5年「割合と比」導入教材完成しました

9月頃から、メイン教材の5年生の対話式算数の「割合と比」を大幅に改訂し始めました。

なかなか時間がとれず、進捗状況が悪い期間もありますが、ようやく完成しました。

第51~58話の8回分です。

 

ポイントは、分数の割合を学習する前に、比の学習をすることです。

線分図よりも表を活用することも特徴の1つです。

改訂し始めたときは、途中で流れがおかしくなり挫折する覚悟もありましたが、結局、最後までそのようなことはなく順調に進みました。

比から入ることで、スムーズに割合が身についていきます。

 

そもそも塾ではなぜ分数から始めるのでしょうか?

分数を学習したついでに割合もやっちゃえという感覚だと思います。

私もそうですが、多くの算数講師は、割合の分数を4年生や5年生の前半に塾で教えるときは、例えば、100円の5分の3というとき、100を5等分したうちの3つだから、100÷5=20で、その3倍の60という教え方をしていると思います。

そうでないと、イメージできないからです。

 

いまの考え方は、まさに比です。

100円を3:2に分けるという考えとほぼ同じです。

比ならイメージできて、身につくという証明でもあります。

私が新人講師と呼べるくらいのころ、上司に「どうして分数を先にやるんですか?」と聞いたら、5分の3を見て3:2にできないからというような答えが返ってきました。

そんなことはあるわけがないのは、実証しています。

 

学習指導要領と同じ流れで行かなければいけないと思われる人は、分数から入っていけばいいと思いますが、イメージして、早くしっかり身につけたい方は、比から入るのが良いと思います。

デメリットは無しです。

基本的に表でまとめていきますので、線分図は書いたけど、結局できないというよくある悩みがなくなり、線分図よりは答えまでたどり着く確率は上がります。

線分図は「残りの○分の△」という表現のあるときに限定して使用していますので、判断も容易いと思います。

 

今回、新規作成記念ということで、11月22日0時まで51~58話の8回分を30%OFFで販売いたします。

定価6400円→4480円+消費税で4928円になります。

また、ご感想を送ってくださるとお約束いただける方限定で、100%OFFでお渡しいたします。

2ヶ月以内に2~3回メールでご感想をいただくことを条件とさせていただきます。

教材を常に改善していくことを心がけていきますので、褒めてくださるよりも、ここが良くないというように、厳しいご意見を歓迎しております。

あいにく、私は褒めて伸びるタイプではなく、ここを変えたら良くなると期待してくださると、頑張るタイプです。

5年生で、この秋に、成績が伸び悩んでいる方はいないでしょうか?

割合と比がうまく入っていかないことにより、比の文章題(速さなども含む)や比の図形も苦戦します。

是非、新6年生になるまでに比を一からしっかりイメージしながら学び直して欲しいと思います。

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

TOP