- 2024年3月30日
私はコストをかけずに良いものを提供したいと常に考えていますので、対話式算数の挿絵をお願いしているイラストレーターさんとは個人契約を結んでいます。
業者に中間マージンをごっそり持っていかれるのは、お互いに不幸になると思っています。
家庭教師センターに自分自身を登録して、そこを経由して家庭教師をやろうなどとは考えたこともありません。
無料登録のところならばしてもいいですが、現在は首都圏ではなく、田舎に拠点を移していますので、そもそも対面式の家庭教師を控えています。
そういった考え方をしていますので、もしも、家庭教師を探す方がいらっしゃいましたら、個人契約で見つけた方が良いとアドバイスしたくなります。
実際はそれで当たりの講師を見つけるのは難しいのですが、高額の家庭教師センターにお願いをしても当たりの講師に当たるとは限りません。
率は高いはずですが。
実際は面接などをして、納得の上、選ぶのが良いですが、その前に候補を決めるときのポイントを書きたいと思います。
あくまでも個人的見解で、当たりの確率の問題です。
そう言えば、先週の台風21号はとても強烈でした。緯度が高くなっても925hPaが続き、日本列島に近づき945hPaになり、上陸して通過したのは、私の住所から10キロくらい離れたところですが、そのときも950hPaで最大瞬間風速は55m/sでした。
生まれて初めてと言えるくらいの風の強さでした。
そして、今週末も台風が来るそうですが、予報を見る限り21号とは比較にならないほど弱いです。
日本付近では980hPaの予想で、東日本に来る頃には台風から熱帯低気圧に格下げになるかもしれません。
急カーブの軌道を描く予想なので、台風の突進力よりも偏西風の方が上回っているのでしょう。
しかし、気象庁を始めとしてマスコミは「今度の台風は大したことは無い」とは一言も言いません。
もし大雨になってしまったときのクレームを警戒しているからだと思います。
僅かにでも大雨になる確率があるのであれば、真実を伝えないというのが、いまの現代社会に生きる大人の正しい姿なのでしょう。
マスコミではなくても、企業に何か聞いても、はっきりと答えてくれることが本当に減ったと思います。
不確かでも構わないので、プロの意見を聞きたいと思っている人にとっては消化不良な世の中になりました。
幸い算数教材塾・探求は、会社ではありませんので、クレームは恐れずに確率の高いことは白黒はっきり伝えます。
90%の確率で受かりますとか、80%の確率で転塾しない方が良いとか、いくらでも言えます。
100%じゃなければキレのいいことを言えないという姿勢は私の性分には合いません。
ちょっと横に逸れすぎましたが、良い家庭教師を当てる確率を高くする話です。
まず、本気で家庭教師に取り組んでいるかに尽きます。
本気とは、予習、教え方をいうのですが、残念ながら、それはなかなか見えません。
見えるものとしては次のものです。
- 自分自身でWEBサイトを持っているか
- 料金が明朗会計か
- どのレベルの生徒さんの指導に慣れているか
- 入試から逆算した指導ができると伝わるか
- 週何回で何時間の指導がベストと考えているか伝わるか
細かいところを書いていけばキリがありませんが、以上の5点で篩にかけられます。
まず1番でアメブロなどをメインにしているようでは話になりません。
どんな良い記事を書いて素晴らしいブログサイトをつくっても、サイバーエージェントに勝手に消され台無しになってしまう恐れもあります。
意図的ではなくても、なんらかの事故で消えてしまう場合もあります。
補償や、そのための対策などはしていないでしょう。
本気で仕事をしていたら、自分のつくったWEBサイトという財産が消えることは我慢がならないはずです。
消されないためには信用のできるサーバーを借りて(買い取るのは難しいと思いますが)、広告無しの有料の商用ブログか、WEBサイトを持つのはあたりまえのことです。
そういう私も開業する前は、gooブログメインでアメブロをサブに利用していましたが、若気の至りというか、本気でこの仕事を始めるにあたり、gooブログとアメブロは解約し、いまはなきQHMのホームページとブログに移り、なくなる前にWordPressに移っています。
WordPressのように世界中で使っている人が多いホームページメーカーならば、なくなる可能性はありません。
なくなりそうになったとしても、その前になんとかなると思います。
広告などもあるわけがありませんし、リンクも自由自在です。
いまは、なかなか時間が取れずに、使いやすいWEBサイトとは言えないレベルですが、思い通りにいじれますので、徐々に喜んでいただけるWEBサイトに育てていきます。
アメブロなどの無料ブログでそんなことはできるわけがありません。
2番は料金が割高だからです。
「1時間4000円~」
などと表示するのも、とても悪い例です。
割安感を与えて、しっかり料金を取る携帯電話の会社のようです。
ビッグネームの講師で料金を気にする人はこないでいいという強気な商売の場合は、割高な指導料でも仕方がないですが、そうでない場合はやはり割高な指導料の講師は避けたいところです。
あるいは、お問い合わせメールを読んで、相手を見て指導料を決める場合があります。
いわゆる足もとを見るタイプです。
あまり関わりたくありません。
3~5は面談をしてそこで聞くことができますが、事前に分かっていると無駄な時間を使いません。
指導する側の親切さだと思います。
6番目として挙げてもよかったことですが、詳しすぎるWEBサイトをつくるというものです。
これはどちらかと言えばというレベルです。
知識をひけらかすよりも「読んでくださる方が読みやすいものを書く」という意識が強くないと、教え方が上手くないのでは?と思っています。
教えるとき、つい自分のペースでマニアックな世界に入り、聞いている方はシラけているというケースはよくあります。
相手のことを常に考えて教えられるか、というのが家庭教師や塾講師の最大のポイントで、それがWEBサイトにも現れる気がします。
このくらいの判断でも、多くの家庭教師を候補から外すことができるのではないでしょうか。
家庭教師は高額ですので、家庭教師を探す場合は、良い講師を適正価格で採用できることを願っております。