- 2019年1月24日
今年は問題文が問題用紙ぎっしり書かれ、第一印象が難しそうな問題が多かったです。
立体図形がなかったのも珍しいと思います。
解いてみると、数問を除いて、こんなに易しいの?と思えるほど、サクサク解ける問題が多かったです。
ラストも新鮮な時計ですが、難しいかと問われると、Noです。
今年の1問と呼べる代表的な問題はⅡ(1)だと思います。
下の基準で問題レベルを判定します。
A:ほとんどの人が出来る
B:取りこぼしたらややまずい
C:合格のためには取りたい
D:できたらアドバンテージ
E:できる人はごく僅か
Ⅰ
(1)A
分数で解きます。
かなり易し目です。
(2)アA・イC
31年間で、閏年は7回か8回です。
来年は閏年なので7回です。
平成元年は1989年です。
1回目の閏年は1992年で、3回目の閏年は2000年です。
2019年2月1日は金曜日を元に、19年前の2月1日を求めます。
その間に2月29日は、2000、2004、2008、2012、2016年の5回あるので、曜日は24ずれています。
3つ戻して火曜日です。
2月1日と2月29日は同じ曜日です。
(3)アもイもウもA
これは1回ゲームするごとに2人がいなくなると考えるだけです。
本当に、こんなに簡単?と不安になるかもしれません。
81人のときは80人が負ければいいので40試合、235人のときは234人が負ければいいので117試合、24回の試合で48人が負けたので49人
Ⅱ
(1)①B・②D
①は、360÷16=22.5より、23枚です。
合わせて、19×23-360=77度重なります。
②は、偶数枚ならべたいので24枚にします。
19×24-360=96度より、1ヶ所4度重なります。
直線は3×24=72㎝
短い弧は6×円×11/360×12
長い弧は12×円×19/360×12
短い弧と長い弧で、中心角が違うところが間違いやすいと思います。
(2)①B・②アイB・ウエC
垂直方向の図形の移動なので大変です。
①は16秒後の位置を考えて、たて8㎝、横6㎝の長方形です。
②のアイは、4秒後にCとEが重なり、AとGの動きに注目すると、AがGHの延長線上に来るまでです。
ウエは、CがGHの延長線上に来てから、DがGHの延長線上に来るまでですが、正答率は低いかもしれません。
Ⅲ
(1)A
ABCで600g中、食塩は70gです。
つるかめ算でも天秤でもできます。
(2)A
BCで食塩水400g、食塩が41.8gと分かるので、濃度10.45%として、天秤がいいでしょう。
この問題が易しいので、全体的に易しい印象になったと思います。
Ⅳ
(1)アもイもC
針の動きが変わる珍しいタイプの問題です。
7~17時まで長針は10周し、17~7時まで長針は5周するので、長針が15周する間に短針は1周し、短針は1時間で24度進むことが分かります。
短針は1分で0.4度です。
12時は、24×5=120度です(ものすごい違和感です)
(6-0.4)×45-120=132度
(2)C
10時は、24×3=72度です。
72-60=12度の差になる時間と、72+60=132度の差になる時間を求めます。
(3)C
17時からは長針は1分で15/7度、短針は1分で1/7度進みます。
違いは2度です。
綺麗な数字でホッとします。
17時以降、初めて重なるのは、240÷2=120分後で、それ以降は、360÷2=180分ごとに重なります。
判定はすべてCとしましたが、Bでもよかったかもしれません。
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