優秀な子はなぜ優秀か

最近は、学校によって夏休みの期間は違いますが、私は7月21日から8月31日までの42日間を夏休みだと思っています。

そうすると、8月10日で、ちょうど前半戦終了で、8月11日から後半戦スタートです。

前半を振り返ってみて、充実した!と思える生徒さんはどれくらいいるのでしょうか。

塾講師時代は、夏に入って力をつけたと思えた生徒さんはクラスの3割もいなかったと思います。

相対的に力をつけていくのは難しいようです。

スカイプ指導で、6年生でほぼ毎日受けている生徒さんが数人いますが、さすがに大きく力をつけているような気がします。

 

スカイプ指導をしていますと、やはり優秀な子は違うなと舌を巻くことが多いです。

難しい問題を正解にしているからというのは当然のことなので、そのことについてではありません。

納得することが勉強という姿勢でいることです。

「どうしてこの式で答えが出るんですか?」という質問を優秀生からよく受けます。

その質問を連発するようになることが1つの到達点です。

 

昨日のブログで書きましたが、場合の数で5人がならぶときは、5×4×3×2×1=120通りになります。

5人から2人を選ぶときは(5×4)/(2×1)=10通りになります。

この式を覚えれば、典型題はほぼ解けるでしょう。

そして正解になって、達成感を感じるようでは優秀な子の学習とは程遠いです。

 

式など覚えなくても、どうしてそれで答えが出るのかを納得すれば、自然と式を組み立てられます。

手っ取り早い式があれば、近道をする感覚で式を覚えることになると思いますが、最初から式を覚えれば解ける!という姿勢ではいけません。

 

算数で、公式丸暗記で仕方が無いのは、円錐などの錐体の体積の公式と、円周を求める公式(円周率)ぐらいです。

分数のわり算や、3数の最小公倍数は4年生では理由を理解するのは難しいので、4年生に限れば、その2つも覚えるだけでもいいと思います。

塾や講師によっては、覚えることに力を入れる指導をしているようですが、それでは考える力がつきませんし、納得する姿勢ができている優秀生に近づくことはできないと思います。

 

最近、とても簡単な基本事項を書いて、これができれば成績がグングン上がるというような論調のブログが増えてきている気がしますが、そんなに簡単に成績が上がるわけがありません。

大人のダイエットやタバコと同じです。

成績を上げるには、苦労が伴います。

その苦労というのは、たくさんの問題を解くことや、難しい問題を解くことではなく、納得できないことを1つ1つ解決していく姿勢を持ち、それを実行することです。

 

よく、算数は先天的な能力が重要と言われますが、本当にそうなのでしょうか?

優秀な親は、疑問を持ち、納得することの大切さを子に伝え、それを子がいつの間にかそういう習性が身につき、能力を上げているということも考えられます。

ちょっと空を見るだけでも、どうして空が青いか、雲が浮かんでいるか、飛行機は飛べるか、鳥の足は2本か、夏は暑いのか、夕陽は赤いのかなど、いろいろなことに疑問を持つように声掛けすることは可能です。

質問攻撃の度が過ぎると、お子様もウンザリすると思いますが、ときどき、どうしてだろうね?というように発問すると良いのではないでしょうか。

子育てHowTo本に、子が質問したら、「いま忙しいから、あとにして!」と言ってはいけないというようなことが書かれていますが、それで十分ではなく、質問をする環境を作り出すことが必要です。

 

得意科目にしたければ、興味関心を持つことと、言われることが多いですが、疑問点が納得できてこそ、興味が出てくると思います。

解き方の式だけ身につけ、類題が解けて点数が取れて、よし!これでこの教科が好きになるかも!と考えるのは、あまりにも単純です。

少しでも難しくなったら解けなくなり元の木阿弥です。

点数が取れれば興味が出るのではなく、納得できてこそ、興味が出てくるととらえた方が良いと思います。

 

今回はやや熱くなりすぎましたが、今年のこの猛暑が原因かもしれません。

これからも熱いブログを量産していくことになるかもしれません。

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