対話式算数第34話:容積(1)

先週から立体図形に突入しています。

今週は容積です。

容積は基本的に図をかいて解く単元です。

正面から見た図をかいて、平面図形のように求めていきます。

表でも代用できますので、図と表をともに載せるようにしました。

 

興味のある方はこちらにどうぞ

 

 

第34話 容積①

 

34・1

容積の問題に入る前に、少し雑談的に「㎤」「mL」「㏄」の話も入れています。

本物の授業のようです。

容積は「底面積×高さ」でやりますが、その方が良い理由を書いています。

早くも容器をたおす問題を扱いますが、底面積を間違えないようにします。

升の容器の問題もここで扱うことにしました。

 

34・2

段差のある容器の問題です。

くぎります。

「底面積×高さ」で考える理由が納得できると思います。

 

34・3

単位の換算はリットル升の話から始めました。

「㏄」の話も詳しくしました。

日本では馴染みのない「cL」の話も入っています。

ヘクト、メガ、ギガ、テラの話題も出しています。

教養は大切です。

単位の換算の問題は枠を使ってやるように指示しています。

色分けしているので身につきやすいと思います。

 

34・4

石を完全に沈める問題は、石じゃなくて、水だと考えるようにしています。

あふれる問題は空気に目を向けます。

 

34・5

2021年版は、仕切りを取ったり、水面の高さを同じにする問題を、小5対話式算数から移しました。

難度的には問題が無いと思います。

 

練習問題

 

番号 講評
1 A   正面から見た図をかきましょう。
2 A   水の体積を求めて、Bの底面積で割るだけですが、図をかいてイメージすると良いです。
3 A   升の容器の問題は、内のりを間違えないようにしましょう。(2)は中身が詰まった体積から容積をひきます。
4 A   図をかいてくぎりましょう。
5 A   3段にくぎります。
6 B 水の体積を求めたら、容器を倒した図で、下の段から順に体積を求めていきます。
7 A   1㎥=1000Lです。
8 A   「㎤」にして底面積で割ります。
9 B 「㎤」で計算しても「L」で計算しても良いです。
10 A   おもりの体積分の水を入れたことにしましょう。
11 B 余裕(空気)がどのくらいあるかを考えましょう。
12 B 余裕(空気)がどのくらいあるかを考えて、あと何個入るかをわり算で計算しましょう。
13 A   水の全体量を求めて底面積で割ります。
14 B 1つの容器だと考えて、水量の和を底面積の和で割ります。何㎝分移したか分かったら、何㎤移したかを考えます。
15 B 14番の類題です。容器が3つになりましたが、同じように解けます。

※「難」は難度は以下の基準です。

A:確実に解けるようにしたい問題
B:サピックス偏差値50以上を目指す人向けの問題
C:サピックス偏差値60以上を目指す人向けの問題
D:特に難しい問題

 

  ※「要」は重要度で以下の基準です(B・C・Dのみ表記)。
ゼ:絶対に解けるようにしたい重要な問題
テ:よく出る典型題
ヒ:捻りのある問題
サ:地道な作業が必要な問題

TOP