早生まれの人は塾に行かない方が良い

今回は少々過激なタイトルですが、すべての人にあてはまるわけではありません。

ただし、少なからずそういうお子様はいると思います。

私が塾講師を始めた頃は、塾が強く、「塾のアドバイス通りではない受験をするのなら退塾してくれ」というような塾もあるほどでした。

授業についてこられない生徒さんには、辞めた方が良いと言い切っていた講師もいたと思います。

いまは、ほとんどの塾で生徒さんを大事にしますので、そのようなことはないと思いますが、以前、ついてこられないから辞めた方が良いと言われていた生徒さんがいたということは、いまもいるはずです。

塾側が言う言わないの違いだけであって、塾についていっていない生徒さんは同じようにいると思います。

 

あくまでも統計的ですが、やはり早生まれの生徒さんにとっては中学受験塾は大変です。

塾講師で3年生の授業と4年生の授業を担当したことがあれば、それを否定する人はいないと思います。

年令で言えば9才と10才で1.1倍ですが、扱い方は大きく異なります。

 

「これやってごらん♪」「よくできましたね~」

「説明をしっかり聞きなさい」「これは来週までにできるようにしてきなさい」

 

これが3年生と4年生の扱い方の違いです。

早生まれで幼いために、授業を受ける姿勢ができず、「授業は理解するのが自然」というように育たずに、「授業は理解できないのが普通」となってしまって、ずっと劣等生になってしまった生徒さんもいるのではないでしょうか。

よく、インターエデュで、地頭とか素質という言葉が使われますが、そのうちの半数以上が精神年齢なのではないかと思っています。

精神年齢の問題ならば、やがては追いつくはずですが、上記のように、授業の受け方が身につかないと浮上するチャンスが無くなってしまいます。

 

公立小学校でも小学1年生の段階では、生徒間の差は大きいと思いますが、3~4年生くらいになると、ほとんど変わらなくなると思います。

それは小学校で扱う学習のレベルが低いからであって、中学受験のレベルとなると、4年生でも大きな差があります。

幼くて授業についていけるかな?とご心配の場合は、はっきり申しまして、ほとんどが厳しいと思われます。

塾側からはなかなかこんな話は聞けないと思いますが、営業的に本音を伏せているのでしょう。

 

では、そういうときはどうすればいいかといえば、「受験をしない」か「塾に行かずに家で勉強をする」かのどちらかです。

受験をしないという方針ならば、ここでいろいろアドバイスしても意味がありませんが、塾に行かずに家で勉強をするのでしたら、そういうお子様、ご家庭を応援していきたいと考えています。

 

いままでのブログを読んでくだされば、「4年生は家で自宅学習→5年生から通塾」というスタイルも算数教材塾・探求ではお勧めしているプランであることをご存知だと思います。

遅れてしまうと思われる方もいると思いますが、逆のことが多いです。

塾で身につかなかいことを想定すれば、4年生は自宅学習を選んだ方が効果が大きいとさえ言っても過言ではありません。

 

この時期、よくメールをいただきますのが、4年生は小4対話式算数で自宅学習をした方で、「新5年のサピックスの入室組分けテストを受けたら偏差値が60台でした。ありがとうございました。5年生からは入塾します。さようなら。」というものです。

ちょっと悲しい気もしますが、これでもいいです。

そういうお子様は、4年生のときに塾に行ってても60台だったかもしれませんが、もしかしたら、50台だったかもしれません。

というよりも、4年生は自宅学習だけでもそのくらいの成績は取れるということです。

もちろんご家庭の力次第ですが。

 

4年生の授業をし、4年生は話を聞けないな…と嘆いている塾講師はとても多いはずです。

説明しても、あまり吸収してくれないのが4年生の特徴です。

その期間を、しかも早生まれの生徒さんは特に家で学習することによって、上手く乗り切ることができると考えています。

 

使用する教材は、申し訳ございませんが、小4対話式算数以外はお薦めしません。

しっかり力をつけようと思って自宅学習用教材をつくっている塾や出版会社があるのか疑わしいです。

とは言いましても小4対話式算数はレベルが高めです。

サピックス偏差値70台のお子様も満足するレベルになっていると思います。

選んで使っていけば、サピックス偏差値45から対応可能だと思いますが、今年度は、対話式算数のジュニア版という形の教材をご用意いたします。

小4対話式算数はちょっとハードルが高いという方は、ジュニア版をご利用願います。

 

「塾に行くより効果があった」と勝ち誇った気分で新5年生に進めると思います。

本当は塾でも「4~8月生まれの生徒さん用のクラス」「9~12月生まれの生徒さん用のクラス」「早生まれの生徒さん用のクラス」と分類してクラスをつくってくれれば、このような問題点はかなり解消されますが、それは不可能でしょう。

そうしましたら、早生まれの生徒さんは無理に塾に行って約1年近く前に生まれた生徒さんと一緒の授業を受ける必要はないと思います。

家で自宅学習用の教材を取り組み、徐々に生まれ月の影響を受けなくなったころから入塾という作戦もありなのではないでしょうか?

ぜひ、自宅学習用教材の小4対話式算数をご検討願います。

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