特殊算の第4週目は、「消去算」です。
これで、4年生で学習する特殊算「和差算」「つるかめ算」「平均算」「消去算」の4部作が終了です。
特殊算は教え方次第で身につきます。
「塾でよく身につかなかった」という場合でも、他の単元と違い諦めてはいけません。
そういった方にはこの4単元だけでも単品購入をお勧めいたします。
消去算は、そろえて消去するだけですが、講師によって、書き方の癖が現れる単元です。
線分図にしたり、○や△を使ったりです。
対話式算数では、代入法も消去法も同じ書き方で解きたいので、兼用できる解き方にしています。
興味のある方はこちらにどうぞ
第28話:消去算①の概要
28・1
簡単な問題から導入したいので、片一方が最初から揃っているタイプから始まります。
次に片一方を何倍かする問題です。
可能な限り詳しく書きました。
A4で5枚以上です。
消去算のこの1つのテーマにこれだけの分量を取っている教材は他にはないでしょう。
28・2
いよいよ両方何倍かしてそろえるタイプです。
このタイプを数多く練習する必要があると思っていますので、早めの登場です。
どっちをそろえるかというテクニック的な話も入れています。
28・3
表を書いて、工夫をして解く問題を扱っています。
工夫の仕方も説明しています。
余談として、芋づるの話を入れました。
今回の画像はそこからきています。
28・4
代入の問題も消去法の問題と同じような解き方にしています。
対話式で分かりやすくなっていると思います。
しっかり定着できるまでくり返して欲しいです
別解で面積図でも説明していますが、代入の練習に励んだ方がいいと思います。
28・5
最小公倍数で個数をそろえて代入する問題です。
レベルは高いです。
丁寧に解説していますが、5年生になってから学習しても良いと思います。
練習問題
問題番号 | 難 | 講評 |
1 | 消しゴムをそろえましょう。 | |
2 | 小説を求めますが、小説をそろえましょう。 | |
3 | 初めて解くときはなかなか正解にならない問題です。構成を考えます。 | |
4 | ハンバーガーをそろえましょう。 | |
5 | どちらをそろえてもいいですが、大人も子供も求めましょう。 | |
6 | 先週の平均算でもやりましたが、全部たす習慣を身につけましょう。 | |
7 | これも全部たす問題です。 | |
8 | ★ | 問題文を変えて考える問題ですのでレベルが高いです。飛ばし可ですが、こういう解き方に慣れて欲しいです。 |
9 | 表にまとめます。リンゴとミカンは簡単に求められると思います。 | |
10 | ノートを鉛筆に買いかえましょう。高くなるか安くなるかをしっかり考えましょう。 | |
11 | ★ | クッキーをチョコレートに買いかえましょう。個数をそろえるときに値段も変えましょう。 |
12 | ★ | ミカンを求めますが、ミカンをそろえて、ミカンをリンゴに買いかえた方がいいです。 |
※難度の★がついているものは、難しめなので、先送りでもいいです