過去問演習の仕方

まもなくお盆休みに入ります。

夏期講習も一旦中断すると思います。

いままで復習で手一杯だった方も、この機会に過去問でも解いてみようかなと考えていると思います。

このブログでも、過去問の解き方についていろいろ書いてきましたが、今回は、少々、いままでと異なる視点の内容も含めて書いていきます。

 

過去問演習の仕方は、塾や講師によって、本当にいろいろあります。

ざっと挙げてみます。

  1. 11月から始める
  2. 3回くり返す
  3. 古い年度で力をつけ、新しい年度は本番のつもりで
  4. 第3志望校から始めて、最後は第1志望
  5. 夏はやってはいけない
  6. 現物(学校で発行しているもの)でやって本番のように取り組む
  7. 本番に余裕を持てるように時間は短めにする
  8. 第3志望校は3年分、第2志望校は5年分、第1志望校は10年分
  9. 安全校はやらなくて良い
  10. 4教科通しでやる

 

せっかくなので無理矢理10個にしてみました。

10個目はよく言われているものではなく、私が、試験のときに体力不足で集中力が切れることがないように、特に1月になったら、4教科通した方が良いと言っていますので、それを挙げました。

私のご提案というわけです。

 

この10個は相反するものがあります。

どれがお子様に合うか良く親子で話し合って決め、取り組みましょう。

塾に相談するのも良いと思います。

 

このようなところで切れてしまうブログを目にすることがありますが、探求ブログはそんなことはありません。

 

まず、お子様の状況次第のものは、1・5です。

どちらでも良いものは、3・6です。

お薦めしないものは、2・4・7・8・9です。

 

まず、過去問の最大の狙いは何でしょう?

その学校の傾向の問題に慣れることで得点力を上げることと思われている方が多いと思いますが、それは正しくありません。

慣れても得点力は上がりません。

主な目的は次のものです。

  • 刺激を受ける
  • 問題に接する目を養う
  • プレッシャーの中で勉強できる
  • 時間を意識して取り組める

 

塾で解けなかったけど、解説を聴いてなんとか理解した問題を家で復習するのはとても単調な学習です。

それに対して、入試演習は刺激があります。

面白い学習と言えます。

難しい学校ならば、いかに取れるところを取って合格平均点に近づけるか、簡単な学校ならば満点を取れるかなど、学校ごとに解く姿勢を変えることで、メリハリが出て刺激的になります。

学習は、単純作業でないほど学習効果が高まります。

その意味では、難しい学校と易しい学校を交互にやるとか、典型題中心の学校と思考系中心の学校を交互にやるなどの学習をお勧めします。

上記の4・8・9をお薦めしない理由はこれです。

 

問題に接する目を養うとは、初見の問題を解くことが多くなるからです。

現在、スカイプで、捻りのある問題ができない生徒さんを指導するとき、一緒に問題を読んであげています。

読むのを途中で止め、「ここまでで何か分かるけど、それは分かる?」というような発問をして、問題に接する目を養ってもらっています。

算数の問題は、問題文を全部読んでから「さてどう解こう?」などとはなりません。

問題文を読みながら「あっ、これを求められる!」といって、どれを糸口にするのかを探しながら読みます。

そういう感覚にならないで問題を読んでいるとしたら、初見の問題に強くなりません。

 

プレッシャーの中で勉強できるというのは、「こんなところで間違えたら合格者平均点を取れない」という意識で解いていくことができるからです。

(1)だけでも解こうとか、ていねいに書いて途中点をとろうという意識も含まれます。

緊張感の中で問題を解く効果は大きいです。

そのためには、解答は保護者様が管理し、採点は保護者様がした方が良いと思います。

 

時間については、語り尽くされていますので割愛します。

 

難関校を受けるから難問ばかり解くとか、麻布を受けるから思考系ばかり解くなどの偏った学習はお勧めしません。

バランス良い学習の中で、少しだけ味付けとして難問多めとか、思考系多めといった具合でちょうど良いです。

そのあたりは、料理の栄養バランスと同じようなものだと思います。

良質のタンパク質を取りたいといっても鶏のササミや卵や青魚だけ食べていてもダメだと思います。

 

過去問の扱いは、冒頭でも述べましたが、塾や講師によってアドバイス内容が大きく異なります。

私のご提案も、所詮、一個人の意見です。

根拠のある提案で、その根拠に納得いくものであれば、どの提案を採用しても良いと思います。

過去問のやり方はこれというように決まっているものではなく、自由にやるものです。

それはどこの塾に行っていてもかわるものではありません。

 

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