小5の夏は場合の数

私は2014年9月に静岡に引っ越し、そろそろ満6年ですが、こんなに雨が続いているのは初めてです。

災害とは無関係なところにいますが、1日に数回、景色が一面真っ白になるくらいの激しい雨に見舞われます。

ネット回線には全く影響がなく、スカイプ指導は続けられていますので、それは助かっています。

スカイプ指導のときは、電車がうるさいので窓を閉めてエアコンを入れていますが、スカイプ指導以外のときは、気温が低く、雨が入り込んでくるときだけ窓を閉めますが、エアコンをつけずに、窓を開けて快適に過ごしています。

と油断していましたら、もう7月中旬で、例年なら、まもなく夏休みです。

今年は夏休みが短いとはいえ、3~5週間くらいはあると思いますので、勉強面で重要ではないということはありません。

今回のブログは、表題の通り、小5の場合の数についてです。

難関校受験勉強を逆算していきますと、6年後半に、高度な数の性質、高度な立体図形、高度な速さ、高度な平面図形が中心になります。

すると、6年前半は、立体図形や速さが中心になります。

5年後半は平面図形や場合の数が中心になります。

場合の数は5年後半だけでは足りません。

ということで、5年生の夏からしっかり場合の数をやらないと、場合の数に充てられる時間が不足してしまいます。

私の基本方針は、小3で書き出し特訓、小4で場合の数と平面図形、小5も場合の数と平面図形を年間を通して取り組むとしていますが、そのプランで学習していれば良いですが、塾のカリキュラム通りに学習していますと、場合の数が圧倒的に足りません。

特に四谷大塚の予習シリーズは場合の数が少ないと思います。

昨年はスカイプ指導で、とても優秀な5年生を教えていまして、その生徒さんは予習シリーズで勉強していたので、場合の数に全く力を入れていませんでした。

そこが不安点でしたが、夏に、スカイプ指導の受講回数を増やしてくださいまして(20回くらい)、そこで場合の数をやってしまいました。

かなり仕上がりました。

いまでは中学への算数の日々の演習や発展演習の場合の数はほぼ正解にできるレベルです。

どんなに優秀な生徒さんでも5年夏に場合の数に力を入れていなければ、6年生になって、いざ総合演習になったときの失速が恐いです。

上記の通り、立体図形、平面図形、速さ、数の性質の高度な問題は難しいので、6年秋まで手をつけにくいです。

6年秋に、そういう分野を学習しようとするときに、場合の数が仕上がっていたら、心強いのはいうまでもありません。

場合の数は、マニュアルを身につければ解けるという分野ではなく、総合力が問われます。

場合分けのコツや、様々なテクニック、問題に対する考え方を伝えても、結局は地力がものをいいます。

誤魔化しがきかない分野です。

そこで、教材の紹介ですが、小5長期【場合の数】をお勧めします。

最近、スカイプ指導で、中学への算数や、四谷大塚の教材、グノーブルの教材を使う機会が多いですが、場合の数を鍛えたいという生徒さんには、小5長期【場合の数】を使っています。

使ってみると、手前味噌ですが、やはり、力が付くのはこの教材だと改めて思います。

問題自体は飽き飽きしているくらい何回も見ているので、私の中では新鮮味はないのですが、力が付くという視点に立つと、これしかないと思ってしまいます。

ちなみに、上記の昨年の優秀な生徒さんも、小5長期【場合の数】を一気に片付け、その後、中学への算数の日々の演習に入りました。

その進み方がエリート街道だと思います。

難関中学を目指す方で、あまり場合の数に力を入れてこなかった方は、この夏を最後のチャンスという気持ちで場合の数に取り組んで欲しいと思います。

あまりこういう煽り方は好きではなく、日頃、最後のチャンスなどと言いませんが、5年生夏の場合の数は本心です。

難関中学に受験なさった受験終了組の保護者様や、現在6年生で難関校を目指されているご家庭で、この意見を否定される方はいないのではないでしょうか。

小5長期【場合の数】に取り組めば、それで十分だと思っていますが、軌道に乗るために直接指導を受けたいという方へ、スカイプ指導を5回ほど行い、そこで基礎力をつけて、その後、小5長期【場合の数】を自力でやってもらうプランも有りだと思います。

5回の授業でしたら、下のような流れになります。

  1. 並べる問題
  2. 書き出す問題
  3. 選ぶ問題
  4. 総合演習1
  5. 総合演習2

1や2でつまずいた場合は、4や5が減ります。

私の基本方針としまして、樹形図はほぼ書かず、枠で対応します。

樹形図に慣れると、難問で正解までたどり着きにくくなります。

場合分けの仕方、戦略的な考え方を、特に丁寧に説明します。

是非、小5の夏は場合の数に力を入れて、難関校受験の良いスタートを切って欲しいと思います。

 

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