5年生用分数の問題集販売

年末の大掃除というわけではありませんが、パソコンの教材フォルダ内を整理しておりました。

使う予定は特にないけど捨てるのももったいないと思っていた、基礎の一行問題集がありました。

せっかくなので、そこから何か編み出せないかと考え、ふと5年生の計算問題集を作ろうか?と思いました。

計算問題集ならば市販のもので十分と思っていますが、せっかく作るのであれば、他よりも学習効果の高いものを作りたいと考えました。

 

最近、趣味のサーキット走行をあまりしていませんが、サーキットで速く走るためには、スキルアップする必要があります。

そこで大切になるのが、テーマを決めて、それを克服できるように取り組むことです。

いきなり100点満点を目指すことなどは不可能なので、1つ1つテーマを立てて、それを順々に克服していくことが必要です。

そういったことを意識することなく、猿のようにサーキットを走り回り続けても、上達はしないという世界です。

 

これは勉強でも、他のスポーツでも同じだと思います。

何をテーマとして取り組むかを意識しなければ、ただひたすら練習しても効果は低いでしょう。

練習をやってもなかなか成果が出ないという場合は、テーマを決めていない、あるいは大雑把すぎてテーマと呼ぶことができないテーマになっているのではないでしょうか。

 

話を計算問題集に戻します。

学習効果を高めようとする場合は、目的を定めてそれをマスターできるような構成にすることは必要です。

目的は、細かい方が良いです。

例えば、「偏差値70になる問題集」なんていうタイトルの教材があったら、胡散臭くて仕方がありません。

偏差値70を取るためには、どういうことが必要で、それをどうやってクリアーしていくかということが記されて、初めて食指が動きます。

 

今回の計算問題集は、分数にターゲットを絞りました。

問題数は90問とし、1日3問で、1ヶ月のトレーニングで分数の力を付けるというものです。

レベルは、入試問題と見くらべると、東京都市大、本郷、東洋英和、品川女子の計算レベルです。

学校の偏差値と計算問題のレベルは異なりますので、ご注意願います。

そのレベルの問題に集中して練習をすると力が付くと考え、レベルの差はとてもコンパクトになっています。

 

特徴としましては、第1に余白欄が十分あるということです。

これは市販の計算問題集ではコスト的に難しいです。

ノートに問題を写して、それを解いていくのは面倒くさいです。

コピーして切り貼りしたり、PDF化して編集するのも面倒くさいです。

 

教材をダウンロード販売している利点を生かしました。

毎回、A4の問題用紙に3問載せています。

全30枚のプリントになります。

十分な余白欄だと思います。

それでも不足という場合は、B4やA3などに拡大コピーもできます(お勧めしませんが)。

 

話が前後しましたが、計算練習は、1回2問か3問がベストだと思っています。

計算だけなら3問、他の一行問題があるならば2問です。

それ以上は苦痛ですし、集中力低下などの恐れもあります。

淡々と10問解くよりも、丹念に2・3問解く方が計算力が増します。

これは、前述のサーキット走行の練習と同じことです。

 

2つ目の特徴として、逆算を入れていません。

逆算をやる前に、しっかり分数を解く力を付けて欲しいという狙いです。

言い方を変えますと、分数が得意でないのに逆算をやるのは、効率の悪い勉強だと思っているわけです。

いきなり、分数の練習と逆算の練習をミックスさせている計算問題集を見かけますと、どういう層を対象にしているんだろうと思ってしまいます。

できるようになる計算問題集ではなく、できる子用(やる必要がない子向け)の計算問題集だと思ってしまいます。

 

第3の特徴は、小数と分数の混合算は載せていることです。

とは言いましても、分数の練習ですので、小数は分数に直すというものばかりです。

混合算は、普通は、小数で解くか、分数で解くかを判断することが大切なのですが、この教材は、まず「こういう小数は分数に直すのが常識なのか!」と感じ取って欲しいという狙いです。

 

1回3問ですので、解く時間は3~6分くらいだと思います。

○付け、間違えたところの発見と修正と合わせても15分以内で終わると思います。

毎日行えば、1ヶ月で分数の基礎力は十分というレベルまで達します。

1日置きに行えば、2ヶ月で分数の基礎力は十分というレベルまで達します。

 

5年生で、新6年生になる前の今の時期に学習することが最適です。

頑張っている4年生、凄く頑張っている3年生にもお勧めです。

6年生で、入試まであと1ヶ月だけど、分数の計算に自信がない人にもお勧めです。

 

間違えたときは、どこで間違えたか発見し、そのミスの仕方を経験として覚えておくことが大切です。

そのため解説はありません(もちろん答えはあります)。

頑張って間違いを探すことを大切です。

ただの計算問題集ですが、作っている以上は、拘りの部分もありますし、他の問題集に負けないという自信もあります。

料金は300円(税込)です。

小5対話式算数年間一括購入者などの小5探求会員様は無料といたします。

是非ご検討願います。

詳しくはこちら「小5分数の計算」

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