難問はどう取り組むべきか

6年生の後半ともなれば、過去問を学習する時期です。

難関校を目指している方は、当然難問に接することになるでしょう。

そのときに、解けない問題にあたります。

対処法はいろいろです。

  1. 捨て問だから捨てる
  2. 試験時間は度外視で頑張るけど、ほどほどの時間で分からなければ諦める
  3. 試験時間は度外視で頑張るけど、ほどほどの時間で分からなければ解説を見る
  4. 試験時間内で解けなければ、解説を読んで理解する
  5. 3・4のときに先生に聞く
  6. その他

 

2は若干少ないと思いますが、1・3・4・5はほぼ同じくらいのシェアでしょう。

どれが良いかは、お子様の学力、性格次第で決まりますが、私のお勧めは6番です。

その他です。

 

その他の内容を書く前に、1~5について書いていきます。

1は難問に強くなる学力はつきません。

2はあることが足りません。

3は良い解説で良いヒントを得られるならば、それも有効です。

4はもう少し粘りが欲しいです。

5は良い講師が良いヒントを与えてくれるならば、それも有効です。

 

今回お勧めする6は、2の変形バージョンです。

あることを補える方法です。

 

まず、長時間考えるとき、普通は壁にぶつかり、その壁を壊して進もうと足掻いて終わりです。

本来は、壁のない入口を探して通らないと行けないのです。

入口を探すというよりも、この壁を壊そうということで思考が止まってしまいます。

 

入口を探すためには、一晩寝かすことが必要です。

料理などの一晩寝かして熟成させることとは異なり、1日目の解き方を完全にリセットし、新たな解法を探すためには一晩かかるという意味です。

その視点に立つと、1問に30分経ってもできない場合は、もう壁にぶつかって壊そうとしている状態です。

ずっと考えるというときに、日を分けるというのが6のその他です。

 

具体的な時間を書きます。

1日目、制限時間20分、2日目以降制限時間10分

過去問を解いているときは、難問はあとまわしにすると思うので、しっかり難問を考えていないと思います。

過去問を解いて丸付けが終わり、そこから難問を考え始めて20分という意味です。

 

諦めることもいけないことではないので、2日で終わりでも3日で終わりでも4日で終わりでも良いです。

1週間でトータル20+10×6=80分間考えられる子は、それはそれで長所です。

2日目以降は、前日のメインの解き方とは違う解き方を目指すことが大切です。

 

未解答の問題ではなく、誤答の場合は、若干異なります。

丸付けをしたときに、1~2分で分かる間違いならばその場でやり直して良いですが、難しい問題ならば、翌日にまわしましょう。

翌日は、冷静に第3者の目で解法を眺めましょう。

眺められる解法を残していない場合は誤答扱いではなく、未解答扱いになります。

学習効率が悪くなるので、解法は残さないといけないと思います。

 

2日目で解決しない場合は、解き方が間違っているか間違っていないかを指摘してあげられると良いです。

解き方の良し悪しが分からない場合は、分からず未解答の問題と同じように、制限時間10分で考え直してみましょう。

解き方に絶大の自信がある場合以外は、解き方を変えた方が良いでしょう。

 

たくさんの問題を解いても、たくさんの技術を習得できるわけではありません。

できる問題を解くというのは、点数になり、気分が高まり自信がつきますが、技術面では得られることが少ないです。

分からない問題を解説を聞いたり読んだりして、「こうすれば良いんだ!」ということが納得できたときに技術を習得できます。

そのため、解説を聞いたり読んだりすることも大切ですが、思考の仕方を切り替えていくという実践演習も大切です。

数日間にわたり取り組むということは、このような思考の仕方を切り替える練習に最適です。

解説を読む学習だけに偏ることは避けた方が良いと思います。

 

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