- 2019年1月22日
もう6月中旬と呼んでいい頃になり、夏期講習も近づいてきました。
今日は6年生の受験生についての内容になります。
塾では夏期講習に向けて、テンションが上がっていると思います。
理由はあまり書きたくはありませんが、もちろん営業抜きにというわけではありません。
合宿のある塾では、塾講師はどういう気持ちで合宿を勧めているのか気になります。
- 本気で合宿が良いと思っている
- ノルマ(営業の競争)があるから
- 合宿が良いと思い込みたい
このあたりの理由しか考えられませんが、生徒さんによって、合宿が合う合わないがあります。
マイペースで自学自習できるお子様なら合宿よりもコツコツ勉強した方が効果があるはずです。
私がまだ若いころは、夏は天王山という人が多かったです。
夏が終わったあと、失速する生徒さんもいたことから、
私は10年以上前から、大事なのは夏が終わってからと言い続けてきました。
しかし、ここ数年、夏はそれほど重要ではないという文章を少し見るようになりました。
天の邪鬼精神というわけではありませんが、そう言われると反論したくなります。
夏が充実するのは実は簡単なことです。
小学校がないので、受験勉強に専念しやすく、
塾に行く前、塾から帰った後というように、サンドイッチ式に勉強できるので、ダラダラしにくい面もあります。
外が暑くて、エアコンの効いた涼しい室内に入ると、体力が回復したような気になり、
勉強しようという雰囲気になりやすいという面もあるような気がします。
自宅学習で通塾しない場合は、それなりの時間の使い方の工夫が必要ですが、
通塾している生徒さんは工夫なしでも、しっかり勉強できる確率が高いです。
夏は脱落しにくく普通に乗り切りやすいことから、夏は天王山ではなく秋からが勝負と言ってきたわけですが、
夏が重要でないと言われると、それは違うと思ってしまいます。
夏に上手くいかなければ、秋から上手く行く可能性は極めて低いです。
天王山とは言えなくても、競馬でいうところの最終コーナーくらいです。
このときに良い位置につけておかないとラストの直線勝負で勝負できないでしょう。
多くの塾では、夏期講習費用は高いです。
費用を上げたいからなのか、学習効果を高めたいからなのかは、何とも言えませんが、
拘束時間が長いです。
また、総復習という位置づけでもあるので、
みんな出来ているから解説しないとか、きっと出来るはずだから塾で扱わないというように、いままで以上に講師が取捨選択をします。
講師の目論見通りの実力のある生徒さんなら問題ありませんが、だれもがそうであるわけではありません。
夏期講習前は、夏は40日もあるんだから、弱い単元は克服して、得意単元は伸ばすというような壮大な目標を立てると思います。
しかし、上記の通り、塾で省かれた問題が解けない生徒さんだと、拘束時間が長いこともあり、そういう余力はないと思います。
塾の内容に明け暮れるしかないという後手後手の勉強になりがちです。
そういうものだと考え、塾で学習した内容を完璧にすれば夏は大成功という感覚で迎えると良いと思います。
受験生の夏の重要性を伝えるのはここまでにしたいと思います。
ここから算数教材塾・探求のスカイプ指導の宣伝になります。
興味のある方はもう少しお付き合いください。
夏期講習はほぼ毎日授業があります。
そうすると、毎日復習する必要があります。
このリズムに乗れないと、夏が終わって成績ダウンとなります。
家庭教師や個別指導を雇っている方は、週1や週2だと思いますが、夏は週3以上が望ましいと思います。
昨年度は、夏に週5以上スカイプ指導をしたお子様は例外なく飛躍的に伸びました。
週5というのは、午後から塾ならば、午前中に1時間ほど指導したということです。
家庭教師ではなかなかそういうのは難しいと思いますが、スカイプ指導なら可能です。
そんなにやると金額は青天井では?と鳥肌が立ちますが、
仮に、週5ペースで月22日スカイプ指導したならば、
夏割20%OFF、長時間割20%OFFが適用されますので、
毎日1時間でも、6000×22×0.8×0.8=8.4万円です。
もちろん安くはありませんが、
月に22日、1対1で指導を受けてこの金額は、学習効果を考えてもコストパフォーマンスはかなり良いと思います。
そして「夏だけ指導」も大歓迎です。
充実して当然の夏に夏期講習&スカイプ指導で順調に乗り切れば、秋からの志望校対策にスムーズに入れると思います。
9月からの勉強体制は、8月後半に考えても良いと思います。
夏を完璧にすることだけを考えてスカイプ指導を利用するのは1つの手だと思います。
後半は宣伝っぽくなってしまいましたが、
受験生は、冬が天王山だけど、冬戦えるようになるには秋が重要で、秋が充実するためには夏が重要です。
夏が終わったとき、充実したかしなかったかよく分からないという中途半端な感想にならないように取り組んで欲しいと思います。