして、個人情報は消しておりますが、極力、加工せずに原文のままとしました。

お世話になっております。
次男が4年生からこちらの教材にお世話になっていた者です。
A中学校に合格しましたのでご連絡です。

元々は受験予定はなく地元の公立校に行く予定でしたが、小学生時代に中学受験の算理は受験の有無に関わらずやった方が良いと思い、頭の体操にと貴教材にマイペースで取り組んでいました。6年生の夏まではピアノコンクール等に主軸を置いていました。
6年夏休み前日に様々な理由から急遽受験を決め、半年間の塾通いでしたが、探求教材を読んで理解して取り組んでいたので塾では解くスピード以外は難関クラスでも他の生徒さんと全く引けを取らず、夏期講習が終わる頃には灘甲陽クラスに行ける程度までになりました。自習時間には友だちに探求で学んだ解法で教えたりしてたそうです。

前置きが長くなりましが、貴教材にしっかり取組めば自宅学習で十分に力をつけることが出来るのだと実感しました。因みに親は殆ど教えず進捗状況の管理だけしていました。
我が家は受験を決めたのが遅過ぎて国語と理科の知識分野の対策を早急にしなければいけなかったため、入塾して一気に仕上げましたが、計画的に準備をされているご家庭であれば算数は探求教材だけでかなりの力は付くと思いました。
それと共に塾で仲間と頑張ることでスピード感や疲れている時もモチベーションを保ち、競い合う環境もまた我が子には合っていました(入塾してからは残念ながら探求教材に取組む時間が確保確保出来ませんでした)。

・5年生までは算数は探求教材
(国語理科はその子に合う通信、うちはZ会でした)
・新6年2月から一年の通塾

で力は付くと思います。

拙い文章で恐縮ではございますが、探求教材のお陰で本人の希望校に余裕を持って合格する力がついたことへの感謝とこれから受験をするご家庭の参考になればと思いご連絡しました。
ありがとうございました。

 

一部削除している箇所があり、繋がりが良くない部分もございますが、ご了承願います。

改めて、4年生(5年生も)で通塾せずに、当教材の対話式算数で学習するメリットをあげておきます。

  • 点数で煽られないため、式を覚える質の低い勉強にならない
  • テストの点数が目標ではないため、難しい問題はできなくてもいいというような姿勢にならない
  • 集団塾ではないため、理解したら次に進むという習慣ができる
  • テストで時間で煽られないため、解き方が雑にならない
  • 土日はいろいろ社会見学などに出かけられる
  • 習い事に力を入れられる
  • 塾の送迎など、安全管理面で保護者様に負担をかけない
  • 一緒に保護者様も学ぶ場合、算数の難しさを理解でき、お子様と同調でき、喧嘩が減る
  • クラス替えのプレッシャーが無く、健全に好奇心で勉強できる

 

ザッとこのようなところですが、メリットは大きいと思います。

「塾は切磋琢磨できる」と言われますように、塾無し自学自習は草食系な面はあります。

しかし、4・5年生のときの切磋琢磨とは、質の低い学習になる根源です。

4・5年生時は、蝉の幼虫のように自宅で落ち着いて、深く理解していく学習をし、6年生の一年間を、蝉が飛び回るように、塾で切磋琢磨すれば、とても良いスタイルになると思います。

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

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