1. 優秀な子たちが低学年で夢中になった「濃い算数時間」を、ご家庭に
受験算数のはじめの一歩 書き出し算数
解き方を覚える前に、手を動かして「全部を書き出す」経験を。
対象:小学3年生〜小学4年生前半
道順を一本ずつすべて書き出す。
数字のカードで作られる数を、すべて書き出す。 図形を描いて、一つずつ数える。
この教材でお子様が経験するのは、「答えを教わる時間」ではなく、自分の手で書き出し、探し、数え、抜けや重なりに気づいていく30〜50分の濃い算数時間です。
まずは無料サンプルで、「これは読む教材ではなく、手を動かす教材だ」という感触をお確かめください。
2. この教材は何をする教材か
「書き出し算数」は、解法を暗記する教材ではありません。
「書き出す」という作業そのものを通して、受験算数に入る前の基本動作を育てる教材です。
3年生の時期にできる学習はいろいろありますが、私は、受験算数のはじめの一歩は「書き出し」であるべきだと考えています。
きれいな解法を先に覚えるのではなく、自分の手を動かして数え上げ、抜けや重なりを自分で見つける。
教わって理解するのではなく、書きながら気づく——
その経験こそが、後の受験算数を支える土台になるからです。
この教材は、学年の先取りをするものではありません。
単元を前倒しで詰め込むのではなく、考えるための「手の動かし方」をつくる土台づくりの教材として設計しています。
3. なぜ「書き出し」が大切なのか
受験算数の最重要単元のひとつに「場合の数」があります。
この単元でつまずく子の多くは、公式を知らないからではなく、「もれなく・重なりなく書き出す」という感覚が育っていないことが原因です。
「書き出し算数」で繰り返し経験するのは、まさにその感覚です。
- 抜けに気づく——「まだ書いていないものがあるはずだ」と立ち止まれる
- 重なりに気づく——「これはさっきと同じだ」と見分けられる
- 分類する——「仲間ごとに分ければ書き出しやすい」とわかる
- 順序で並べる——「順番に書き出せば取りこぼさない」と身につく
これらは、解説を読んで覚えられるものではありません。
自分の手で書き出し、間違え、間違い探しをして直す——
その往復の中でしか育たない感覚です。だからこの教材では、書き出す練習と同じくらい、間違えたあとの「間違い探し」を大切にしています。
4. 教材の中身
全24回。題材は多彩です。
道順/数列/図形を数える/図形と規則性/数をあてはめる/図形をつくる/ならべる/場合の数/方陣算/魔方陣/虫食い算/N進法/推理/立方体 など
題材は回ごとに変わりますが、貫いている軸はひとつです。
これらは「場合の数」を下地にしながら、題材だけをさまざまに変えている構成になっています。
いろいろな入り口から、結局は「もれなく・重なりなく書き出す」という同じ力を、飽きずに何度も鍛えられるようにしてあります。
単元を先取りするための教材ではありません。
多彩な題材を通して、ひとつの「書き出す力」を育てる——
それがこの24回の狙いです。
5. 学習時間の目安
1回あたりの時間は、お子様によって幅があります。
- 難関校に進むような非常に優秀なお子様でも、1回30分前後かかります。
- 普通のお子様なら、50分でも終わらないことが少なくありません。
- ただし、60分を超えて無理に続ける教材ではありません。
ここで一点、はっきりお伝えしておきたいことがあります。
30分は「標準」ではなく、非常に速いお子様の目安です。
すぐに終わる軽いプリントではありません。
回によっては優秀な子でも苦しみ、50分近くかかることがあります。
途中で終わってしまっても構いません。
大切なのは、短時間で終わらせることでも、最後まで粘り切ることでもなく、その30〜50分のあいだ、しっかり頭と手を使うことです。
濃い時間を作れたなら、その回の役割は果たされています。
6. 保護者の役割
この教材は、保護者が算数を教え込むためのものではありません。
難しい解き方を説明できなくても、まったく問題ありません。
ご家庭でお願いしたいのは、次の三つだけです。
1.問題文の意味が読み取れずに止まっているときだけ、言葉をかみ砕いてあげる
たとえば手が止まっていたら、「遠回りしないで、AからBまで行く道を全部かいてみようか」と声をかける——
その程度で十分です。解き方そのものを教える必要はありません。
2.1問ごとに丸付けをする
3.抜けや重なりがあったら、再チャレンジや間違い探しに向かえるよう、遠回しに伝える
「この中に、同じものがあるわよ。まだ書けていないものがあるのね」とだけ。
「これとこれが同じ」というような決定的なポイントは伏せて、お子様自身が見つけられる余地を残してあげてください。
こうして、ご家庭のリビングや勉強部屋が、小さな算数教室になります。
ただし保護者は「教え込む講師」ではありません。
お子様が自分の手で書き出す時間を、そっと守る人——
それがこの教材での役割です。
7. どんな子に向いているか
- 小学3年生〜小学4年生前半のお子様
- 受験算数に入る前に、考える土台をしっかり作っておきたいお子様
- 低学年のうちから単元を先取りするより、まずは手を動かす経験を積ませたいご家庭
- 将来的に難関校を目指したいお子様
この教材は、実際に塾の小3クラスで使っていたものです。
桜蔭・開成・筑駒といった学校に進んでいったお子様たちも、低学年のころに嬉々として取り組んでいました。
合格体験記に「小3のときにこの教材が楽しかったから、この塾を選んだ」と書いてくれたお子様もいます。
お伝えしたいのは、合格実績そのものではありません。
非常に優秀な子にとっても、これは簡単すぎる教材ではなく、本気で頭を使える教材だった——
