- 2017年7月26日
2月の入試は当日発表の学校が多く、受験終了の方が多いと思います。
あるいは、行きたいと思っていた学校に受かり、最後に憧れ校に挑戦というパターンの受験生もいると思います。
それとは別でまだ受験が続いている受験生もいます。
予定通りに受からず、受験パターンを新たに組み直したり、まさか受けないだろうなと思っていた学校に受験する受験生もいます。
今回は、手短に後者の受験生にブログを書きたいと思います。
本当は、デリケートな内容なのでそういったことは触れずに、入試問題の講評だけしている予定でしたが、インターエデュで、読んでいて辛くなるスレッドがあったので、ここで書くことにしました。
いまこの時期に「模試では良かったのに何故?」「受験パターンを失敗した!」と言っても始まりません。
よくあるケースが、ミスがありえないほど多く、本来の力が出ていないというものです。
前職では2月になっても授業を行っていましたし、苦戦している受験生は1対1でフォローしていましたので、受験期間に突入してからの変化を私はよく分かっているつもりです。
年によっては、補助的に教えていただけの生徒さんを最後までしっかりフォローしたこともあります。
2月1日から初めて教えたと言ってもいいくらいのときもありました。
そういえば、入社して数年間は、責任者にスーパーサブと呼ばれていました。
そのような経験上、苦しんでいる受験生はミスが多くなっていると確信を持って言えます。
ミスを減らすためには、出る杭は打たれてしまいましたが、小池都知事の言う通り、リセットしかありません。
よく寝る、よく食べる、簡単な勉強をする、歌を唄う、ゲームをする
不謹慎に感じる事柄も一応書きましたが、とにかくリセットして気分転換することが大切です。
何回かブログに書いていますが、ある生徒さんを5時間くらい勉強をさせて、初めの2時間くらいはミスだらけだったのが、後半はミスが減り、翌日は見事合格という受験生もいました。
翌日の入試問題レベルよりも簡単な問題を選び、教材を配って、できたら持ってきてもらって、私が○付けをして軽く感想を述べ、またプリントを渡すという作業を延々と繰り返したわけです。
もし、その学習をしていなかったら、最初の2時間のミスの多さからして、翌日も合格していなかったでしょう。
原因不明の不合格だと思わずに、ミスが出ていると考えて、それをなくすためにはどうするかだけを考えて、残りのチャンスを生かしてください。