自宅学習の算数のノートの使い方

昨日のブログで、授業中のノートの取り方を書きました。

ノートを取れる授業もあるけど、取れない授業もあるくらいなので、書き方はどうでもいいというものでした。

授業で板書されないことをノートに書くことがベストとしました。

 

今日は、授業中ではなく、家で自学自習のときのノートの使い方を書きます。

書店で並んでいるノートの利用の仕方の類いの本も、授業中ではなく自学自習のときのことです。

そもそもどうして書店にノートの取り方の本が並んでいるのでしょう?

そんなことくらい塾講師に相談すれば事細かに教えてくれますし、この無料ブログでもこのあと書いていきます。

ノートの取り方の本を書いてビジネスにできるというのもなんとも不思議な気がします。

もしかして私が太っ腹すぎ?

そうだ、少し体重減らさないと…(汗)

 

順々にポイントと理由を書いていきます。

重要順ではなく、思いついたままです。

 

途中式は2ページにまたがない

たくさん書かなくてはいけない問題でまたぐなと言っているわけではありません。

ページの中盤ぐらいから書き始めて、そのページで収まらないのがダメという意味です。

理由は途中でつまずいたときに振り返りにくいからです。

 

方眼ノートを使う

できれば良い!という私の基本的なドライな考えの中では珍しくこだわっています。

理由はたてと横を整えられるからです。

表も書きやすい、作図もしやすいですし。

 

式を横に書いていかない

これは算数だけでなく、数学の鉄則です。

計算式は上と揃うように表のように書いていきます。

計算式だけではなく、規則性、場合の数、消去算、過不足算、売買損益算、仕事算、速さの比など

たてにならべると解きやすくなる単元もあります。

横に広げない意識が必要だと思います。

 

色を使わない

ルールをきちんと決めて、いつもそのルールで色分けできるならしても良いですが、

統一感のない色使いのお子様が多いです。

色を使って、見やすい!理解しやすい!ノートをつくっても良いですが、

参考書的にノートを使っていますでしょうか?

使い捨てならば、色を使わない方が時間短縮です。

 

典型題のノートは永久保存版

典型題は解いた過程を参考書代わりに保存しても良いでしょう。

ときどき振り返ると良いでしょう。

しかし、それができるのは、整えて丁寧に書ける能力のあるお子様だけです。

足が速い人は短距離走、力のある人は重量挙げ、などと同じように、

ノートを綺麗に書ける人は残しましょう。

長所短所は誰でもありますので、ノートに丁寧に記せない人は、意識する必要はありますが、保存の必要はありません。

振り返りは解説書や参考書でできます。

ノートを永久保存版する人は、間違えた実績を記録しておきましょう。

「○○を間違えないこと!」等と赤ペンで記しておくと、効果50%増しです(イメージです)

 

図は定規で

入試のときは定規を使えるか分かりませんが、テキパキと定規で図を描くことは能力開発に欠かせません。

「直方体」や「正六角形」や「円」くらいは丁寧に描ける!というレベルに達したら、徐々に定規から卒業です。

正三角形を描くときは1.73(2:3.5)を意識します。

立方体を描くときは奥行き線は平行で等しい長さを意識し、斜め45度にかき、縦線や横線の半分の長さにしましょう。

 

式の代わりに「なので」

式の代わりに文章を書くとつながりが分かりやすくなります。

算数の場合は、「なので」、「だから」を多用することになります。

会話相手がそういうタイプだと疲れてしまいますが、算数とはそういう学問です。

 

単位は付けましょう

何を求めているか常に把握できるように単位はつけた方がいいでしょう。

 

丸数字、四角数字は丁寧に

算数は数学と違い、丸数字、四角数字などの記号を使います。

記号から数字がはみ出てしまう人もいますが、そういうことは気にして欲しいです。

また、6年生でも使うべきところと使う必要がないところの区別ができていない人が多いです。

記号をいつどこで使うのかにこだわる勉強がゆくゆく成長につながります。

 

計算式を書いて煩雑にしない

実は、今回最も書きたかったことはこれです。

表や図をかくエリアを一等地とします。

その一等地には計算式や筆算は書かないということです。

解く手が止まったら、自分の書いた表や図を見て、どの条件を使うかを考えます。

そういうときに、式や筆算があると、考えにくくなること間違いありません。

シンプルにゴチャゴチャさせないことがポイントです。

本当は計算は極力暗算でと言いたいところですが、そのアドバイスはハードルが高いです。

せめて一等地以外に計算して欲しいです。

式や筆算は転記ミスをしないように、一等地の横のアクセスしやすい郊外に書くこともポイントです。

消去算などの式を並べて解く問題はもちろん式が一等地です。

 

字の大きさを整える

字の上手い下手はノートの見やすさと完全には比例しません。

字が上手くなくても大きさが整えられていたら見やすくなります。

綺麗に書けないお子様には字の大きさを整えることを躾けましょう。

 

消しゴムを使わない?

よく、このフレーズを見ますが、どちらでも良いと思います。

何故ダメなのでしょう?

しかし、ミスをしたときに、その箇所を探すことが大切ですが、

すべてを消してしまうお子様もいます。

その悪い癖は直しましょう。

 

そもそもノートは使わなくて良い

算数は理社ほどはノートの必要性は高くはありません。

上記のように典型題ノートは作ってもいいですが、基本的に使い捨てで良いです。

食べ物を食べて栄養を吸収したら終わりという感覚です。

よく、終わったときに、これだけがんばったんだという証になるという人がいますが、

感慨深くなるタイプのお子様にはそれも良いかもしれません。

ノートではなくて、白い紙(6年生なら)とかレポート用紙でも良いです。

 

図形はノートに貼った方が良い

熱心な保護者様は、問題をコピーしてノートに貼ってあげたりしますが、本当に頭が下がります。

そこまでやらなくても…と思ってしまいますが、

図形の問題ならばコピーしてノートに貼った方が勉強しやすいことは確かです。

7~8cm四方の枠に収まるくらいの図が大きめで良いと思います。

しかし、必ずコピーではなく、簡単な図はお子様に描く練習をさせることも大切です。

 

最後に

howto本形式のブログにしてみましたが、2147字まで行きましたので、そろそろ締めます。

最近、「こうしなければいけない」と断定的なブログを見る機会が増えましたが、

何事もそういうことはありません。

基本スタンスはあっても、そこからアレンジしていくことが大切です。

 

例えば算数の復習といっても、

「数値を変えた問題を解く」、「同じ数値の問題を解く」、「解説を見る」、「自分のノートを見る」、「基本例題に戻って解説を読む」

というような勉強スタイルが考えられます。

ノートがどのくらい復習時に必要になるのかはお子様のタイプによります。

活用した方が上手く行くという場合は、今回のブログが少しでもお役に立てば幸いです。

 

いままでノートを活用したことはないけどまずまず上手くいっているという場合は、そのままで良いと思います。

今後、順調にいかなくなったときに、このブログを再度お読みください。

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