ということです。
優秀な子が低学年のころに経験した「濃い算数時間」を、ご家庭で再現できる。
そこにこの教材の価値があります。
8. 向いていないケース
正直にお伝えします。次のようなご家庭には、この教材は合いません。
- 低学年のうちから、単元をどんどん先取りしていきたいご家庭…この教材は土台づくりであり、先取り教材ではありません。
- 親が説明し、理解させてから進めたいご家庭…この教材は、お子様自身が書き出して気づくことを大切にしています。
- 難問の解法を親が教え込み、解法力を上げたいご家庭…この教材にも歯ごたえのある問題はありますが、ねらいは解法を覚えることではなく、自分の手で書き出して見つけ切ることです。難しい1問は、教えて解かせるのではなく、時間をかけて書き出し、抜けや重なりを自分で直していく——その過程にこそ価値を置いています。
9. 受験算数OS本編との関係
「書き出し算数」は、受験算数OSシリーズの入口教材です。本編の代わりではありません。
本編は小5からの開始を想定しています。
その本編に入る前に——書く・探す・分類する・見比べるという経験を先に積んでおく。
いわば、本編で本格的に考え始めるための「手の動かし方」を作っておくのが、この教材の役割です。
順序に迷う必要はありません。
この入口教材で手の動かし方を育ててから、小5以降に本編へ進む。
その流れを想定して設計しています。
10. 購入前の不安に答える短いQ&A
Q. 親が算数を教えられなくても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。保護者の役割は、問題文の意味が分からず止まったときに言葉をかみ砕くこと、丸付けをすること、抜けや重なりを遠回しに伝えることの三つだけです。解き方を教える必要はありません。
Q. 小3には難しすぎませんか?
A. やさしい教材ではありませんが、解き方の知識を前提にしていません。手を動かして書き出していけば、3年生でも取り組めます。少し苦しいところを、探して・見つけて乗り越える——その手応えこそ、この教材の中心です。
Q. 時間がかかってしまう場合は?
A. 普通のお子様なら50分ほどかかることはよくあります。それで問題ありません。ただし60分を超えて無理に続ける必要はありません。濃い30〜50分が作れていれば十分です。
Q. 全部解き切れない回があってもいいですか?
A. 構いません。途中で終えても大丈夫です。大切なのは完走ではなく、その時間しっかり頭と手を使えたかどうかです。
Q. 受験算数OS本編とどちらを先に使うべきですか?
A. 本編は小5開始を想定しています。それより前の小3〜小4前半の時期に、この入口教材で手の動かし方を作っておくことをおすすめします。
11. 最後に
この教材でお渡しするのは、問題が印刷された用紙ではありません。
優秀な子たちが低学年のころに経験した「濃い算数時間」を、ご家庭で再現するための設計図です。
価格は、PDFのページ数としてではなく、30〜50分 × 24回の算数体験として受け取っていただけたらと思います。
家庭のリビングが、算数塾の低学年クラスのような時間になる——
その価値です。
少し苦しいけれど、自分の手で探して、書いて、見つけられたときに「できた」と思える。
この教材で得られるのは、答えの出し方ではなく、考えるための手の動かし方です。
まずは無料サンプルで、その感触をお確かめください。
- 書き出し算数 第1~12回 4950円(税込)
- 書き出し算数 第13~24回 4950円(税込)
- 書き出し算数 第1~24回 8800円(税込)
- 小3教材3点セット(書き出し算数・小3模試の最後に出る思考力問題・小3からのよく読む算数)14300円(税込)
📦 【書き出し編】教材の詳細と使い方
- 構成:全24回(1回につき、書き出し6問・思考力チャレンジ2問の合計8問)
- 学習ペース:1週間に1回分のペースで、約半年(24週間)で完成します
- お届け方法:PDFダウンロード形式(Googleドライブの共有URLからいつでも印刷可能)
お子様ができたときに、嬉しそうな表情をするかどうかを基準にしています。ぜひ、取り組んでください。
👉全24回の着眼点一覧(ブログ)
📝カリキュラム
| 回数 | 単元名 | 学習日 |
|---|---|---|
| 第1回 | 道順 | 5.7 |
| 第2回 | 数列① | 5.14 |
| 第3回 | 図形を数える① | 5.21 |
| 第4回 | 図形と規則性① | 6.4 |
| 第5回 | 数をあてはめる① | 6.11 |
| 第6回 | 図形をつくる | 6.18 |
| 第7回 | ならべる① | 7.2 |
| 第8回 | 場合の数① | 7.9 |
| 第9回 | 方陣算 | 7.16 |
| 第10回 | 魔方陣 | 9.3 |
| 第11回 | 虫食い算 | 9.10 |
| 第12回 | N進法 | 9.17 |
| 第13回 | 道順② | 10.1 |
| 第14回 | 図形を数える② | 10.8 |
| 第15回 | 図形を数える③ | 10.15 |
| 第16回 | 数列② | 11.5 |
| 第17回 | 図形と規則性② | 11.12 |
| 第18回 | 推理① | 11.19 |
| 第19回 | ならべる② | 12.3 |
| 第20回 | ならべる③ | 12.10 |
| 第21回 | 場合の数② | 12.17 |
| 第22回 | 推理② | 1.7 |
| 第23回 | 数をあてはめる② | 1.14 |
| 第24回 | 立方体 | 1.21 |