通塾しないで自宅学習で受験勉強をする(4年生編)

自宅学習のハードルは思っているよりも低い

「自宅学習で中学受験をする」というフレーズを見ると、とてもハードルが高く現実離れした話のような気がするかもしれません。

しかし、冷静に考えてみますと、小学4年生で通塾しても、家でのフォローは凄まじいものがあります。

塾のテキストで、塾でどのように教えたか分からない状態で、翌週のテストで良い点数を取れるように、しっかりフォローします。

この光景を少し想像するだけでも、胸がいっぱいになります。

受験勉強で学力をつけていくためには、結局のところ、家でしっかり勉強をしないとなりません。

そうしますと、よりシンプルに、塾は無しで家の学習に専念したら?というアイデアも浮かんできます。

そのときに問題となるのは教材です。

どの教材をどのペースで進めていけば良いか

これを間違えたら、学力は高まりません。

大切なことは、覚える算数にならないように、テスト度外視で、理解することを目指します。

スポーツ選手がフォームが大切なように、受験算数は書き方が大切です。

時間を急かされ、良い書き方をしなければという意識が低く、滅茶苦茶な書き方をしていたら、水泳でバタバタあがいて泳ぐのと同じようなものです。

勉強の場合は頭の中で組み立てることも可能ですので、滅茶苦茶に書いているようでも、そのかわり、頭の中で感覚的に組み立てられていたら、それで問題はありませんが、問題難度が上がってきますと、だんだん頭の中で組み立てることが難しくなります。

いまはよくても、長期的に考えると、やはり、良い書き方をしたいところです。

良い書き方に成長するのは、それを目的として執筆された教材を使う場合です。

当教材の小4対話式算数は、練習問題の解説は真似しやすい書き方にしていますし、その単元を基礎から導入する本編では、こう書いた方が良いということを理由などを添えて、多く記述しています。

実際に、小4対話式算数を使って学習した子を見ますと、一目瞭然で分かります。

小4の学習項目は3つ

当教材の対話式算数をご利用になる場合は、小4の学習は「計算」「場合の数」「対話式算数」の3本柱となります。

平面図形もやった方が良いですか?と聞かれましたら、諸手を挙げて賛成します。

難関校を目指していない場合は、場合の数よりも平面図形の方が優先順位は高くなり、「計算」「平面図形」「対話式算数」の3本柱となります。

計算

3年生のページでも書きましたが、引き続き、百ます計算が良いです。

公文などで、分数の計算や方程式に進んでも、仕組みを理解せずに覚えて解くだけでは意味がほぼありません。

暗算力を鍛えた方がはるかにいいです。

かけ算ならば、「15以下同士のかけ算」→「20以下同士のかけ算」→「25以下同士のかけ算」→「30以下同士のかけ算」とステップアップしていき、「50以下同士のかけ算」まで行けば、財産となります。

大事なことなので、もう1回書きますが、百ます計算はすべて暗算です

さらに、答えは一の位から書かずに大きい位から書きます。

暗算ができて、文章題や図形のときに素早く計算できる計算スキルを身につけることがポイントです。

数のセンスにも繋がります。

場合の数

場合の数は、当教材の小4特化【場合の数・書き出し】、小4長期【場合の数】の2点をお薦めします。

勢いよく学習して、小5長期【場合の数】まで進めても良いです。

tai-sanでは、受験算数の基礎となるのは「数のセンス」と「場合の数」だと考えています。

その2点を4年生の間にしっかり磨いていくことが大切だと思います。

対話式算数

自宅学習で対話式算数を使う場合の利点を挙げていきます。

  1. 解き方が良くなる
  2. 理解することに力を入れる
  3. 1問1問、飛ばさずに取り組む
  4. 基礎から1段1段積み重ねる
  5. 保護者がフォローしやすい
  6. 保護者が管理しやすい
  7. 教え方に一貫性がある

思いつくものをさっと書いただけですが、すぐにこれくらいの利点を見つけられます。

①は、対話式算数以外に解き方を教わることはないので、対話式算数通りに解いていくことになります。

②は、テストというものに追われないため、理解はできないけど「結局、この計算式で答えを求められる!」という質の低い学習になりにくいです。

③は、自分のペースでじっくり取り組めるという意味です。

④は、対話式算数のカリキュラムの特徴で、それを③のようにマイペースで取り組むと、基礎がしっかりします。

⑤は、自宅学習ならば、親子で同じ教材を同じように触れられるので、大人の方が子供よりも理解が正しく、早いのは当然です。

子供がどこで躓いているかが一目瞭然で、「○○を書いたら?」と一言伝えれば、それがタイムリーなヒントとなって解き進められます。

フォローして、最後は子供自身が答えを出して、「こうすれば解けるんだね」で締めくくる形が作られやすいです。

⑥は、自宅学習なので、当然、保護者の一元管理になります。

子供の立場に立ってみても管理は一人の方が勉強しやすいです。

⑦は、対話式算数は一人で執筆していますので指導論は一貫性がありますし、単元名が異なっても本質は同じという単元は、同じ解法で行く方針ですので、単元の本質をつかみやすいです。

平面図形

上にも書きましたが、場合の数と並行して平面図形をやるか、お子様の状況によっては場合の数を避けて平面図形をやるなど、平面図形も大切です。

ある程度、図形に慣れていくためと、計算が速く正確になることが目的です。

平面図形の教材としてお勧めしますのは、当教材の小4長期【図形H】と、小4長期【図形L】です。

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