- 2021年1月5日
受験を目前に控えた6年生で、どういう勉強をすれば良いか、迷われている方もいると思います。
そんな受験生のお役に立てたらという思いで、ブログを書くことにしました。
バランスの良い学習が望ましいですが、学習の項目は次のものが挙げられます。
- 難問
- ひらめきが必要な思考力問題
- 面倒くさい問題
- 標準レベルの初見の問題
- 典型題
- 過去問
- 計算と一行問題などの易しい問題
- いままでの復習
このあたりだと思います。
まず、1の難問は、1日1~2問にしておいた方が良いと思います。
やり過ぎると、得点力が落ちる可能性があります。
2は個人的にお勧めしていません。
3は良いと思いますが、これも1日1~2問にしておいた方が良いと思います。
やり過ぎると、疲れ果てる可能性があります。
4は良いと思いますが、塾講師の中には反対する人もいます。
5は、いままで使ってきたテキストの復習か、典型題を集めた問題集です。
典型題も大切ですが、ひねりのある問題も取り入れたいです。
ですが、1月校の不合格などで、学習面で不調な波がやってきたときは典型題中心が良いと思います。
6は受ける学校、受けない学校関係なくやった方が良いと思っています。
いまさら点数はどうだ?
という時期ではありませんので、解けそうな問題は華麗にスルーして良いです。
5分考えて分からない問題も悪問認定をしてスルーで良いです。
自分にとって必要な問題だけをピックアップする形でも良いです。
7をお勧めする塾講師も多いですが、私は、本番前に易しい問題をやった方が良いとは思いません。
8は、典型題に絞るというものではなく、いままでのテストの解き直しなどです。
これもお勧めする塾講師は多いですが、私は、余裕があったらどうぞという程度です。
何をするかも大切ですが、どうやってやるかも重要です。
「どうやって解こうか」と考える時間よりも、「どうやったら確実にこれが解けるのか」を考える時間を多くすることがポイントです。
そのためには、解説を早めに見ても良いですが、「分かった!」「理解できた!」で終わりではダメです。
「どうしてその方法が思いつかないのか」、「どうしたら思いつくのか」、「どうやったらミスなく答えまでたどり着けるのか」
こういうことを考えることが大切です。
簡単に言うと、理解できるレベルの問題を、確実に正解にできる方法を考え抜くことです。
過去問を9月頃から始めたとすると、できなかった問題分析をずっと行い続けてきていたら、いまごろはその分析の鋭さも増していると思います。
間違えない方法、途中でつまずかない方法にクローズアップして取り組むと良いと思います。
スカイプ指導で、6年生の過去問の解説をするとき、たいてい下の5つの言葉で仕分けします。
- ミスだから仕方がない
- 防げるミスだから、実力不足
- これは解けないよ
- これを解ける実力をつけて欲しい
- 身につけていないと解けない問題
2と4を磨いていくことで、得点力アップを目指して欲しいです。
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