- 2018年11月1日
いよいよ年が明け、入試が近づいてきました。
受験業界でいいますと、6年生があと○日で入試ということが最大の関心事となっていますが、現5年生もこの1月は重要な時期です。
そろそろ新6年生ということで、頑張らなければと思っている時期だからです。
頑張ろうと思うだけならば誰でも思っていますが、その思いを行動に変えられるかどうかです。
何をやればいいのか分からないうちに、行動に移せずに1月が終わったという生徒さんの方が圧倒的に多いと思います。
つまり、ここで、この1か月をしっかり取り組むことで、まわりの生徒さんたちに差をつける、あるいは追いつけます。
よく、塾からは、1年間の復習をしましょうといわれます。
私は、それは反対です。
1年間の内容が広すぎて、1か月の短期間ならば、すべて取り組もうとすると、広く浅くで終わってしまうからです。
浅い学習ほどやる意味がないものはありません。
テーマを決めて、そのテーマをしっかり取り組むことが重要だと思います。
算数が普通の人(大変失礼ですが、上位一握り以外の大多数の生徒さんという意味です)は特殊算をお勧めします。
特殊算とは、私は「消去算」「過不足算」「つるかめ算」「平均算」「和差算」のことを指しています。
それらの単元をしっかり取り組むことができれば、実りのある1か月だったと言えます。
特殊算は、4年生でやることが多く、そのときは、割合と比が絡まない純粋な和と差の問題だったわけですが、いまは割合と比を上手く使って解く問題にチャレンジできます。
範囲を絞ることにより、割合と比が絡む特殊算を深く学習することがベストだと思います。
教材は何でもいいですが、入試問題集から上記の特殊算を探して解いても良いと思います。
刺激のある学習で、いままでと何かが違う1か月になるかもしれません。
算数の力がある生徒さんは、特殊算に力を入れる必要はありません。
得意な生徒さんは、算数で苦戦している人にとってはやるせないですが、たいしてしっかり学習しなくてもできてしまう単元だからです。
そういう算数に強い生徒さんは、平面図形と比か、速さと比をお勧めします。
新6年生になる前に、平面図形と比か、速さの比でアドバンテージをつくっておくことは、とても大きいです。
あまり塾からは、このような提案はないと思いますが、お電話の相談などで、塾の担当講師に、この1か月は平面図形と比に集中して取り組もうと思うのですが、どうでしょうか?と相談をしてみましたら、その作戦を絶賛される可能性が極めて高いです。
特殊算、速さ、平面図形、いずれも当教材で用意しております。
学習のご相談、当教材のご購入の相談もお気軽にお願いいたします。
もう1月に入っていますので、素早く行動に移したもの勝ちだと思います。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。