過去問を解き終わったらどうするべきか

6年生は、夏休みや9月から過去問演習を開始している人が多いと思います。

いつから始めるのがベストと決まっているわけではなく、過去問演習が力をつける題材となっているようでしたら、早めに扱い始め、力を試すとか、経験を増やすということが目的であれば、11月頃からのスタートでも良いと思います。

今回のブログでは、過去問の解き方、解いた後のフォローの仕方を説明していきます。

今年の6月から始めた塾講師ラジオでも、雑談ということにしていますが、真剣に過去問の扱い等も語っています。

今回は算数の過去問の扱い方をより具体的に書いていきます。

とは言いましても、夏休みはなかなか時間が圧迫される時期ですので、短めのブログにしたいと思います。

 

まず、過去問を解くときは、問題を解くごとに、経過時間を書くと良いでしょう。

どの問題にどのくらい時間を使えるというのは、制限時間のあるテストであれば避けて通ることができないファクターです。

テストが終わった後に、ここでこんなに時間をかけてはいけないという振り返りをすることで、時計を意識した取り組みができるようになると思います。

 

自信のまあまあある問題、自信がないのであとで見直したい問題、いい加減に解いてしまった問題の3つの印を付けてもいいと思います。

自信のある問題の正答率、自信のない問題の正答率、いい加減に解いた問題の正答率を知ることで、入試が近づいたときの焦りや不安を和らげることができます。

 

解く時間は、本番の5割増しくらいまでならいいと思います。

ときどき、練習は短めの時間で解き本番で余裕を持たせようという作戦の塾講師がいますが、私は、その作戦は嫌いです。

時間をかけてもいいですが、すべての問題をやる必要はないと思います。

 

解き終わったら採点をします。

実力を測るために、解答はお子様の手の届かないところに置き、採点は親子一緒にやるといいと思います。

そのとき、合格者平均点を予想します。

70点くらいだと思ったら、70点を取れればいいわけではありません。

家でリラックスしているときと入試本番の独特の緊張感の中では、得点力が異なる場合があります。

85点くらいは取りたいところです。

 

できなかった問題のうち、典型題ならば、その問題に近い典型題を探し、10問くらいは練習しておくといいと思います。

過去問演習で大切なことは、その入試問題をもう1回解いたときに満点を取ることではなく、完成されていない単元を完成に近づけることです。

過去問をそのきっかけとして使いたいので、早めに開始した方が良いというわけです。

極論すれば、典型題の完成が目的です。

 

捻りのある問題ができないときは、どうしてできなかったかよく分析します。

力のなさではなく、書き方を責めましょう。

どう書いたら答えが自力で出るのかを考えます。

良い解説があれば、それを参考にできますが、市販の過去問集の解説では真似ができるような模範的なものになっていない場合が多いと思います。

嘆くのではなく、自分で考えてつくり出しましょう。

「こう書けば、この類題は次は解ける!」というように締めくくれるといいと思います。

繰り返し解く必要はありません。

初見の問題の立ち向かい方が重要です。

 

合格者の平均点にもよりますが、完全に避ける問題が合ってもよいです。

正答率20%以上の問題をきちんと取っていけば偏差値60以上は余裕で取れるという体験を模試でしてきたと思います。

過去問演習では、正答率は分かりませんが、そのような意識でいいと思います。

あまり点数が取れないとつまらないと思いますので、まずまず点数が取れる過去問を多めに解き進めていくといいと思います。

 

今後もたびたび過去問については書いていきたいと思いますので、今回はここで中締めしたいと思います。

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